愚ダメ記、真誤付き、思い津記

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天気予報の怪

2021-09-02 | 日記

「天気予報と言うのは当たらぬもの」と言われたのは昔のこと、「晴か雨か」という単純な問いに関しての確率論的な「不確実性」を許容すれば、多種多様かつ詳細なデータと科学的計算・予見に基づいた近年の天気予報は、大きく外れることは少ないと感じて来た。ところが、今年は一週間先の予想が全く逆転するということが多い。「前線が消えて来週は晴れの日が続く」と「晴マーク」の並んだ週間予報を見てそのつもりでいると、ある日その一週間が全て雨と曇りに変えられてしまっている。

 大体、夏の真っ最中に「梅雨前線?、秋雨前線?」が長々と停滞するなんてどういうことだ、と言いたくなる。9月に入って早々にまたもや停滞前線が日本列島に居座ってしまった。しかも、この前線が消えると「太平洋高気圧」が日本を被うのだとか。「とすると、やはりこの前線は梅雨前線の追加なのか?」と思いたくもなる。それとも、日本列島全体が屋久島のように「一年中、雨が絶えない列島」になってしまうのか?。これからの秋や冬の気象にもこのような「例外的な現象」が起きるのだろうか?、比較的先の読めた日本の四季の有り様も、これからは先の読めない「季節予想のできない」天候に変わっていくのだろうか?。まるで、「気象の仕組みを全く知らずに、晴れや雨に一喜一憂した子供の頃」に戻っていくような気分になる。