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この週末は、土曜日にジャパンフッシングショー2018、
日曜日に外房へボート釣りに出かけました。
釣行記は次回に置いておいて、
まずはジャパンフィッシングショーの報告をします。
またしてもやってきた横浜みなとみらい。
この構図だけだと2年前と変わらないので、
日本丸♪
ディープな魅力って??
今年のテーマは深海釣りなのか?
深海釣りをその場で体験できるのか?
とまあ、冗談はさておき、
相変わらずすごい人出です。
こんなに釣り人がいるのに、
業界は間口を広げるのではなく、ディープに向かおうという事でしょうか。
つまり、釣り人口を増やすのではなく、
限られた釣り人に、一人当たりの投資額を増やしてもらって、
メーカーは潤おうというわけですね。
なるほど、ほぼ進歩が無い釣り道具を、
ちょっとデザインを変えて値上げするような感じでしょうか。
こんな皮肉を書き続けていても面白くないので、
ブースを見て回りましょう。
ジョイクラフトブース。
ぐっちゃんは既に卒業してしまったのですが、
元ユーザーとしては気になります。
JEX335スタイルです。
15馬力対応、初代Gucchan号の後継ですね。
2016年のフッシングショーでジョイクラフトの社長が、
「JEXはまもなく新製品が出る」
と言っていましたが、どうなったんだろう?
そんな思いで覗き込むと、
「JEX315ワイド」
なるものが発売されているのを知りました。
横の内側の幅が78cmとワンサイズ大きくなっています。
ゴムボートの欠点である、
「サイズの割に使える面積が狭い」
を改善した製品でしょう。
でもね、ぐっちゃんが期待していたのはそこじゃないんです。
アキレスのCSM製品、特にAS350やAS332あたりと比較すると、
圧倒的に劣る部分があるのでそこが改善されてほしかったですね。
これはジョイクラフトのフラグシップ、JESでも完敗しています。
ただ、今回はアキレスが出展を見送る中、
少ない市場でありながら頑張って出展を継続したジョイクラフトには頑張ってほしいです。
天龍のブースです。
天龍のジギングロッド、キャスティングロッドは地味ですがいいですよね。
数少ないブランクスから作っているメーカーだったと記憶しています。
本日のメインデッシュ、シマノです。
シマノは今シーズン、リールの新製品ラッシュ。
早速見てみましょう。
Newステラです。
シルバー基調でシンプルになりました。
カラーやデザインは好みの分かれるところですが、ぐっちゃんは嫌いではないです。
持った感じは、
「軽い!」
回した感じは、
「軽い!(笑)」
ステラSWは頑丈でずっしりとした感じですが、
ステラの方はひたすら軽やかです。
それでも、ステラですから頑丈さは兼ね備えているんでしょうね。
ストラディックSW、
サステイン、
ツインパワーSD。
この3機種は全て3000、4000、5000番サイズ(ストラディックSWは4000、5000番のみ)。
同じサイズを3機種、高価格、普及版、その中間と揃えた感じ。
シマノは今後このサイズが中心になると思っているのでしょう。
4000番と言っても、一昔前の2500番くらいのサイズ感です。
ロッドとのバランスは200~300gくらいが最適とすると、
今の技術なら昔の倍くらいラインを巻くことができるわけです。
ちなみにストラディックは以前のバイオマスターの後継ですから、
ストラディックSWはバイオマスターSWの後継となるわけです。
ただし、変わるのは4000、5000番だけで、
もっとボディが大きくなる6000番以降はしばらくの間バイオマスターSWが売られるとのこと。
6000番以降が発売されたら要チェックですね。
ちょっと今のステラSWに似すぎかな。
ステラSWは13年発売で5年経過、14年発売のノーマルのステラが今回リニューアルされたのに、
SWはまだみたいです。
たくさん並んでいましたが、触る人は少なかったですね。
こちらはオシアジガー。
ベイトタックルでのジギングを本気でやるなら、欲しくなる1品です。
触った感じは「がっしり」という表現がピッタリです。
グラップラープレミアム。
炎月と兄弟機種です。
仕掛を落とすスピードをレバーで簡単に調整できます。
電動リール的な機能ですが、
スロージギングやタイラバではかなり強い味方になるのではないでしょうか。
ヤマガブランクス。
ぐっちゃんはブルースナイパーとブルーカレントを持っています。
その名の通りブランクスメーカーで、
多くの有名ルアーロッドメーカーにブランクスを供給しています。
細いトラウトロッドからツナロッドまで、あらゆるルアー釣りに対応している幅広さは、
さすがブランクスメーカーといったところでしょう。
ここのロッドは、触らないで買っても後悔しないと思います。
ZENAQです。
新製品のIKARIというベイトのジギングロッドを紹介してもらいました。
細身でありながら芯があってパワーを受け止められるベイトジギングロッド。
ライトタックルでのジギングを楽しく演出するにも持ってこいでしょう。
要チェックです。
ダイワです。
ダイワはイグジスト押しでした。
「え?これがイクジスト?」
偶然か必然か、ステラとまったく同じで、
シルバー基調のシンプルなデザインになりました。
ステラ以上にビッグチェンジですね。
今までは某大手自動車会社の大型ミニバンみたいに、
どんどん豪華キラキラになっていってましたから、
今回の変更は大歓迎です。
触った感触もまた、
「え?これがイグジスト?」
まるでプラスチック製品のように軽くて頼りない感じ。
もちろん回転も非常に軽いです。
それでも、旧機種よりも頑丈になってるそうです。
小型リールの進歩は止まらないってことですかね。
17ソルティガも触ってきました。
さすがに重厚、がっしり。
ハンドルの回転はしっとり重め。
使い込めば少しは軽くなるのでしょうが、イグジストとは真逆の存在です。
ダイワのソルトウォーターリール。
見ごたえあります。
以前のソルティガやキャタリナはすぐにゴリゴリ感が出るとか、
ハンドルが異常に重くなるとか、
不具合がありましたが、最新の物になって聞かなくなりました。
信用できない「マグシールド」も少しはマシになったかな。
ぐっちゃんが所有している一番高額なマグシールドリールは、
シーボーグです。
マグシールドが欠陥かどうかはシーボーグで検証しましょう。
実はダイワのブースで一番気になったのはこのクーラーです。
内寸85cm、容量60リットルのクーラーが、
ワンタッチで開いて、両開きなんです。
シマノのスペーザホエールの欠点を見事にカバーした意欲作。
スタッフさんに聞いたところ、
「正直、ホエールのひとり舞台だったんで、気合入れて開発しました」
だそうです。
このクーラー、外寸1mを超えますが、
大型魚を狙う方は要チェックですよ。
もう一度シマノブースに戻って、
高橋哲也さんのトークを拝聴。
電動リール「ビーストマスター2000」の紹介でした。
さすがにトーク慣れしていますね。
最後にアングラーズアイドルの候補者をガン見して会場を後にしました。
いかがでしたか。
ぐっちゃんの感想としては、年々出展社が減少していて、
空いたスペースをバーチャル体験などのイベントで埋めている感じ。
以前のような派手なコンパニオンも少なくなり、
カタログは大半が有料です。
入場無料のイベントならともかく、1人1300円の入場料を取るのですから、
もう少しいろんな部分にお金をかけてもいいのではないでしょうか。
まあ、今回はシマノの新リールがたくさんありましたし、
ぐっちゃん的にはまずまず楽しめましたけどね。
ぜひ、釣り具メーカーさんには、
ディープではなくワイドを目指してほしいと思います。
それではまた おやすみなさい
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