心が元気になるものイロイロ!

暮らしの中でみつけた、ちょっと幸せを感じるものの事を書いています。
元気をくれる料理、絵、植物、本の事等。

お茶の展覧会 2つ

2019-12-13 20:26:00 | 
かなり前のこと、、、どちらも12月1日まででしたが、、、

本当に更新が遅過ぎですね。

というか、秋は色々バタバタしていて、更新がいつも遅くなります💦

1つ目は
表千家北山会館で開催されていた「茶の湯への誘い」

前にもこちら行ったことありますが、今回の展示はわかりやすく、

映像では1年を通しての茶事の事がわかりやすく解説と映像あり、

もっと早い時期は「日日是好日」の映画の鑑賞ができた日もあったようです。

展示もかなり興味深いものや貴重なものが拝見できました。
今では高価な茶の湯のお道具の数々も、昔は見立てのお道具も多く、、、
例えば、ご飯茶碗が、茶器となったり、

曲げわっぱに漆を塗って水指として使用したり、なんとも自由な発想で楽しい!

そして、不審庵の原寸大複製あり、にじり口から中に入る体験をしてきました。
とても狭い茶室でしたが、何故か落ち着く、、、不思議ですね。
こんな空間が家にあったら、ずっとここにいたいかもと思うような落ち着きありました。
こちらでは干菓子とお抹茶を頂きました。


✨✨✨
さてもう一つは、南禅寺近くの野村美術館で開催されていた「茶碗の世界」。
まだ、12月頭は南禅寺の紅葉が綺麗でした。






前に行った、京都国立博物館ではこちらの野村家所蔵の佐竹本を分断して、掛け軸にされていたのも拝見しました。

創業者の野村徳七氏は茶の湯、能楽に関する美術品のコレクションを約1700点も所蔵されていて、、、その一部を公開されていたのでしょうね。








期間中、実は2度もこちらへ行きました!

1階では野村家のコレクションを展示されていて、地下では作家の方の展示。

1度目は日本人の陶芸家の方の作品で、

2度目はフランス人の作家2人の展示でした。

このフランス人の方達の知人からオススメのメールあり、またまた駆け込み最終日に拝見させて頂きました。

とても素晴らしい感性の作品で、、、
フランス人だからすごいとかではなく、人種に関係なく、人として素晴らしい、感受性と表現力にただ、うっとりと拝見させて頂きました。

✨✨✨

お茶三昧の日でしたが、

夜はしっとりと京野菜を使われているお店で、友人とお茶談義?美術談義?でゆっくり、しましたよ〜。








※北山会館は改修工事の為、来年6月までは休館だそうです。

京都国立近代美術館「円山応挙から近代京都画壇へ」

2019-12-10 22:33:00 | アート
11月から開催されていた「円山応挙から近代京都画壇へ」ずっと行きたいと思いつつ、やっと終わり間際に滑り込みで見に行くことができました。




兵庫県香住にある大乗寺の襖絵が京都では24年ぶりの公開だったようです。
重要文化財の襖絵が立体的に展示されていて、その生き生きとした線や空間などを間近で観れる良い機会でした。

大乗寺襖絵のVR(バーチャルリアリティ)のエリアは1階にあり、お寺内部にいて襖絵や庭を眺めたり、お寺の上を鳥になったように空から見下ろすような映像もあり、

その場にいるような体感ができましたが、ちょっと酔いそうな映像でした💦

※前に東京の美術展に行った時もVR映像を見ましたが、その時はメガネのようなのをかけて見るものでした。
しかし、今回は2畳くらいの空間に映される部屋を一度に大勢で観れるものでした。うーん、どんどん技術が進んでいきますね。

✨✨✨
円山応挙は弟子が1000人もいたとされる円山派、その影響を受けた呉春が興した四条派、、、そして円山派、四条派の二派が近代まで影響を与えたということがわかりやすく解説パネルやビデオで示されていました。

迫力もありますが、日本画は美しい線と空間の美しさがあり、、、

若い頃は断然洋画が好きだったんですけど、歳を重ねるごとに日本画も好きになっているかも。

今回の展示で4階部分は、京都国立近代美術館の所蔵品は写真オーケーでしたので、気になった作品だけ写真撮らせて頂きました。

竹内栖鳳


橋本関雪


こちらも竹内栖鳳


上村松篁



そして、4階から見える景色はいつも気持ちが良い。
快晴で気持ちが良い一日でした〜。


◾️「円山応挙から近代京都画壇へ」
〜12月15日(日)、今週末までです。



今年も手前味噌!

2019-12-06 21:19:00 | 
毎年、11月末にお味噌のカメを開けてます。

10年ほど続けて作っていると思っていたのですが、
このブログで最初に味噌のことを書いてるのは2007年で、その3年前から作っていたらしいです。と、いう事は2004年から作っているとしたら、今年2019年なので、なーんと15年も作り続けているようです。



上の写真:左側が去年の味噌!右が今年、2月に仕込んで11月末に開けた味噌です。
かなり色か違います。冷蔵庫に入れてますが、麹の発酵はどんどん進みますので、だんだんと濃い色になります。

下の写真:今年は3種類作ってみました。
上段左側がノーマルで、右が倍量の麹を使ってます。もっと色が薄く甘くなるかと思いましたが、、、色もあまり変化なし。
ただ、ちょっと甘めな気がします。

下の段の味噌は上に酒粕を被せたもの。そうするとカビが生えないと言われて試してみましたが、あまりカビの量に変化なく、若干、酒粕の香りがする味噌になりました。

出来立ての今年の味噌とご近所の和菓子を、今年も叔母達に送りました。

手前味噌、、、自画自賛で本当はどうかわかりませんが、今年も美味しくできました。

昨年、2018年に一度、味噌作り講習会を開催しましたが、その時来てくださった方は皆さん、美味しくできたと言われて、

今年は其々ご自分で作られてます。
一度習ったら、後は自宅で作れますから。

安心して食べられますし、何より美味しく!
あっ、又手前味噌🤣ですね。

今日は出来立て味噌で、なめこたっぷりの酒粕入りのお味噌汁を作りましたよ〜。

✨✨✨
実は、我が家ではずっと購入しているお味噌もあって、それが八丁味噌です。

中部地方出身のため、毎日のお味噌汁は赤味噌しかなく、関西に来てから違う種類の味噌の存在を知りました。

息子と私は赤味噌派。
娘は白味噌好き!

夫はなんでも良いようですが、、、お雑煮だけは白味噌と田舎味噌を混ぜたものが良いと言いますし、みんなバラバラでやっかいでした。

ただ、今年からは息子も一人暮らしを始めて、、、
赤味噌ではなく手作り味噌の回数が増えていますが、色々な種類の味噌が置いてあること多く、冷蔵庫内で味噌の占める割合多すぎかも💦


今年はヨーグルトメーカーを購入したので、白味噌も作れるようになりました!
賢い道具や機械のおかげで、楽しく手作りできてます。

富有柿、、、丹精を込める

2019-12-04 20:32:00 | 
今年も友人から富有柿が送られてきました。
 






とっても美味しい柿なので有り難いです。


実は今年は親戚に柿を送りたいと思い、問い合わせた際は、「今年は別件で忙しいので、柿に手をかけられず、贈答用はできない」と、回答ありましたので、

まさか送ってもらえるなんて思ってませんでした。

確かに例年よりはちょっと小ぶりかも。

でもとっても美味しく!
有り難いなぁと思います。
 
しかし、丹精込めないと柿は大きく立派にはならないということですね。
✨✨✨
そういえば、山に生っている野生の柿は小さいですね。

美味しく、大きく育てるのはやはり、手をかけられているということなのでしょうね。

良い勉強になりました!