心が元気になるものイロイロ!

暮らしの中でみつけた、ちょっと幸せを感じるものの事を書いています。
元気をくれる料理、絵、植物、本の事等。

たわわに実る「橘」白峯神宮と菓祖神社

2016-12-04 01:01:01 | 京都
白峯神宮の橘がたくさん実っています。


前にも写真を撮ったことがありますが、昨年2月だったんですが、、、現在、12月初旬になってる実がこのまま2月頃まで保つのかな?

同じく橘の木があるので一度行ってみたいと思っていた「菓祖神社」へ。
吉田神社の中にあり、吉田山大茶会や節分祭の時に行ってみようと思いつつ、ずっと行けなかったのですが、

今日はお天気が良くチャリでお出かけついでにやっと行ってきました〜。





たまたま今日は吉田神社へ行った時に結婚式の真っ最中。

良いタイミングで、、そんなシーンに出会えて幸せな気持ちになります。

菓祖神社はお菓子の神さまで、昭和30年代に作られた割と新しい神社。

祭神のお1人が田道間守。

この方が垂仁天皇から、不老不死の霊薬「非時香果(ときじくのかぐのこのみ)」を常世へ行き、探してくるようにと命を受け、
10年後に「非時香果」を持ち帰ったが既に天皇は亡くなっていたという、少し切ないお話。

その時持ち帰った「非時香果」が「橘」で、最初のお菓子とも言われています。

古くは木の実や果物がお菓子の元だったのだからでしょうか、「果子」と書いていたそうです。
果物、と、菓子、、、似ていますね。



橘はタネが沢山あって食べるところが無いそうですが、どんな味なんでしょ。普通のみかんとは違うのかしら?

みかんの皮は生薬で、その状態で青皮、橘皮、陳皮と名前が変わります。
皮の青い状態、熟した皮、干して数年経ったものを指しますが、実際には陳皮はそんなに何年も経ったものはあまり出てませんし、
最近は少し干したものが陳皮として売られてます。それくらいの方が使いやすいですけれどね

不老不死?うーん、そんな薬は今でも無いのですけど、、、

終わりがあるのは寂しいことですけど、

終わりがあるからこそ、日々を大切にと思えるのかも