・昨夜の宿は、茅場町の”トレストイン日本橋”である。初めて利用したのだが、案外、羽田にも弥生にも近く便利。ホテルも新しくて清潔である(昨晩の”ニュー”高橋とはえらい違いだ)。また、最近のホテルではインターネットが部屋で使えるのが一般的になりつつあり、ホテル選びのかなり重要なポイントになっている。さすが商業の街だけあって、この界隈は焼き鳥、居酒屋、中華料理などなど飲食店も充実している。
・東大のHくんが中国のヤチダモの集団遺伝をすることになったのだが,もう少し遺伝子座数を増やしたいということで,トネリコのSSRマーカーについての情報を検索。グーグルスカラーで,ヨーロッパトネリコで葉緑体SSRの論文が出ていることを確認。これも,系統地理解析には有効であろう。知り合いのスペイン人研究者から,ヨーロッパのグループがFRAXIGENというプロジェクトが走っており,トネリコの遺伝解析をやっていると聞いていたので早速チェックする。
・ほほう,確かにFRAXIGENなるホームページがある。しかし,マーカーの配列などに関する情報がないな・・・としばらくさまよう。論文成果のところをクリックすると,その知り合いがAnnals of Botanyに論文を出していることに気が付いた。今度,メールをしてみよう。おっと,Evolutionにも繁殖様式と遺伝構造に関する論文が掲載されているな・・・。この論文では思惑通り,新しく開発された核SSRマーカーの情報が載っている。最近は,プライマーノートに出さずにこうして載せることもあるので,チェックを怠ってはいかんね。
・この論文で使われているのは,Lefort et al. (1999)が開発したSATL4とSATL16(ヤチダモで当方も使った)と新たに開発されたFR16,39,41という合計5つのマーカーである。新マーカーのアレル数はそれぞれ10,5,4で,集団遺伝解析にはかえってお手ごろだ。SATL4,16が使えたことから考えると,これらの新マーカーもヤチダモに使える可能性は高いと考えてもよさそうだ。
・ところで,タイトルとアブストを読む限り,この論文の中身はなかなか面白そうである。トネリコの仲間は性表現が色々とあって面白い研究が意外と転がっている。早速,読んでみるとしよう。
・東大のHくんが中国のヤチダモの集団遺伝をすることになったのだが,もう少し遺伝子座数を増やしたいということで,トネリコのSSRマーカーについての情報を検索。グーグルスカラーで,ヨーロッパトネリコで葉緑体SSRの論文が出ていることを確認。これも,系統地理解析には有効であろう。知り合いのスペイン人研究者から,ヨーロッパのグループがFRAXIGENというプロジェクトが走っており,トネリコの遺伝解析をやっていると聞いていたので早速チェックする。
・ほほう,確かにFRAXIGENなるホームページがある。しかし,マーカーの配列などに関する情報がないな・・・としばらくさまよう。論文成果のところをクリックすると,その知り合いがAnnals of Botanyに論文を出していることに気が付いた。今度,メールをしてみよう。おっと,Evolutionにも繁殖様式と遺伝構造に関する論文が掲載されているな・・・。この論文では思惑通り,新しく開発された核SSRマーカーの情報が載っている。最近は,プライマーノートに出さずにこうして載せることもあるので,チェックを怠ってはいかんね。
・この論文で使われているのは,Lefort et al. (1999)が開発したSATL4とSATL16(ヤチダモで当方も使った)と新たに開発されたFR16,39,41という合計5つのマーカーである。新マーカーのアレル数はそれぞれ10,5,4で,集団遺伝解析にはかえってお手ごろだ。SATL4,16が使えたことから考えると,これらの新マーカーもヤチダモに使える可能性は高いと考えてもよさそうだ。
・ところで,タイトルとアブストを読む限り,この論文の中身はなかなか面白そうである。トネリコの仲間は性表現が色々とあって面白い研究が意外と転がっている。早速,読んでみるとしよう。