goo blog サービス終了のお知らせ 

goto_note

西東京市・北海道富良野の森林を舞台にした遺伝,育種,生態などに関する研究ノートの一部を紹介します

水位計データ

2009-02-23 | 研究ノート
・朝から雨が降っており、外作業は断念。Qst関連の論文を読み込む。生態学会誌に総説があり、理解に役立った。QstとFstの比較をするにはFstをいかに正確に求めるかがポイントになるらしい。が、こいつは奥が深い。

・湿地でデータを回収した水位計の電圧を水位に変換する作業。マニュアルではなく、1枚のメモ紙のようなものがぺらっと入っており、電圧と水位の関係が図示されている。忘れないようにメモしておくと、水位(センサーから水面までの距離cm)をY、電圧をX(V)とすると、Y=50(X-1)という関係にある。つまり、電圧が2Vならば水位は50cmというわけだ。

・後は土壌表面からセンサーまでの深さを引けば、土壌表面から水面までの距離が計算できる。ということで早速試してみると、何となくそれっぽい値が得られた。これが本当ならば、前山下湿地は水面が土壌表面のすぐ下にあるようで、実は地下水位がかなり低そうである。13林班と上湿地はあまり変わらないようで、感覚的には合っている。

・10日くらいで20cm近く上下しているのが本当だとすると、結構地下水位というは変動があるのかもしれない。ふうむ、あのロガー・・・意外(?)といけてるのかもしれない。春先のデータが楽しみである。

最新の画像もっと見る