ちょっと久しぶりの観光報告です。
今回は有名どころではありません。
わざわざ行く価値は???なところです。
ぐっちゃんの通勤路には国営飛鳥歴史公園があります。
その国営飛鳥歴史公園は大きく3ヶ所に分かれていて、
一番北が甘樫丘(あまがしのおか)地区、
真ん中が高松塚古墳周辺地区、
一番南側がキトラ古墳周辺地区です。
地図で見るとこんな感じ。
赤丸で囲んだところが既に紹介済みの観光スポット。
そして今回行ったのは赤い矢印の先、
国営飛鳥歴史公園キトラ古墳周辺地区にある、
檜隈寺(ひのくまでら)跡です。国の史跡だそうですよ。
ぐっちゃんはこの地で生活を始めるまで、その存在すら全く知りませんでした。
檜隈寺の前には、檜隈寺跡前休憩案内所があって、
ここに駐車場もあるのですが、
会社帰りに寄ったので既に17:00を過ぎていて、
駐車場はロープで入れなくなっていました。
ただ、道沿いに駐車スペースが3台分ほどあって、そこは利用可能でした。
なお、ここをさらに進んでいくと、明日香村近隣公園というちょっと立派な公園もあります。
檜隈寺があった場所には、現在は於美阿志神社(あみあしじんじゃ)が鎮座しており、
檜隈寺の面影は十三重石塔(重要文化財)が残るだけとなっています。
なお、この界隈は数度にわたり発掘調査がなされていて、
多くの出土品と共に、檜隈寺の境内の構造などもわかっているそうです。
これが於美阿志神社です。
しっかりお参りしてきました。
そして、
十三重石塔です。
始めからこんな形だったのかと思っていたら違うそうで、
一番上の段はかなり削れてしまって変形しているんだそうですよ。
境内には、
宣化天皇檜隈廬入野宮跡、と記された石碑がありました。
最初の地図でもお分かりいただけるでしょうが、
この周辺は史跡や歴史ある寺院の宝庫です。
有名な高松塚古墳やキトラ古墳は歩いてもすぐに行けますし、
その気になれば飛鳥寺、橘寺、岡寺も徒歩圏です。
ここだけのために遠方から来るのは?ですが、
キトラ古墳、高松塚古墳とセットなら来る価値あるんじゃないですかね。
レンタルサイクルがあれば広範囲を1日で見て回ることも可能ですし、
キトラ古墳、高松塚古墳などは駐車場も無料です。
この記事を見て、檜隈寺?なんじゃそら、と思った大勢のみなさん、
明日香村にはこんな史跡がたくさんあるんですよ。
山や水田の緑に囲まれて、歴史を感じる建物も多い明日香村は、
同じ田舎でもちょっと不思議な感覚が芽生えるパワースポットです。
ぜひ体験してみてください。
それではまた おやすみなさい