Sydney Yajima


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富士山大噴火

2011-03-29 23:08:50 | Weblog
考えたくも無いことだが、富士山が噴火することについて書く。

宝永年間に大地震があり、49日後に起こったことだ。
これから逆算すれば、5月の中旬に富士山が噴火することになる。
その前に、もしかすると、東海かあるいは南海トラフで、今回の地震の揺れ戻しが起こる可能性もある。

自然への畏怖ということで、以前 富士山を 休火山と書いて、読者からお叱りを受けた。
現在では休火山とは言わないそうだ。
富士山は れっきとした活火山であるとのこと。

訂正させていただかねばなるまい。
ただ、思うに、勝手に人間がつける名称がなんであれ、やはり 富士山の威容は、大きな存在感というだけでなく、その迫力、その力強さなど、言うに及ばぬことだ。

しかし、警戒せよ

レストランの経営

2011-03-29 21:04:53 | Weblog
私はかつてレストラン経営をした。
客席は、80ほどだったが、忙しかった。

レストラン経営をするまえに、私は、料理の修業をした。
何年もかけて、技術を身につけた。
包丁の持ち方から始まり、ねぎを毎日切るだけの単純な作業をしているうちに、徐々に他の野菜を切ることもまかされるようになり、そして肉をさばき、鳥を捌き、そして魚を捌き、いつの間にか料理が作れるようになっていた。
しかし、その修行はとても大変で、時には理不尽な板前同士の軋轢にも 耐えなければならなかった。
それでも、調理師免許を手に入れ、板前として一人前になったとき店を経営するようになった。

どんな店の名前にしようか。
とか、
将来は、どんなゴールを立てようか。
とか、
料理のメニューを考えるのもわくわくしたし、料理が売れ始め、お客がリピートし始めると店の売り上げがぼちぼちとだが、上がり始め、それはそれは、長い道のりで、毎日 何時間もそのために没頭した。

レストランを経営するということは、大変なことなのだ。
時には仕事でぶつかることもある。
やったことのない料理にチャレンジするときなど、とても神経がいらいらする。
その連続だった。

そうして、やっと店を経営しながら毎日泣き笑いを繰り返す。
ここに、福島でお店を経営していた人々の、リストがある。原発から近い。つまり立ち入り禁止区域だ。

この人たちの、何十年もかけてつちかってきた生活も、プライドも、人生も、津波が流し、原発が叩き潰した。

福島県にはたくさんの名物がある。
桃の出荷は日本一だった。
それに、喜多方ラーメンはみんなが知っている。
他にも様々なものがある。羊羹や、陶器などさまざな名産が、この県を支えてきた。

キャベツ畑を経営していた農業主が自殺したと聞いた。
どんな場合でも、自殺はいけない。
後に残ったものがどれほど苦しむか・・・

自殺はしないでほしい。
それだけは しないでほしい。

生きていれば、何とかなるかもしれないが、死んでしまえば、どうにもならない。
残りの人間たちの苦しみが増すだけだ。
せっかく助かった命、ここで死んではいけない。

放射能蒸気

2011-03-29 17:53:59 | Weblog
今、まず止めなければならないのは、放射能水と放射能蒸気の二種類だろう。
そこで、放射能水は、まず応急処置として海側に流れ出さないように、あふれた水をせき止める工事が必要だ。
それには、コンテナをなるべく隙間なく並べる。隙間に、セメントを流し込み、高さ1.5メートルの囲いをつくる。
コンテナはかなり密封性が高いので、水は外に流れ出しにくい。
これならば 比較的短時間で作業が終わる。
次に、水を掻きだす作業。
これはポンプを使う。あらかじめ用意したセメントコンテナに入れる。しかし、水を蒸発させることは危険だ。放射能の雨が降る。
したがって、水をどうやって濃縮させるかと考えるより、まずは、コンテナに入れることだ。
そのコンテナは、後に処理場を作り、埋めるしかない。
次に、冷えた各容器を以下に効率よく安全に密封するかだ。
もはや、時間の猶予は無い。
生コンをぶちこんで、いくしかない。
間に鉛を挟んでサンドイッチにする。
コンクリは今の熱量ならひびが入るだろう。
だから、さらに浴びせかける。
コンクリを大量に使い、固める。
最後に、放射線量が減ったのを確認してから、大きな棺おけを作り囲う。
ここまでしなければ治まりはつかないだろう。
そして、時間はなるべく短期間で、最後の工程まで、今から3年を目処に行う。
そうすれば、なんとか東京は助かる。

lagging or leading

2011-03-29 17:24:45 | Weblog
lagging というのは、日本語に直訳すると、保温材でおおうこと となるが、バランス スコアカードを作るときには、過去のデータに縛られているという意味になる。
それに対して、leading は、未来のある一点を差してそこへ導くための道程を示すという意味になる。

保温材で覆うこと・・・つまり 今の東電のやり方がまさにそれで、彼らは、未来志向ではなく、過去の経験値から、どうするかを考えているので、今回のような未曾有の事態には、到底 対応できない。
今現在、彼らは、何をしようとしているか?
それは、誰か自分たちよりも知恵のある人間が助けてくれないか。とか、逃げ出すことはできないだろうか。とか、過去に、どんな実験をしてきてそのデータを基本に、安全性を確保したうえでうまく原子力を隔離できないものだろうか などという幻想を抱いている。
そう、すべて幻想だ。

彼らは、保温材で覆われて、いざとなれば、政府に丸投げして助けてもらうか、子会社の人間を犠牲にしてでも自分たちだけは助かりたいか、それともフランスやアメリカの助けを得て、なんとかしてもらいたいか。いずれにせよ、幹部が腹を切る覚悟も無いので、到底 日本男子らしい武士道の精神も垣間見ることさえできない。

今、私たちに必要な人物は、リーダーだ。
それも、未来の一点をしっかり見据えることができる人物で、やや荒削りでもいいから、その一点に向かってグイグイを引っ張って行ってくれる。そんな人物だ。

日本は、リーダーを待っている。