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ねがうこと、ゆだねること

生誕100年 岡本太郎展

2011-04-12 | art
「生誕100年岡本太郎展」が竹橋の近代美術館で
開催されている。彼ががなにと対決、闘い、
ぶつかっていたか7つのテーマ設定。
彼の生涯を概観できる。

岡本太郎は僕にとって初めての
現代アート体験だ。小学2年生の時
太陽の塔というへんてこな、記憶に
残るものに出会っている。



万博会場に近いところに住んでいたので
自転車で十数回見にいったクチ。

アメリカ館の「月の石」
日立館の「飛行シュミレーション」
アフリカ各国の「民族」・・
わかりやすいものに初めて出会い
とっても興味をもった。

太陽の塔は異物の存在だったが、
みんな心のなかにいきいき残っている。

実物が残ったのは太陽の塔だけ。
みんな一壊す予定が、署名運動によって
永久保存が決まる。そんな建物、作品って
他にあるんだろうか。



彼はアート作品を個人に売って、
みることを少人数に限ることは
興味がなく、できるだけ多くの人に、
見てもらおうっていう考えだった。


ぼくがいちばん好きな岡本太郎は、
青山の子どもの城の前にある
「こどもの樹」なんですよー糸井重里


渋谷駅「明日への神話
岡本太郎さんは、生命のもとを持っている人。
だから、子どもにも人気がある。
祈りの痕跡が、この壁画にはあるー浅葉克巳

「法隆寺は焼けてけっこう。自分が法隆寺になればよい」
法隆寺を作るのではなく、法隆寺になろうっていう強烈さ。

太陽の塔も作ったのではなく、
彼自身が太陽の塔なんだろう。5/8まで。