Sydney Yajima


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より良い世界をめざして

2012-01-08 16:27:16 | 政治
日本であれ、日本以外の国であれ、人間はよりよい世界を築きたいと願う。
それは、決して悪いことではない。
電気に限らず、多くの資源を使って、さまざまなものづくりをしてきたり、工夫をしてきたのもそのためである。
日本人は、そうして頑張って さまざまなものを生み出してきたし、多種多様な価値観を築きだした。

しかしながら 単刀直入に、聞いてみたい。

より良い世界というのは、放射能にまみれながら、電気を浪費する社会のことを 指すのでしょうか?

たとえ、車の生産台数が100万台を突破しても、先端技術のすばらしいものがあったとしても、あるいは、世界一早い新幹線ができたとしても、だ。
放射能は、国土の広い部分を 人間が住めない環境にしてしまった。

人間が住めない環境になった土地は、これから、どうすればいいのだろう。



経団連や自民党、東京大学の偉い学者や、東電、たちの、目指していたより良い世界とは、カラカラと人のいなくなった町に ホコリが舞い上がり 腐った家畜の死体が転がっていて そこに、地震でできたひび割れの道路があり、防護服を着た人が、その道路の割れ目を避けながら 作業をするというものだったのだろうか?



何年も歳月を重ねた街・・・・

何を守り 何を捨てるべきなのか
眼を閉じて、胸に手を当てて、そして 考えてみようじゃないか。

より良い世界を つくるために。


在日の選挙権について

2012-01-07 10:56:26 | 政治
日本では、不思議な議論がされている。
日本人でない人に、日本の地方選挙への参政権を与えるというもの。

私は、断じて言うが、在日の韓国人や中国人、朝鮮人を差別するような人間ではない。
だが、この選挙権ということに関しては、明らかに おかしいと思うので、その理由を書いてみたい。

オーストラリアで言えば、在日にあたるのは、永住権である。
つまり、あなたは、オーストラリア人と同様に、永遠にこの国に住んでも良いですよ。というものだ。
ただし、選挙権はない。
なぜなら、市民と永住者は責任が違うからである。
つまり、市民 (シビリアン)はいざとなったら徴兵されて戦争にいかなければならない。
例えば、オーストラリアと日本が戦争をすると、私はオーストラリアの市民として 日本人を殺しにいかなければならないわけである。
これは、ひとつの覚悟が要る。
その覚悟の上で、私はオーストラリア国籍を取った。
これは、大人の覚悟である。

もちろん私は、日本とオーストラリアの両国の 架け橋になりたいと望んでいる。両国の発展を祈っている。しかし、戦争になり、戦うことになれば、私は、オーストラリアの軍服を着て、戦うことになるのである。
しかし、私の生きている間に、そんなことは、起こらないだろう。と思っている。
捕鯨で揉めているけれど、捕鯨を理由に オーストラリアと日本が戦争になることなど ありえない。

だが、日本と中国、あるいは北朝鮮は、軍事的に、敵対する可能性が高い。少なくとも、私の住むオーストラリアと 日本が戦争になるという可能性よりもずっと、高い。

そんななかで、日本人でない日本在住の北朝鮮人や、中国人に対して、参政権を与えるというのは、やはり おかしい。
それは、日本人である値打ちを貶めることになる。
血を流して日本のために戦うと決意している日本人が、アホらしくなるはずだ。

民主政権や社会党あたりが、しきりにそういうことを持ちかけていることは知っているが、一体、彼らの思想の背景には なにがあるのか、疑いたくなる。

税金を長期にわたって納めているのだから、参政権を というのは、間違った議論だ。
税金を納めるのは、なにも在日だけではない。
アメリカからビジネスを、日本で展開している会社も 日本に税金を納めているし、日本が韓国でビジネスを展開していれば、韓国で税金を納めている。
税金を納めるということと、参政権はまったく 別の話だ。
日本で、さまざまな恩恵 たとえば日本の国土で仕事をし、そして、そこで食べ、そこで、寝て生活をさせてもらっている外国人ということだけで、十分 感謝するべきではないだろうか。

もし、外国人ではなく日本に帰化するのであれば、すればよい。
帰化の手続きは 煩雑であろうとも、出来ないわけではない。
オーストラリアでも、永住権から市民権を取得するのは、大変だ。
テストまで受けなければならないのだ。
日本に限らず、世界中、どこの国でも、帰化は大変だし 覚悟も必要だ。
つまり朝鮮人が、日本に帰化した時点で、彼は日本人となり、いざ 朝鮮と日本が戦争になれば、朝鮮に日本の軍服を着て、朝鮮人を殺しに行かなければならないという覚悟である。

それだけの、覚悟をして始めて参政権を得ることが出来るということだ。

もちろん、私は戦争は、反対だ。
しかし、原理原則というものがなければ、国はその形を保てなくなる。

私の言っていることは、間違っているだろうか?

プロパガンダ 2

2012-01-06 21:11:33 | 政治
ユーロが崩壊するという人が増えてきた。
ジョージ ソロスでさえ、破滅的な金融危機になる と公言している。

ユーロが破滅する ということで、しかし、儲けているか 儲けようとしている人間がいることを忘れてはならない。

世界の金融は そもそもゲームなのである。

この意味は、金融を深く知れば知るほど 納得できるだろう。
ゲームというものは、勝者と敗者が生まれるが、ゲームそのものは、無くならないのである。

つまり、あなたが、トランプであれ、人生ゲームであれ、花札であれ、マージャンであれ、テレビゲームであれ、どんなゲームで遊んでいたとしても、負けることはあるかもしれないが、ゲームそのものは、決して無くならないのである。

ユーロというゲームも、勝者と敗者が生まれることはあっても、ゲームそのものは無くならない。
それを 崩壊して明日にでもなくなってしまうということを 煽る人は、よほど 単純なお馬鹿さんか、あるいは、そう言うことによって、利益を出す油断ならない奴なのかのどちらかである。

ユーロは 崩壊しない。
もちろん、脱落者が出ることはあるかもしれない
しかし、崩壊はしないのである。

こんなことを、書く必要はないと思っていたが、一応念のため。

しかし、中国のバブルは いつか きっと崩壊すると付け加えておく。
だからといって、中国が崩壊するとは言っていないことも注意。つまり、中国のバブルに投資した人間のなかで敗者がたくさん生まれるだろうということを言っているだけだ。
日本でもバブルは崩壊したが、日本は崩壊していない。ちゃんと ある。
駄目になったのは、一部の企業だったが、しかし、日本全部がなくなってしまったのではない。
錯覚しそうになるが、日経平均株価の上下は、数字のゲームにすぎない。

ユーロが崩壊しないというのは、そういう意味だ。
もし、ユーロが崩壊するなら、韓国のウォンのほうが、よっぽど危ない。
借金が、国を滅ぼすことができるならば、である。

なにもかも、極端に絶望的に考えるのは、日本人の悪い癖だ。
もう少しずぶとくなっていれば、敗戦処理もあんなに一方的に、無条件降伏などしなかっただろうに。

ともかく、絶望的な経済観測のストーリーがあちこちに散らばっているときほど、チャンスが転がっていると考えることもできる。
ゲームは 情報を制した人間の手に転がってくるのだ。
しかし、ゲームは、終わってみてふたを開けてみれば、大体 どれもつまらなくて、飽きてしまうものでもある。

原子力発電の事故のあと、私の人生観が変わったせいか、いままで 面白くてわくわくしていたものが、急に馬鹿馬鹿しくなって、赤茶けたセピア色に見えるようになってきた。
年のせいかな。

プロパガンダ

2012-01-05 21:20:43 | 政治
日本から原発がなくなれば、電気が足りなくなるとか、火力発電に頼るために、電気代が今の倍以上になる とか、あるいは、企業が海外に出て行ってしまう などということが、まことしやかに言われているが すべてプロパガンダである。

これらのことは、決して起こらない。

火力発電所は、長い間 高度成長期を支えてきた。
1970年代の日本は、製造業を中心に回ってきていた。
その当時 日本の交換レートは360円で、その高いドルで原油を決済し、その高い原油で製造業をしてきたのである。
火力発電所のコストが高いとか、CO2の問題がクローズアップされるたびに、私はこれを 眉唾物で聞いている。

火力発電以外に、さまざまなエネルギーの活用をしながら、原子力発電をやめようとすれば、明日にでもできる。
しかも、そのために、電気代が今の倍以上になるというばかばかしい話は ありえないのである。

日本企業が 海外に出て行ってしまう。
馬鹿も休み休み 言え。
絶対にそんなことはない。

電気代が高いからと、外国へ引っ越した奴の話など、私はこの年まで聞いたことがない。
企業は 人が止まる業と書く。
人がいなければ そもそも成り立たない。
日本の企業は 日本人がいなければ 成り立たない。
そんなことも 分からないで、官僚をしている人間がいることに、あきれる。
「数字も勉強も大事だが、まずは 人間をしらなくちゃいかんよ ちみぃ~」と私は言いたい。

ともかく、これらは原発を推進したい人間のもつ業とそのプロパガンダである
本質は、もちろん、もっと深いところにあるし、それを言うことは危険を孕んでいる。
だから、言わないで置くが、しかし、プロパガンダが存在しているということだけは、よく分かってほしい。

今日のまとめ

電気は足りている。
電気代は原発をなくす理由で、上がらない。上がるとすれば、別の理由からだ。
日本企業が外国へ行くことはない。

の3点。

日本の良さ

2012-01-03 02:59:43 | Weblog
日本の製品が良いとか、あるいは 景色が綺麗だとか、食べ物がおいしいという評価は、外国から日本への賞賛としていつも上げられている。
しかし、本当の日本の良さは、日本人そのものなのだ。
日本人は、礼儀正しく そして 正直で誠実。
これは、外国人にはみられない。

こんな、愛すべき日本人たちが、今 困った状況にあるのは、とても悲しいことなんだ。
もちろん、日本人は老若男女 力を合わせて立ち上がり 克服していくだろう。

日本は 世界最古の国でもある。
すでに あちこちの近海で発見されている遺跡から推し量り 計算してみれば 面白いことが分かる。
考えてもはるか、エジプト文明よりも古いことは 明らかだ。

その 日本は、また生まれ変わろうとしている。

苦しい期間を何度も 何度も くぐり抜けてきた民である。
きっと、克服していくことだろう。


悲劇の理由

2012-01-02 06:03:07 | 政治
今日は、なぜ?について書いてみたい
ただ、私自身も考えがまとまっていないために、書きながら考えることにする

私の なぜ?と考えていることは、「なぜ、世界で日本だけが、広島、長崎と原爆を落とされ、そして福島の原発事故となったのだろうか?」という疑問である。
そこに、どんな因果関係があるのか、ないのか。

世界には多くの人々が居て、そしてそれぞれの人々が、それぞれの地域で 自分たちにとって都合の良いように住んでいるとすれば、日本は、原爆と原発の中で居心地が良く暮らしているということになる。
現実には、世界中の人々の多くが、実は、暗闇のなかでもがいていて、救済を待っている。
アフリカ諸国はもちろん、そうでない地域であっても、比較的恵まれていると思われている先進国のなかでさえも、多くの人が苦しんでいる。

居心地良く暮らすということは、簡単に思えるけれど、実に難しいことなんだと改めて思う。

基本的かつ古典的な言い方をすれば、人間の満足度は、衣食住が事足りれば、それで良いことになっている。

多くの歴史上のリーダーたちは、それを目指してきたし、それを成し遂げてもきた。
もちろん、イデオロギーや、あるいは、より良い生活を求めることは、人間にとって重要であるかもしれないし、それが 人間と他の動物との違いであるとも 言えるだろう。
では、日本人は、今、原子力発電所を54基作って、より良い生活を手に入れることができただろうか?
さかのぼって考えれば、昭和というのは、原爆で始まった。
原爆という とても大きな力を目の当たりにした日本人は、「これは神の仕業ではないか」と錯覚したかもしれない。
今までに見たことも聞いたこともない、巨大な力の前で、日本人は恐れおののいた。
それまでの日本のさまざまな価値観が失われたのは、原爆と無関係ではないだろう。
戦後、世界は原爆をたくさん作り続け、それは冷戦を生み、そして、今も原爆を持つ、持たないで、二極化されながらも世界は迷っている。

ここで、放射能の汚染ということについて考えてみたい。
よくCO2問題がクローズアップされるが、CO2というのは、自然の中にあったし、空気の中に常に存在するし、生命体にとって必要不可欠な物質である。一方 セシウム134やセシウム137、あるいは、プルトニウムやストロンチウムという物質は、人体のみならずありとあらゆる生命体にとって、危機的な状況を及ぼすと言うことは、疑問の余地もなく、またそれらは 自然界には存在してこなかった物質である。

このところを、よく考えてみる。
日本国政府に限らず、政府というものは、国民を守るものである。
守るとは、外敵から守るという意味もあるかもしれないが、どうじに、もっとソフトの面で、健康を守るとか、学問の自由を守るや、言論の自由を守るということも、同時にあるはずだ。
ならば、今の状況では、日本国政府は、政府の形を成していないということに他ならないではないか。

日本という国を考えるとき、私はプライドと同時に、複雑な悲しみを 思い浮かべてしまう。