MOTで田窪恭治展が開催中。
「林檎の礼拝堂」と呼ばれる
フランス・ノルマンディーで
15世紀の教会が朽ちて廃墟に
なっていたものを再生させた
(1989-1999年 )ことで
知られる様になった方。
同名の書籍(集英社刊)を読んで
知った口。読み返すと懐かしい。
田窪恭治《林檎の礼拝堂》
美術館から飛び出し、アートと建築を結びつけ、
10年間家族とともに現地に移住し、
コミュニティを作りあげながら、
建物を再生させる・・今日世界中で
行われていることの先駆者といえる。
資金も助成は無しで、個人や企業からの
(主に日本から)2億円集めたんだから、
集める方も出す方も偉いなぁ。
☆
今回の企画展では、現地では実現できなかった
敷地の整備プランを実寸で、同じ方角に
東京ヴァージョンとして展示。
おびただしスケッチの一部が展示されている。
最終的に、林檎の樹をスクラッチするという
独特の技法で描いていくんだけど、この
スケッチを見ていると、他のバージョンも
みたくなる。
☆
企画展のもう一つの柱が、香川の金刀比羅宮
(こんぴらさん)の聖域全体を対象とする
「琴平山再生計画」に取り組んでいる。
現在描き中の襖絵を持ち込んで、
現地の書院と同じ建具の中に組み立て、
椿の自生する庭を視野に入れたものは
見ごたえあり。
田窪恭治《ヤブツバキ》
そう、今度は林檎から椿にモチーフが
変わっている。
こんぴらさんは伊藤若沖、円山応挙を
始めとしてアート作品の宝庫でもある。
完成したら見に行ってみたいなぁ。
田窪恭治《神椿》
田窪恭治展は5/8まで。
尊敬する岡部あおみによる2004年の
インタビューはこちら。
「林檎の礼拝堂」と呼ばれる
フランス・ノルマンディーで
15世紀の教会が朽ちて廃墟に
なっていたものを再生させた
(1989-1999年 )ことで
知られる様になった方。
同名の書籍(集英社刊)を読んで
知った口。読み返すと懐かしい。
田窪恭治《林檎の礼拝堂》
美術館から飛び出し、アートと建築を結びつけ、
10年間家族とともに現地に移住し、
コミュニティを作りあげながら、
建物を再生させる・・今日世界中で
行われていることの先駆者といえる。
資金も助成は無しで、個人や企業からの
(主に日本から)2億円集めたんだから、
集める方も出す方も偉いなぁ。
☆
今回の企画展では、現地では実現できなかった
敷地の整備プランを実寸で、同じ方角に
東京ヴァージョンとして展示。
おびただしスケッチの一部が展示されている。
最終的に、林檎の樹をスクラッチするという
独特の技法で描いていくんだけど、この
スケッチを見ていると、他のバージョンも
みたくなる。
☆
企画展のもう一つの柱が、香川の金刀比羅宮
(こんぴらさん)の聖域全体を対象とする
「琴平山再生計画」に取り組んでいる。
現在描き中の襖絵を持ち込んで、
現地の書院と同じ建具の中に組み立て、
椿の自生する庭を視野に入れたものは
見ごたえあり。
田窪恭治《ヤブツバキ》
そう、今度は林檎から椿にモチーフが
変わっている。
こんぴらさんは伊藤若沖、円山応挙を
始めとしてアート作品の宝庫でもある。
完成したら見に行ってみたいなぁ。
田窪恭治《神椿》
田窪恭治展は5/8まで。
尊敬する岡部あおみによる2004年の
インタビューはこちら。