インフルエンザネタをいくつか。
現在全国的にインフルエンザが流行しています。
しかもA型とB型が混在しているばかりでなく、
A型だけでも、当ブログ誕生のきっかけともなった、
2009年に新型インフルエンザと呼ばれたH1N1のタイプと、
A型香港(H3N2)のどちらも流行というややこしい状況のようです。
旧新型(ややこしい?)のH1N1の方は、
2009年の流行の際に小さい子どもたちはあまり罹患していないと考えられ、
一応感染にはより注意がいるのかと思われます。
H1N1も含めて、インフルエンザは、大半は「自然に」治ってしまいます。
しかし2009年の流行の際に、頻度は低いとはいえ、
やや大きいめの子たちに急に呼吸状態が悪くなる例が報告されていました。
基礎疾患、特に喘息の子は注意と言われていましたね(あとは妊婦さんも)。
そこそこ元気そうなのに余計な心配はする必要ありませんが、
抗ウィルス薬の投与の有無やインフルエンザワクチン接種の有無に関わらず、
発症から1,2日内に呼吸も含めて急速に症状が悪化する場合はすぐに受診が必要です。
そして抗ウィルス薬に耐性を持つインフルエンザウィルスも報告が少し増えていますね。
耐性ウィルスであることと、重症化しやすいこととはまったく別の話ですので、
誤解のないようにしておきたいところです。
今のところ内服薬と点滴薬に耐性が認められているようですが、
吸入薬には耐性はないようです。
基本的には安静にしてたら治る感染症です。
ただ、その万一の重症化の際に治療に困ることが起こるかもしれないので、
耐性ウィルスが広がらないにこしたことはありません。
「なんでもかんでも抗ウィルス薬はあかん!」
と
「抗ウィルス薬なしで重症化したらどないするねん!」
の間で板挟みなんですよね。。。
漢方薬がもうちょっと飲みやすければいいのに^^;
イメージ的にまずいと思って飲むと余計まずい><;
ちなみに、新型として登場以来ずっとなのですが、
季節性インフルエンザワクチンにはH1N1も使われていますので、
ワクチンを接種している場合は、感染のリスクや重症化のリスクは減ると思います。
確かにワクチン接種していても、感染してしまうことも間々あるんですけどね。
そして鳥インフルエンザ(H7N9)。
中国で感染がじわりじわり増えているようですね。
死亡率がやたら高いような印象を受けますが、
日本と違って(というか日本が医療環境がよすぎるだけ。。。)、
迅速検査や抗ウィルス薬の投与がすぐには行われないのが大きいのではとのこと。
人→人の感染もこれまでのところはそれほど心配する必要がないようですので、
中国に行く、さらにはそこで鳥に直接接触する機会が多いとかなければ、
当面は静観というところでしょうか。
いつかはこの鳥インフルエンザが新型インフルエンザとなる可能性は十分あるのでしょうけどね。
現在全国的にインフルエンザが流行しています。
しかもA型とB型が混在しているばかりでなく、
A型だけでも、当ブログ誕生のきっかけともなった、
2009年に新型インフルエンザと呼ばれたH1N1のタイプと、
A型香港(H3N2)のどちらも流行というややこしい状況のようです。
旧新型(ややこしい?)のH1N1の方は、
2009年の流行の際に小さい子どもたちはあまり罹患していないと考えられ、
一応感染にはより注意がいるのかと思われます。
H1N1も含めて、インフルエンザは、大半は「自然に」治ってしまいます。
しかし2009年の流行の際に、頻度は低いとはいえ、
やや大きいめの子たちに急に呼吸状態が悪くなる例が報告されていました。
基礎疾患、特に喘息の子は注意と言われていましたね(あとは妊婦さんも)。
そこそこ元気そうなのに余計な心配はする必要ありませんが、
抗ウィルス薬の投与の有無やインフルエンザワクチン接種の有無に関わらず、
発症から1,2日内に呼吸も含めて急速に症状が悪化する場合はすぐに受診が必要です。
そして抗ウィルス薬に耐性を持つインフルエンザウィルスも報告が少し増えていますね。
耐性ウィルスであることと、重症化しやすいこととはまったく別の話ですので、
誤解のないようにしておきたいところです。
今のところ内服薬と点滴薬に耐性が認められているようですが、
吸入薬には耐性はないようです。
基本的には安静にしてたら治る感染症です。
ただ、その万一の重症化の際に治療に困ることが起こるかもしれないので、
耐性ウィルスが広がらないにこしたことはありません。
「なんでもかんでも抗ウィルス薬はあかん!」
と
「抗ウィルス薬なしで重症化したらどないするねん!」
の間で板挟みなんですよね。。。
漢方薬がもうちょっと飲みやすければいいのに^^;
イメージ的にまずいと思って飲むと余計まずい><;
ちなみに、新型として登場以来ずっとなのですが、
季節性インフルエンザワクチンにはH1N1も使われていますので、
ワクチンを接種している場合は、感染のリスクや重症化のリスクは減ると思います。
確かにワクチン接種していても、感染してしまうことも間々あるんですけどね。
そして鳥インフルエンザ(H7N9)。
中国で感染がじわりじわり増えているようですね。
死亡率がやたら高いような印象を受けますが、
日本と違って(というか日本が医療環境がよすぎるだけ。。。)、
迅速検査や抗ウィルス薬の投与がすぐには行われないのが大きいのではとのこと。
人→人の感染もこれまでのところはそれほど心配する必要がないようですので、
中国に行く、さらにはそこで鳥に直接接触する機会が多いとかなければ、
当面は静観というところでしょうか。
いつかはこの鳥インフルエンザが新型インフルエンザとなる可能性は十分あるのでしょうけどね。