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西東京市・北海道富良野の森林を舞台にした遺伝,育種,生態などに関する研究ノートの一部を紹介します

天然酵母ぱん

2007-03-31 | その他あれこれ
・25日の葬儀にまつわる、もう一つの大失態。色々と準備することが多かったわけだが、色んな手配に追われつつ、次なる会場へと向かったところ、なんと、嫁を置き忘れてしまった。まるで、長嶋監督である。幸い、佐賀の親戚が送ってくれて事なきを得たが(その後の顛末はご想像にお任せします・・・)、何かお礼をしなければということで、久しぶりにデリスに行って名物のプリンを送る。

・近くのペンション(?)ピノキオでは、天然酵母パンが販売されている。しばらく前から気が付いていたのだが、今回初めて扉をたたく。絵本がならぶファンタジックな空間に天然酵母パンのいい香り。12時ごろから色んなパンが焼けるらしく、まだ少なかったが、せっかくなので購入。生地がやわらかくて、香ばしい。

・広島から京都へと移り住んだSさんから森林学会のスライドが送られてくる。本人も申告しているとおり、タイミング的にはぎりぎり(その前に送ってもらっても何もできなかったわけだけど・・・)。明らかに問題がありそうなスライドを数枚指摘して、修正案を送る。口頭発表では、想像以上に時間が短いので、よほど練習していないと本番で焦ることになる。1枚のスライドにかける時間とか、なるべく早く結果に移ることとか、いろいろと伝えたいところだけど、こういうときには距離を感じるねえ・・・。

離任式

2007-03-30 | 研究ノート
・森林学会直前ということで、まずはポスターの駆け込み改訂。途中、Oさんのトドマツ相互植栽のポスターも直しつつ、二つとも完成。ポスターフォルダー(正式名は何だろう??)は当方が持っているので、2枚のポスターを持参することに・・・。これで電車に置き忘れたりすると最低(!)である。

・Kくんが試験地周りの過去の毎木データを発掘してくれた。おっと今だに紙のメモ状態である。が、かえってこちらの方が状態がよく分かったりする。いずれにしても電子化しておく必要があるわけだが、こちらにのデータの検討については、午後に回す。

・とりあえず、JB氏からの校閲を反映させて、ヒノキ論文を完成に近づける。ざっと最終チェックして共著者にメールでお知らせ。4月6日を投稿日と定める。最終的な体裁チェックは福岡往復間にもできるだろう。長きに渡る執筆作業もいよいよ大詰めである。

・森林学会のポスター会場の場所などをチェックする。生態学会では、ポスター会場にすら辿り着けないという悲惨な状況だったので、今回はそれは避けなければ・・・。と見ると、ポスター掲示場所は会場の隅っこである。これは暇になりそう・・・。まあ、当方の場合はT13のセッションだから、少なくともセッション参加者は聞いてくれるであろう、と少し安心してもいる。あまり暇なら、他の人のポスターを見ることもできて有意義(?)かも。

・午後から天然更新試験地周りの毎木調査データを野帳から拾って、入力。若干、データがおかしいような気が・・・。林業対象樹種については、中径木と大径木の本数密度が母樹量の指標になるだろうということで、まとめてみる。こうしてみると、地理的に近くでも結構雰囲気が違っていて、こうしたデータの取り扱いの難しさを予感させる。現在のデータと過去のデータではまた意味合いが変わってくるので、色んな点で整理が必要である。とりあえず、生データを手で持って説明することにする。

・4時より離任式。これは公務員(もはや違うけど)だけの習慣だろうか、退職される方を玄関先で見送るという儀式だ。40年以上も勤めていただいたベテランの技術職員が二人も欠けるのは非常に痛い。Tさんは森を見る(そして森林内の歩き方もすごい!)プロ、Sさんは丸太を見るプロ、と言えるだろうか。どちらも独特の風格が肩越しに漂っている。”職人さん”とでも呼びたくなる人たちなのである。夕暮れのせいか、そこはかとなくセンチな気分になる。

・といいつつ、後は福岡行きの準備。持っていくものなどを確認する。別刷りなどを携えていざ福岡へ。うーむ、準備不足の感がありありと・・・。

ポスター発表練習

2007-03-29 | 研究ノート
・本日は送別会の翌日のせいか、どことなく人口密度が低い職場。不在の間に出現した懸案事項を打ち合わせるなどしてから業務開始。まずは、ヒノキ論文の改訂作業。JB氏から送られてきた英文校閲を検討しながら、ファイナル(?)バージョンへと近づける。それにしても、Abstractが150wordsというのは厳しい。ガリガリと削って、もう一度、チェックしてもらうことに・・・。最終体裁を整える上で、イラストレーターとEND-NOTEの使い方に不慣れだという、妙なところが速度を律している。

・お昼前に森林学会用のポスター打ち出し。職場にA0プリンターがあるというのは実は稀なことであろう。気楽に打ち出しができる環境だというのは、実に恵まれている。5分くらいで印刷完了。よく見ると、背景とか調査地などの見出しの文字が妙にでかい。さらに、プロットの並びも変だ。微修正して、明日、再び印刷しよう。

・4時半からポスター発表練習と称して、職員のみんなに聞いてもらう。発表者は当方とトドマツ標高別相互移植試験地の発表をするOさん。いざ、発表してみると、かけたエネルギーに比例した出来栄えで、生態学会に比べると、自分でも迫力がないのがよく分かる。今回は標高に対する樹木種の更新反応というタイトルで発表しようとしているわけだが、標高というよりも、プロット周囲の林相というか、母樹密度の差が単に反映されているだけではないか、という指摘があり、全くそのとおりだと思えてきた。

・そのとおりなのだが、標高差によって植生も規定されているはずで、同じ斜面で同じ時期に設計したような試験はないので、この試験地とその成果は貴重である。が、このままでは研究のオリジナリティがうまく伝わらにのも事実だ。やっぱり、もう少しデータを転がして、検討してみないとまずいようだ。といいつつ、後一日しかないという時間的制約といかに闘うかが問題だ。ポスターを眺めつつ、もう少し検討しよう。

・Oさんの発表はみんなにとっても新鮮だったようだ。考えてみると、トドマツの相互移植試験地の存在は何となく知っていても、どういう設計かというのはきちんと知っている職員の方が少ないかもしれない。結果も興味深いものだが、Oさんはやはり一般化線形混合モデルの説明で苦戦していた。みんなに説明したり、議論するうちに、少なくともモデルの結果を表にするとだいぶ分かりやすくなることが判明。やはり、ポスターといえど発表練習は大事である。

料理酒の極み(?)

2007-03-28 | その他あれこれ
・久しぶりの投稿。というのも,愛媛から富良野に戻った金曜日に義母が亡くなったという報せがあり,土曜日から本日まで北九州に帰省していたためである。遠くに離れていると,敬愛する人が突然いなくなったという実感が全く湧かなかったのだが,お通夜や告別式,初七日などの葬儀を通じて,少しずつ気持ちが整理できつつあるようにも思える。今まで,こうした葬儀にまつわる慣習はなんだか面倒そうなイメージしかなかったのだが,いざ,近しい人が亡くなるという事態を迎えてみると,少しずつ気持ちに区切りをつける上でも,なかなかいい慣習のように思えてきた。お通夜にも告別式にもたくさんの親戚や近くの知り合いが来てくれて,いいお別れができたように思う。

・今まで,小さい頃に祖父の葬儀に参列したことはあったものの,大人になってから,初めて近しい人の葬儀に接することになった。経験した人は分かると思うけど,短期間のうちに決めなければならないことが多く,実に慌ただしかった。お祝いごとに比べてタブーが多く,初めてのことばかりで面食らった。意外と大変だったのが,それぞれの式の後に親族プラスアルファで行われる食事会での食べ物や飲み物の量をどのくらいに設定し,(会場には持込が可能だったので)それをどのように手配するかといったところであった。

・お通夜の後の食事会での日本酒には,紙パックのものを用意するように頼まれていたのだが,当方が用意したのが実は1.8L の料理酒だったことが翌日判明。そのパッケージには“料理酒”とは全く書かれておらず,冷でも燗でもいける“旨口”などとある(見た目は旨そう・・・)が,原材料をみれば紛れもなく料理酒。当方,細かいところにも気が付くのだが,肝心なところをすっぽりと抜かしてしまったりする性質なのだが,今回もやってしまいました。Fくんはすっかりこの“料理酒”に酩酊し,完全にグロッキーになっていたらしい(すまん・・・)。でも,義母は明るい人だったから,きっと,笑ってくれたのではないだろうか。

・ということで,明日から職場復帰。1日には再び福岡にとんぼ帰りということになった。この短期間の移動距離の長さはハンパではないが,日本の長さと季節感を存分に味わうことができそうである。学会準備と平行してヒノキ論文投稿準備,がんばりますか。

博多へ向けて

2007-03-23 | 研究ノート
・もはや生態学会は終わり。体はまだ愛媛にあるが、気持ちを博多(森林学会)に切り替える。ポスターも完成していなかったので、まずは手直し作業。Rでの作図がだいぶ上手(?)になったせいで、こういう図も楽に作れるようになった。6つくらいの図を並べるときには、エクセルだとぺたぺた貼っては、ちょっとずつ体裁が変わってしまうのが実に頭にくるのだが、そうしたストレスからは解消されている。

・しばらく格闘し、こんなもんでいいかという気になってきた。今回は地がきした後に何が更新したか、という森林施業ネタである。実にシンプルなのであるが、25年後の更新状況を調べた例なんてのはそうそうない・・・という富良野の森ならではの強みを存分に活かした(当方は楽をした)発表となる。



・今回は施業と多様性という新しいセッションでの発表なのだが、普段は接していないメンバーとのディスカッションが楽しみでもある。完成したポスターはこんな感じ。よろしければぜひ見に来てください。

・愛媛空港では,じゃこてん,かまぼこ,愛媛産ぷっちょ(子供のお菓子),讃岐うどん,などお土産を買い込む。気がつけば,ずっしりと重い。しかし,このように特徴的なご当地の土産があると,つい買いすぎてしまうな。学会帰りらしき人々も,それぞれ似たようにお土産袋を提げていた。

・本日は快晴のようで,機内からは富山湾がくっきりと見える。本州の雪山はいよいよ険しく,こんなところで調査したら大変だろうなあと漠然と思ったり・・・。トドマツ種子散布論文の原稿をようやく読み返す。細かい点はともかく,少なくともだいぶ論文らしくなってきたように思えるのだが,はるか中国のRさんからの反応がないのがちと気にかかる。しばらくうとうとした後,ようやくアカエゾマツの原稿もチェックする。思えば筑波での打ち合わせから,何かとやるべきことが立て込んで,全く進んでいない。

・そもそも,どんな打ち合わせをしたのかを原稿に書き込んだコメントから解読することに・・・。そうそう,イントロの第一パラグラフを山岳地帯の針葉樹のお話から始めることと,アカエゾマツの歴史的な分布変遷のパラグラフを作ることであった。例によって,まず日本語で“何を書くか”についてブレーン・ストーミング的にメモをする。次に,ノートに英文の案を書いておく。こうしておいて,最終的には参考文献をざざっと広げて,パソコンに打ち込んでいくというのが最近のやり方である。効率的ではないが,ステップを重ねるごとに原稿は推敲される。

・論文作成に飽きたので,読書。小野有五・五十嵐八枝子著“北海道の自然史-氷期の森林を旅する-”を読む。この本では,主に花粉分析を通じて明らかにされた氷期から現在までの北海道の森林の姿が描かれている。著者の言葉から太古の姿が浮かび上がってくる。花粉分析における年代の測定法や記載の仕方,ヒプシサーマル(もっとも温暖であった9500年前から2600年前の時代のこと)など,氷河期以降の歴史を紐解く上で重要なことがだいぶ分かってきた。この本も購入してからずっと読めなかったのであった。ということで,あれこれと過ごしているうちに,ようやく富良野駅到着。5時半。行きも遠かったが,帰りも遠かった。

生態学会シンポ終了

2007-03-22 | フィールドから
・朝1番でポスターの説明文の添削をして、メールで送信。最後は時間が切れで、会場へ急ぐ。ホテルから古町の電停へ行き、路面電車で愛媛大学へ。非常に便利なところにある大学である。懇親会後の9時からの発表だったので、いささか人は少なかろうと思っていたのだが、巨大な会場が人で覆いつくされている。こんなに生態学を志望する人が居たとは・・・。

・シンポ始まり。なぜかパソコンの調子がわるかったらしく、必ず一人一つはトラブルを抱えていた。多くは写真が出ないというものだったのだが、当方だけはかってにスライドが次に移ってしまうというトラブル。どうやら、スライドショーの練習の時間を覚えているらしく、そのとおりに進んでしまう。少々てこずったが、十分に練習していたので、全然緊張はしなかった。

・それにしても、これだけ巨大な会場になると、なかなか自由討論というのは難しい。Kさんも苦労していたようで、本当は助けてあげたかったのだが、なかなか突っ込めるところがなかった。高山帯のスライドはいくつかの発表者で出てきたが、お花畑は本当にきれい。大変なんだろうけど、それに惹かれる研究者が居るのも分かる気がする。

・ところで、高山帯では紫外線による突然変異率が高いのではないか、という指摘があり、ちょっと面白かった。クローン植物だと突然変異率とかも推定できる可能性があるので、低山帯と比較するなんてのも面白いかもしれない。当方のトドマツについても後で筑波のTさんからアソシエーション・マッピング(遺伝子型と形質の相関)を見たらどうかという指摘があった。材料としては他にはないものなので、DNA(まずはサンプルだけ)でも採取しておいて、後で解析してもいいかもしれないな、とか思ったり。

・考えてみると、標高別相互移植試験地の植栽個体は、400×6標高なので最大でも2400サンプルだ。実際には間伐したり、死亡しているので、その半分くらいだろうか・・・。一人学生がいれば、遺伝解析と繁殖形質の調査を組合わせれば、相当いい仕事ができそうである。これは面白いテーマかもしれないが、片手間仕事ではない。でも、なくなる前にサンプリングだけはしておかないといかん。

・話は違うけど、ところで生態学会って、どうしてみんなラフな格好なんだろうか。今回はシンポジウムなのでスーツを着たんだけど、全然、そんな必要がなかった(むしろ浮いている!?)。しかし、必要以上にフィールドの装いをしていないか・・・。傍から見ると、若干、奇妙な集団だろうな、きっと。

・学会終了後、南麻布のSさんと現在イギリス滞在中のTさんと、花粉散布研究総説論文の打ち上げという名目で久しぶりに飲む。苫小牧以来の三者会談(?)であるが、統計解析のお話、最新の分子生物学の方向性など、他では得られない情報が満載で楽しかった。その他、よもやま話などなど、多様な話題が飛び出して何かと刺激的な時間を過ごした。

・色々と示唆に富む情報が得られたが、これをどう活かしていくかが問題である。と、気が付けば既に二時近くになっていて、驚愕であった。石坂啓さんの著書「赤ちゃんが来た」にもあるように、時間の流れって、おそらく平等ではないんじゃなかろうか。12時ごろからの時間は明らかに早く流れているような気がする。不思議な感覚は学生時代と全く変わらないのであった。

松山といえば・・・

2007-03-21 | その他あれこれ
・10時に富良野発の電車に乗り込む。実にいい天気である。さて、まずはHくんのトドマツ原稿から見ていくか。だいぶ投稿スタイルに近づいてきたな。これなら楽かと思いきや、一つ一つの文章を点検すると、やはり引っ掛かってしまう。ロフトで購入した赤ペン(uni-ball<eye>)で直していくと、やはり真っ赤になっていく。ところで、これまで実に多くの赤ペンを試していたが(ほとんど病気?)、これは筆圧が高くならずに、なかなかよろしい。

・滝川から千歳空港までは特急電車の指定席。不思議なことに、この指定席ではパソコン用の電源が確保されている。せっかくなので、赤を入れた原稿を打ち込んでいく。なんとか結果まで修正完了。かなり消耗した。

・千歳空港から愛媛空港までフライトの間に、Oさんのポスターと広島のSさんの原稿を見る。移動時間は集中できるのだが、さすがに3つもやるともはや限界である。気分転換ということで、三笑亭夢丸師匠による落語「かがみ」を拝聴。機内では、音楽よりも落語を聴くのが好き。「かがみ」は江戸の人情小話だが、なかなかいい噺であった。

・愛媛空港着。文豪に愛された土地らしく、”坊ちゃん”列車とか、”坂の上の雲”記念館など、独特の雰囲気である。松山駅も一味違うと・・・。やはり歴史のある街はいいねえ。さすが南国といいたいところだが、実はそんなに暖かくはなく、上着があって正解。桜も2分咲きといったところか・・・。



・ホテルから市街地まで路面電車で行く。これまた風情がある。ブザーの音が大きくてびっくり。



・松山城は時間が遅いので行くことができなかったので車窓から。



・新しい街(実は二回目だけど・・・)では、デパートの食品売り場に行くのが好きだ。松山ではポンカン、伊予柑などの柑橘系ジュースと海産物に力を注いでいる、とみた。海産物では、鰆(さわら)など既に春の魚が並んでいる。美味しそう。とりあえず、出来立てほやほやの名物”じゃこてん”を購入。これは旨い!やるな、松山・・・。 

検討会と山スキー

2007-03-20 | 研究ノート
・本日,現地検討会ということでマイクロバスに乗り込んで,麓郷方面へ。今年度二回目の山スキーを履く。この林班は択伐施業ができるところと,風害を受けた影響か改良が必要なところが入り乱れており,なかなか取り扱いが難しそうな林分である。択伐のところで,いきなり「選木をしてみろ」といわれて大いに焦る。

・あわてて無理やり選木したものは、ことごとく外れである。一体、何年,ここに居るのか,といった感じでかなりナサケナイ。しかし,当方が完璧に選木できるようだと,“技術”とは何だ?ということになってしまうとも言えるわけで,そういう意味では役に立っている(?)ともいえるのか。



・今回の話題は,薪山の設定,シナノキの選木方針,扱いの微妙な施業区分の妥当性,岩がごろごろしているところの更新補助作業のあり方など,相変わらず他種多様である。若干,不思議なムードでコンセンサス(らしきもの)が形成されていくのはいつものことであるが,昔に比べれば多少なりとも議論らしきものが交わされているようにも思える。中堅どこの若者が少し自分の意見を出すようにはなったものの,相変わらず,おとなしい人が大半ではある。

・昼時には,薪を焚いて暖を取りながらの昼食。雪の上でも焚き火ができるというのはいつ見ても不思議な感覚である。本日は少々暖かく,途中からスキーに雪が付いて,ずいぶんと重くなったりしたが,下りではなんとか滑ることができた。山の取り扱いもさることながら,何はともあれ,怪我せずに降りてこれただけでよしとするか・・・。みんな山スキーをどうしてあんなに操られるんだろうか・・・。謎だ。

・帰ってくると,雑事や打合せに忙殺される。原稿チェック4本,ポスター案のチェックなどなど,もやらねばならぬことが多発しているようで・・・。それにしても、こうして雪山の後、明日からは南国、愛媛か。想像できんなあ・・・。

小鳥のさえずり

2007-03-19 | その他あれこれ
・幼稚園、小学校ともに卒園式と卒業式の振り替えということで、年休で本日休業。近くの公園にて、3人で久しぶりにそり遊びや雪合戦を楽しむ。公園は排雪された雪で山と化していて、あちこちに隠れ場所風のところがあり、なかなか楽しいぞと思っていたら、たまたま投げた雪球が下の子供の顔に当たり大泣きされてしまう。やれやれと帰っていると、イタヤカエデの枝先に泊まっているのはコガラかハシブトガラか?北海道鳥類図鑑などを引っ張り出して、調べてみるが最初から意識していないと判別するのはなかなか難しいようで。



・昼食では3人で焼きそばに挑戦。ホットプレートで作るとなかなか美味しくできた。自分で作ると美味しいようで、二人とも大人顔負けの食欲である。たまにはこういうのもいいなと感じてみたり・・・。

・3時ごろに昼寝をしている合間に、生態学会の練習。ううむやはり、1分ほど長い。あと1枚はスライドを削らないとまずいのだが、どれを削るべきか・・・。おっと、そういえば、直径と樹高の関係が種子産地によって異なるかどうかの検討をすべきであった(北大のK先生からのご指摘だった)。



・植栽地の標高を530mに固定して、各種子産地ごとにdbhとheightの関係をプロットしてみる。もしかすると、高標高では上に伸びるのを早々にあきらめてしまって、太るのではないか・・・という疑惑(?)があったのだが、そう見えるような見えないような・・・。930mから上の産地では上も横も伸びきれず・・・という風にも見える。むしろ、1200mの標高から持ってきても、10m以上になるやつもいるのだねえ(なんか分からんが、すごいような気もする)。

紅白まんじゅう

2007-03-17 | その他あれこれ
・本日は卒園式と卒業式が一緒にあった。ここ富良野では、毎年、昔ながらの紅白まんじゅうが配られる。帰ってきた二人の包みを開けるとおそろいだ。よく見ると、「祝」の文字のサイズが少し違う。よくよく見ると、まんじゅう自体のサイズも若干違うようだ。やはり、小学校卒業の方がめでたさも大きい、ということか・・・。



・今日もとても穏やかな一日。思わず昼寝をしてみると、あっという間に3時過ぎ。おおっと、こんなに本格的に寝てしまうつもりはなかったのだが・・・。生態学会の練習を進めなければ・・・。