マキノ病院小児科ブログ

小児科からのお知らせです

乗り物酔い(その2)

2015年02月14日 | 診療
無事その2をお届けいたします。

そもそも乗り物酔いってなんでなるんでしょう?
揺れや加減速などの刺激が三半規管に影響して起こる症状が乗り物酔いですね。
2、3歳くらいから起こりやすくて、小学校高学年くらいで起こりにくくはなりますね。

うちは、M2号が弱いんです。

3年ほど前。
旅行先の鹿児島からの帰りの新幹線。
車内で嘔吐(ノД`)シクシク

2年前には、車買い替える際に、比較のために試乗した某メーカーの車。
試乗を終えて、車を降りた瞬間に盛大に嘔吐(*´-д-)フゥ-3
車内でなくてよかった┐(´-д-`)┌

つい先日も朝からびわこバレイ目指している走っていると、なんとも元気がない。
朝ごはん用のおにぎり食べない。しゃべらない。
おかしいな~と思ってたら、少量嘔吐。
駐車場の入口で料金払ったと思ったら今度はがっつり嘔吐(゜´Д`゜)

これまで家の車では酔ったことなかったので最初は胃腸炎!?とも思いましたが、
2時間足らずで元気に復活したので、やっぱり車酔い。。。
せっかくのスキー場でしたが、M2号は雪遊びで終了でした。

M1号は首が座る前後からポイポイ放り投げたり、
逆さ吊りしたりと鍛えてた(字にすると虐待っぽい響きになるのはなぜでしょう!?)のがよかったのか、
運動もなにかと器用だし、乗り物酔いしないのもやっぱりこれは。。。

父のおかげでしょう!<(`^´)> エッヘン

M2号はといえば。。。
生まれた当時、小児科外来への非常勤ドクターの派遣がなくなり、
穴埋めに自分が水曜日も出勤してみたりと家にいる時間が少なくなってました。
そして家にいても、M1号の相手をしている時間が圧倒的に多く、
結果的にちっとも「鍛えられ」なかったのがよくなかったのかとも思ってしまいます^^;

その反省から、なにかにつけて、振り回したり、逆さにしたり今でもたまにはやってるんですけどね。
抱きかかえてグルグル回したりすると、こっちがダウンしちゃうんですよね~><;
まあ体質的なものも大きいでしょうから、改善は簡単ではないんでしょうけど。

そうそう、救急車に同乗して患者さんをよその病院に搬送することがたまにあります。
その時はたいてい患者さんに向かって座るんですよ。
イコール、進行方向に対して横向きなんですよね。
しかも救急車って乗り心地は正直なところ最悪^^;
酔うなというのがおかしい乗り物です。

昔、大雪の中での大津までの搬送の際。
同乗のお母さんがあぶら汗かいて真っ青な顔して耐えておられたのを思い出します。

たかが乗り物酔い、されど乗り物酔い。

酔い止め薬は暗示的要素も大きいのかもしれませんが、効いてくれるならありがたい話。
市販薬でもありますし、病院で処方することもできます。
ご希望ございましたら、お気軽にお伝えくださいませ。
コメント
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