Sydney Yajima


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二番底

2010-02-06 21:31:52 | 世界情勢
ダウが10000ポイントという心理的なラインをはさんでの攻防をしている。これを割り込むと、市場はまた悪夢となる。

そもそも、大恐慌になりそうだったが、回避できたという アメリカの大統領の演説を誰も信用していない。
その後、ドバイは破産しそうになり、ぎりぎりのところで、隣国の兄弟に助けてもらい、ギリシャは破産しそうになったが、EUにかろうじて息をつないでもらい、今度は、ポルトガル、スペイン、イタリアと、ラテン系の国は順番にやられている。

イギリスだって対岸の火事ではない。

こんな状態は、まだまだ続くのであって、中国が、財政支出をやって、国内経済をむりやりによくさせているが、これも、自然な好景気ではなく、40兆円という財政支出の相乗効果が上がっているとうことだ。もちろん、効果はあるわけで、それがオーストラリアなどの資源輸出国にとっては 潤う原因になって、不況を回避させたとケビン ラッドあたりが自分の手柄のように喧伝するのであるが、実際は ラッキーだったにすぎない。そう、オーストラリアはいつも ラッキーカントリーだ。

厳しくなっているのはオーストラリアも同じで、金曜の平均株価は2%以上下げている。

来週が、いよいよ正念場だ。


あえて言う トヨタは間違ってはいない

2010-02-06 20:19:21 | 世界情勢
アメリカの公聴会がトヨタをつるし上げにする。
なぜなら、アメリカのデトロイトから、多くの議員が選出されているからだ。

その尻馬に乗って、アホな日本の軽薄なマスコミが、トヨタを批判している。

誰だって、失敗はするし、間違いはする。
トヨタだってする。
間違いや失敗をしない人はいない。トヨタも何度も品質検査をして、大丈夫だと思っていたけれど、失敗をした。
そして、その原因を探し、改善する方法を考えた。
リコールを出した。
それが、遅いと言われれば、遅いし、遅くないと言えば遅くないのである。
ただ、間違いを認めて、社長が出てきて謝り、そしてリコールに応じて直すと言う。

マスコミは、因循姑息だと言うけれど、トヨタは、謝って、直すと言っている。問題が出て、それを直す、謝る。あと、何をすればいいのか?
これが因循姑息なのか?

日本の基幹企業ではないか。

日本人だったら、なんとかトヨタを再生させるように、考えてやるべきで、アメリカの公聴会と同じレベルで批判している場合ではない。

どうしたら、いいのかを真剣に一緒に考えてやれ。

今まで、みんな いろんなところで、トヨタの世話になっている。それが、有形 無形にかかわらずだ。

日本人は、嫉妬深い。

嫉妬して、成功する会社を引きずり落とすことを考える。
誰かが成功したら、「俺もそのチームに入れてくれよ」と言うべきで、「あいつ うまくやってやがるな。潰してやれ」とばかりに集団で(一人ではできない。日本人はもっと卑怯だから)やる。

ああ、いやになるな。