Sydney Yajima


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プロパガンダ 2

2012-01-06 21:11:33 | 政治
ユーロが崩壊するという人が増えてきた。
ジョージ ソロスでさえ、破滅的な金融危機になる と公言している。

ユーロが破滅する ということで、しかし、儲けているか 儲けようとしている人間がいることを忘れてはならない。

世界の金融は そもそもゲームなのである。

この意味は、金融を深く知れば知るほど 納得できるだろう。
ゲームというものは、勝者と敗者が生まれるが、ゲームそのものは、無くならないのである。

つまり、あなたが、トランプであれ、人生ゲームであれ、花札であれ、マージャンであれ、テレビゲームであれ、どんなゲームで遊んでいたとしても、負けることはあるかもしれないが、ゲームそのものは、決して無くならないのである。

ユーロというゲームも、勝者と敗者が生まれることはあっても、ゲームそのものは無くならない。
それを 崩壊して明日にでもなくなってしまうということを 煽る人は、よほど 単純なお馬鹿さんか、あるいは、そう言うことによって、利益を出す油断ならない奴なのかのどちらかである。

ユーロは 崩壊しない。
もちろん、脱落者が出ることはあるかもしれない
しかし、崩壊はしないのである。

こんなことを、書く必要はないと思っていたが、一応念のため。

しかし、中国のバブルは いつか きっと崩壊すると付け加えておく。
だからといって、中国が崩壊するとは言っていないことも注意。つまり、中国のバブルに投資した人間のなかで敗者がたくさん生まれるだろうということを言っているだけだ。
日本でもバブルは崩壊したが、日本は崩壊していない。ちゃんと ある。
駄目になったのは、一部の企業だったが、しかし、日本全部がなくなってしまったのではない。
錯覚しそうになるが、日経平均株価の上下は、数字のゲームにすぎない。

ユーロが崩壊しないというのは、そういう意味だ。
もし、ユーロが崩壊するなら、韓国のウォンのほうが、よっぽど危ない。
借金が、国を滅ぼすことができるならば、である。

なにもかも、極端に絶望的に考えるのは、日本人の悪い癖だ。
もう少しずぶとくなっていれば、敗戦処理もあんなに一方的に、無条件降伏などしなかっただろうに。

ともかく、絶望的な経済観測のストーリーがあちこちに散らばっているときほど、チャンスが転がっていると考えることもできる。
ゲームは 情報を制した人間の手に転がってくるのだ。
しかし、ゲームは、終わってみてふたを開けてみれば、大体 どれもつまらなくて、飽きてしまうものでもある。

原子力発電の事故のあと、私の人生観が変わったせいか、いままで 面白くてわくわくしていたものが、急に馬鹿馬鹿しくなって、赤茶けたセピア色に見えるようになってきた。
年のせいかな。

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