・午前中、久しぶりに山回り。10名くらいでスノーモービルに乗り込み、現地検討。モービルの運転は楽しいが、長い距離になると実に冷える。そういう意味ではスキーの方が体があったまっていいところもある(大変だけど・・・)。検討を行った場所では、天然林が散在するが風害の影響を受けているところが多い。また、トドマツとアカエゾマツの大きな造林地が存在し、その取り扱いが検討課題の一つであった。

・事前情報では少し聞いていたが、この周辺も低山帯にしてはアカエゾマツの天然個体が想像以上に多くて驚く。この周囲の林班にはアカエゾマツの大木が点在していることから不思議ではないが、研究をやり始めると思いもかけなかったところで目に付くようになるから不思議だ。この付近は普段は車で走れないために、めったに入らないために、あまり情報が集まらなかったというわけだろう。他の低山帯と比べると、固まって小さな面積に集中しているというよりも広く薄く分布している感じで、ミズナラの大径木と混交する雰囲気は27林班にも少し似ている。ともかく、まだまだ知らないところがあるもんである・・・。

・ここのところ、ずっと室内作業をしていたのだが、今日に限って、現場作業を衛生委員会として視察(?)するために、午後も再びスノーモービルで麓郷方面の現地へ向かう。現場は農地に囲まれているせいか、吹き抜ける風が強く、体感気温はかなり低い。作業内容は、測量で50×50mのプロットを作りながら、毎木調査を行いプロット内の樹種構成・蓄積を調べるというもの。学生実習では半日がかりの大仕事だが、20分程度で完了してしまう(平らだったせいもあるが)。
・毎木調査では、2名で樹種と胸高直径を測定していたのだが、まるで”セリ”のような感じで次から次へと樹種と胸高直径が叫ばれる。これでは、記録する野帳マンも大変である。ベテラン職員のTさんの歩き方は本当に無駄がなく、”腰のすわり”とでも言いたくなる独特の安定感がある。すし屋の職人のように、握るだけで(握らなくても?)6-10cmくらいの胸高直径は分かってしまうようだ。森林がこうした匠の技によって支えられていることを改めて実感。

・事前情報では少し聞いていたが、この周辺も低山帯にしてはアカエゾマツの天然個体が想像以上に多くて驚く。この周囲の林班にはアカエゾマツの大木が点在していることから不思議ではないが、研究をやり始めると思いもかけなかったところで目に付くようになるから不思議だ。この付近は普段は車で走れないために、めったに入らないために、あまり情報が集まらなかったというわけだろう。他の低山帯と比べると、固まって小さな面積に集中しているというよりも広く薄く分布している感じで、ミズナラの大径木と混交する雰囲気は27林班にも少し似ている。ともかく、まだまだ知らないところがあるもんである・・・。

・ここのところ、ずっと室内作業をしていたのだが、今日に限って、現場作業を衛生委員会として視察(?)するために、午後も再びスノーモービルで麓郷方面の現地へ向かう。現場は農地に囲まれているせいか、吹き抜ける風が強く、体感気温はかなり低い。作業内容は、測量で50×50mのプロットを作りながら、毎木調査を行いプロット内の樹種構成・蓄積を調べるというもの。学生実習では半日がかりの大仕事だが、20分程度で完了してしまう(平らだったせいもあるが)。
・毎木調査では、2名で樹種と胸高直径を測定していたのだが、まるで”セリ”のような感じで次から次へと樹種と胸高直径が叫ばれる。これでは、記録する野帳マンも大変である。ベテラン職員のTさんの歩き方は本当に無駄がなく、”腰のすわり”とでも言いたくなる独特の安定感がある。すし屋の職人のように、握るだけで(握らなくても?)6-10cmくらいの胸高直径は分かってしまうようだ。森林がこうした匠の技によって支えられていることを改めて実感。