3日土曜日の深夜に前回記事「さようなら初代Gucchan号」をアップしましたが、
この3日間、このブログはビックリするようなアクセス数となっています。
ただ、そろそろ落ち着きかけていますし、
寂しい記事はさっさと過去記事にしちゃおうということで、
大した内容ではありませんがアップデートします。
NEO-Gucchan号が我が家に来て以来、すでに数回船外機をかけています。
自宅の駐車場で試験的に2回ほど、
そして出航した2回、さらに帰宅後の潮抜きの2回ですね。
最終的には船外機はちゃんとかかり、その後はエンストすることなく快調ですが、
最初のセル回しで一発始動は一度もありません。
取説には5秒以上セルを回すなと書いてありますので、
その通り5秒でダメなら一度止めて、少ししてからまたセルを回す、の繰り返し。
だいたい3~4回目くらいで船外機に火が入り、一度くらいは停止することが多く、
その後1~2回目でようやくちゃんとかかって、アイドリングが安定します。
この原因は?
コックピット周りを確認してみると、あれ?
船外機のアクセルレバーがなぜかスズキ製です。
?????
実はホンダのBF30D純正のリモートコントロールレバーには、
ファストアイドルレバーという、補助チョークのような小さなレバーがあります。
これですね。
でも、スズキのレバーにはありません。
うーん、これが原因か?
そもそも、なぜホンダの船外機なのにスズキのレバーなんだろう?
困ったときは前オーナーに質問です。
スズキのレバーを使っているのは、
コンソールボックスの形状から最も座りがいいのがスズキ製だから、だそうです。
つまり、前オーナーではなくマリンモーターさんの意向であり、
新艇時からこの組み合わせなわけですね。
確かに上の図でもわかる通り、ホンダの純正レバーだと、
コンソールボックスの現在の位置につけるとキーの場所が下になるし、
レバーが上向きになるようにつけると操船しづらいかもしれませんね。
前オーナーはファストアイドルレバーの存在すら知らず、
普通にセルを回して、必要に応じてニュートラルで船外機をふかして暖めていたとのこと。
そもそもオートチョーク仕様なのに、
ファストアイドルレバーなんてものがある方がおかしいとぐっちゃんも思います。
そこで少しでも船外機のかかりを良くしようとスパークプラグをチェック。
3気筒あって、左と中の2本はいい感じで焦げてはいますが、見た目問題なし。
右の1本が問題ですね。
かなり錆びた感じに見えます。
まさか1気筒死んでいたわけじゃないでしょうが、これは交換時期ですね。
おそらく、左2本は交換してまだ日が経っていなくて、右の1本だけが古いのではと思います。
今回は始動性を良くするのが目的なので、
船外機への使用に賛否両論があるイリジウムプラグを試してみようと思いました。
ネット通販で1本799円。ノーマルプラグとそれほど変わりません。
これで性能が上がり、プラグの寿命も長くなるという謳い文句通りならば最高です。
トラブル報告もゼロではありませんが、
「性能と燃費が上がった」「始動がスムーズになった」という肯定派と、
「全然変わらない」「パワーアップが感じられない」という否定派に別れるものの、
大半は「高額なプラグを使いメリットがあるか」が争点であり、
変わらないか良くなるかの違いで意見が分かれているように思います。
まず悪くなるということは無さそうです。
つまり、やってみる価値はあるだろうと判断し、ノーマルの予備プラグがあるにもかかわらず、
イリジウムプラグを購入したという次第です。
左が上の写真で一番錆が酷かった今までのプラグ。
右は今回購入したイリジウムプラグです。
そもそも電極の形が違います。
ひとつだけイリジウムプラグというわけにはいきませんので、
まだ使えそうな2本も御役御免として交換しました。
交換後に船外機を始動させようとセルを回すと、
初めて一発始動してくれました。
たまたまかもしれませんが、ぐっちゃん的には満足です。
一応、高価?なプラグの効果が出たと思うことにします。
冬場には始動後のアイドリングをアクセルレバーで少し調整するとか手間がかかるかもしれませんが、
前オーナーはこの形状で10年使ってきたわけで、基本ノントラブルだったようですから、
これからも多分大丈夫でしょう。
順調にアイドリングし、冷却水を吐き出すBF30D。
次回の釣行時にも一発始動でお願いしますね(笑)
ところで、ギアオイル注入排出口のネジや、水洗プラグのネジを簡単に開けたくて、
インパクトドライバーが安かったので衝動買いしました。
ギアオイルの注入排出口はこのアイテムを使えば超簡単に開きます。
これは便利です。
でも、水洗プラグのネジの方はひどく固着してしまっていて、まだ開いていません。
もう少し頑張って試してみて、ダメならプロに任せます。
今週も台風が日本列島を襲いそうです。
関東太平洋側は8日の木曜日がピークなので、週末は台風一過ですね。
いよいよ外房秋シーズンが開幕します。
最初は釣果よりもNEO-Gucchan号と外房のマッチング確認が重要ですね。
それではまた おやすみなさい
私も以前9.8psに付けました。
正直パワーアップしたのを確実に感じました。
だけどそのプラグを付けてから船外機の
調子が徐々に悪くなってきました。
アイドリングしていると回転数が落ちてきて
ストップします。
そして徐々にエンジン自体掛かりずらくなり
最期には一切掛からなくなりました。
イジリュウムはエンジンとの相性があるのでは?
ヤマハは相性が良いと聞いた事があります。
本田はどうでしょう。
なんだかんだメーカーの推奨する物を使うのが
よろしいのではないでしょうか。
あらら、たーさんはイリジウム否定論者でしたか。たーさん船外機のトラブルはよく知っていますが、どう考えても原因はプラグではなく別にあるように思います。所詮電極を細くしただけの普通のプラグですよ。
ただ、ホンダもNGKも公式に認めてません。たーさんのトーハツ用は、NGKが使用を認めていましたよ。ちなみにデンソーはホンダ船外機への使用を公式に認めていますから、いま考えればデンソー製にしておけばよかったかな?
まぁ、どちらも変わらないと思いますけど。
とりあえず様子を見て、調子が悪いようなら純正に変えますよ。
アドバイスありがとうございます。
こうして手を入れている時って楽しいですね。
自分は、メーカー推奨品を使用しています。
がんばれー!
ゴムボ時代は純正品しか使いませんでしたし、それで不満を感じませんでした。ただ、イリジウムプラグには興味があったので、この機に試してみようと思いました。
何事も経験だと思います。もちろん、予備のノーマルプラグ3本は常時ボートに乗せておきますよ。
ボートいじりって楽しいですよね。FRPはいじり甲斐がありますし。
普段からまだ何かやることはあるかな~って考えています。そもそも現役のボートを買ったんですから、何もしなくても海に出れるはずなのに…(笑)
硬いネジには、ネジザウルスがありますがネジの頭が少し出ていないと使えません、ギヤオイルのドレーンには厳しいかも。
私はドライバーのシャフトの根元に10mmか12mmくらいの六角のナットがついていドライバーが使いやすいです、六角部分にメガネレンチを掛け、全体重でドライバーを押し付けておきメガネレンチで回す、または、誰かに回してもらうと回ると思います。
車屋のアドバイスでした。
洗浄プラグのネジですが、インパクトドライバーでも開かず、ジェットタイプのチャッカマンでネジを熱してさらにインパクトドライバーで叩いたところ、1/3ほど回りましたが全然外れません。おっしゃる通り、これ以上のチャレンジは他に弊害をもたらすのではと思い、中断しています。
ちなみにギアオイルの方はインパクトドライバーを使うと全く問題なく回ります。おそらく、ちゃんとした道具を使えば普通のドラバでも開くレベルだったのでしょう。
洗浄プラグの方はおそらく数年開けていないはずなので、民間車検場などのプロに任せるのが妥当かもですね。