11月21日~23日、今年何回か目の3連休です。
このところ、天候が悪かったり船外機トラブルがあったりして、
もう2ヶ月近く満足なゴムボート釣りをしていません。
今度こそ!と期待して準備を進めました。
が、
21日は天気も海況も良さそうでしたが、第3土曜日なので禁漁日です。
23日は全国的に雨が降り、風も吹いて海は荒れ予報。
で、
残された22日はどうかというと、
北風がYahooで5m/s、海快晴で10m/s。
波はYahooが3mうねりを伴う、海快晴は0.7m。
判断に悩むところですが、
風はYahoo、波は海快晴を信じ、一か八かで外房に行くことにしました。
沖は厳しいでしょうが、シャローなら何とかなるかな、という感じでしょう。
今回は相棒I君も一緒です。
現地に着くと、ホープ製のカートップボートを積んだ車が一台。
これはあひさんですね。
隣にもう1台停まっている車は彼の相棒の宮ちゃんでしょう。
準備を進めていると、
「泳がせの魔術師」ステキチさんも登場。
さらにビル・ジャックさんも。
皆さん、わずかな可能性にかけてのチャレンジです。
今回は2人用艤装の初披露です。
左右にアルミレールをつける形ですから乗り込むのに苦労するかと思いましたが、
意外に簡単にクリアできました(笑)
PM6:20、日の出の時間に出航。
わずか数十メートル進んだところで船外機がストップしてしばらくかからないトラブルがありましたが、
感覚としてはガス欠症状だったので、キャブのメンテナンス後でうまくガソリンが供給されなかったのでしょう。
同じくキャブのメンテナンスをしたというビル・ジャックさんも同じ症状で苦労していました。
程なくして船外機が復活。その後は順調でした。
風は朝からけっこう強く、体感でも5m/sではきかない感じ。
それでも、沖まで行けるのは朝だけだろうという事で、思い切ってジギングポイントへ。
風は北東から南西へ強く吹いています。
潮は西から東への正潮で、けっこう早い感じ。
水温は21度強で、けっこう高めです。
潮の色も上々で、ベイト反応も青物反応も出ていました。
「釣り難いけど、釣れそうな感じ」
ただし、波風以外に問題がもうひとつ。
たくさんの遊漁船が根の上を陣取っています。
なるべく遊漁船の邪魔にならないようにライン取りして、ジギングを開始しましたが、
矢印の漁船がわざわざこっちに近づいてきて、
露骨に船の先端をGucchan号にあてんばかりの嫌がらせ操船をされました。
「そんなところでやってちゃ危ないだろうが、ゴラァー!」
みたいな事を言っていましたが、正直、これには超腹が立ちました。
こっちが少しでも操船ミスをすると、
船同士が衝突して大事故になりかねないくらいまで接近して嫌がらせをしてきたのです。
遠慮して邪魔にならないようにメインラインを外しているのに、
ワザと嫌がらせをしてくるなど、海の男の風上にも置けません。
お互い気分良く釣りができるよう配慮いただきたいと思います。
※不特定多数の方々に読まれるブログにふさわしいよう、一部文章を変更しました。
潮と風が真逆なため、風の強さの割にボートの流されるスピードはゆっくりです。
しかし、130gくらいのジグではドンドン流されてしまい、釣り辛いったら…。
さらに、ポイントを外れて移動しようとすると、横波がガンガン打ち付けて、海水が船内に入ってきたりします。
3~4回流したところで、ますます風が強くなり、いよいよ厳しくなってきました。
ここでジギングポイントに見切りをつけて、シャローへ移動します。
シャローも風が強いですが、波は沖ほどではありません。
ここでキャスティングにチェンジ。
これが今回のぐっちゃんの装備。
3連ロッドホルダーの右側は認証旗のポールです。
真ん中がMCワークスの653SSでジギングタックル、左端のベイトタックルはスロージギングタックルです。
で、キャスティングタックル、
矢印のロッドは・・・?
現在、ぐっちゃんのキャスティングロッドBlue Sniper80/5はご存知の通り入院中。
前回はショアジギングロッドの100MHで代用しました。
その後、サブのキャスティングロッドの必要性を感じ、いろいろ探していたのです。
キャスティング錦糸町店でこれは!という中古ロッドを見つけました。
値段は…、ややガイドに錆が入っているにもかかわらず38000円!
店員さんに値下げ交渉をしましたが、交渉決裂!
Yahooオークションで同ロッドを探してみたところ、だいたい40000円くらいします。
そんな話を相棒I君にしたところ、
「おいら、それ持ってますよ。あまり使う予定がないし、売りましょうか?」
な、なんですと!?
「今度一緒にゴムボ乗るときに持って行きますから、一度使ってみてください。
気に入ったらお売りしますよ」
「マジマジ?いくら?」
「10万円」
「・・・・・・。」
お約束のこのようなやり取りがあった後、この日の釣行となったのです。
つまり、この日はニューキャスティングロッドの試用&デビュー戦でもありました。
そのキャスティングロッドとは、
またしてもMCワークス。セブンマイルズです。
「SEVEN MILES 777CR TUNA special」
また10回ほどしか船に持ち込んでいなくて、ヒラマサもマグロもかけた事がないそうです。
130cmクラスのシイラで入魂したけど、鼻歌交じりで釣り上げたとのこと。
I君はぐっちゃんと違い道具のメンテナンスをすごくしっかりしているので、
まさに「新品同様」でした。
持つべきものは釣友ですね。
というわけで、今回の釣行はセブンマイルズのデビュー戦でもあったわけです。
使ってみると、3インチの差ですが、Blue Sniper80/5に比べ随分短く感じます。
短いという事は扱いやすいという事ですが、飛距離は・・・。
ちゃんと飛んでくれました。ティップにしっかりプラグが乗る感じがあります。
これで、ドラグMax13kgは素晴らしいです。
将来、オーバースロー禁止の外房ジギング船に乗る事があったとしても、
この長さなら十分使用に耐えますね。
ところで移動中のひとコマを。
この男、船外機の音が大きくなると眠りに落ちます。
まさに釣り師の本能。普通は移動中でエンジン音や揺れが大きいと寝れないと思うのですが、
船慣れしているこの男には子守唄なのです。
それにしても、ゴムボートのチューブに座って、移動中にこの寝かた(笑)
しかも、波を乗り越えるときに水が入り込んでくるほどの荒れ状態なのに、です。
後から確認してみたところ、この移動の記憶は彼にはありませんでした(爆)
Newロッドを使って投げ続ける事2箇所で2時間。
慣れない2名乗船で、ちょっとおかしな姿勢で投げ続けたために、
腰や右肩がとても重くなってきました。
風や波はいっこうに納まりません。
沖を見ると、遊漁船が大量にいます。
風も波も東側から来ていますから、
おそらく、外房東側の海上は大しけで、比較的穏やかなこの地域に集合してきているのでしょう。
後から確認したところ、外房大原港のジギング船も午後は休船となったところが多かったようです。
「今日は目的も達したし、ここまでにしようか?」
「OK、帰りましょう」
2人の意見が一致して、珍しくAM9:30に沖上がりとしました。
まだ誰も帰ってこない11:00頃に片付けがほぼ終了し帰路へ。
自宅近くの超有名ラーメン店に並んで昼食食べる余裕もありました。
今回は釣果以外のミッションは遂行できました。
もともと出航できるかどうかも微妙だと思っていたので、早上がりの後悔もありません。
ステキチさんやあひさんはしっかりヒラメを釣り上げていたようです。さすがですね。
我々のヒラマサ釣りミッションは次回に持ち越しとします。
Blue Sniperが帰ってきたらどちらを使うか悩むところですが、
とりあえずヒラマサ入魂するまではSEVEN MILESを使い続けようと思います。
次回は海況が良いことを祈ります。
それではまた おやすみなさい