マキノ病院小児科ブログ

小児科からのお知らせです

続)子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)

2020年06月16日 | 診療
子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)

前回うちの娘に接種したことをお伝えして以降。
病院スタッフのお嬢さんたちにも接種しております。
今津のO先生も積極的に接種を行っておられるようです。

公費負担の対象が小6~高1ですので、
現在高校1年生であるなら、3回接種を公費で済ませきれるタイムリミットがだんだん近づいてきています。

悩む時間が限られてしまいますが、親娘でよくよく相談してもらえたらなと思います。

そして、公費負担の対象を過ぎてしまった人たちが、そもそも子宮頸がん予防ワクチンのことを知らなかったり、
公費で接種できたことを知らなかったという声があることも教えてもらいました。

ちょっと読みにくくて、ちょっとタイトルがきつめな感はありますが。

「私たちを見殺しにしないで

続きのこちらでは署名運動も。

「対象年齢を過ぎても、HPVワクチンを無料でうてるようにして」


先日、9価の子宮頸がん予防ワクチン(いままでものは2価と5価)が新たに承認されましたが、いつから接種できるようになるのか、公費で接種できるのかなど現時点ではわからりません。
これまでの2種類より価格もかなり高くなるようですので、公費負担となるには色々な意味でハードルが高そうです。

当面、現行のワクチンで接種を開始しておくことに何の問題もないと考えています。






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