・札幌出張。全国的な雪不足とのことだが、北海道でも例外ではないようだ。富良野はそうでもないが,雪が少ないのは滝川も同じようで,普段は雪に埋もれているはずのホームにまるで雪がない。ちなみに,写っているのは根室本線で富良野と滝川を結ぶ一両編成の電車。

・札幌に着くと,いきなり雨。まさかこの時期に降るとは思っていなかったので,傘の準備もしていなかった。10時半過ぎ,北大に到着。早速,今回のlmer結果についてプレゼンの仕方と解釈をご相談。Burcyzkのモデル論文のように,いくつかのモデル,AIC,パラメータなどを並べて表にすればよかろうということで,ようやく完成の形が見えてくる。
・植栽地標高を低標高と高標高に分けて解析した方がよいのか、まとめた方がよいのかについて迷っていたのだが、これまたやっぱりAICで比較すればよいことが今更ながら分かる(単純に足せばよかったのか・・・)。やっぱり直接お聞きすると,色々と細かいところが分かってとても助かった。
・Rによる作図についても,突然ご相談を持ちかける。倒木の作図については,エクセル上で強引に描く,という滅茶苦茶なことをやっていたのだが、いくらなんでも,このままでは投稿できないだろうということで,Rさんからの宿題になっていたのであった。倒木の測量では,変曲点ごとに幅を測定するということをしていたわけだが,これを元に倒木の図を描くのは案外と面倒である。
・三角関数で2点から構成される直線に直交するベクトルを作り,四隅の点の座標を得た後,polygonなる関数としばらく格闘した(正確には,格闘していただいたのを見ていた)わけだが,最終的に“line”でかなりのqualityが描けるということが分かった。枝分かれしている倒木などはidを別にしてやる必要があるので,忘れないうちに完全な図を描けるようにしておかないといかんな・・・。
・クラーク会館の“きゃら亭”にて,いつものごとく昼食を頂いた後,Iくんの博士論文発表会にKさんと連れ立って出かけることになる。よく考えてみると,北大の農学部の方に正式に(?)入るのは初めてではなかろうか。近年に改装がなされたらしく,防火扉などは妙に新しい。発表会前のIくんに会うと,当方が来るのは事前に分かっていたようだが,まさかKさんまで引き連れてくるとは思っていなかったらしく(I君いわく,「もしそうなったらどうしよう・・・」と,この展開を恐れていたという事実が後で判明),このとき,緊張はピークに達した模様で,顔から湯気が出ていた。
・かなりのプレッシャーを受けていたはずだが,Iくんのプレゼンは,非常にゆっくりとしたペースでしゃべっていたので,とても分かりやすかった。難しい部分はかなり省略したようだけど,当方たちの倒木上のトドマツの種子散布&定着論文に使えそうな様々なヒントがあった。倒木の質を評価するのが難しいと思っていたが,彼の研究を参考にすれば,いくつかポイントを絞って測定することは不可能ではない気がしてきた。春にはちょっと検討してみるとしよう。
・日高のプロットは確かに“良い”プロットといえそうだ。しかし質問にもあったように,それでトドマツとエゾマツの更新の全てを代表したと考えるのは難しいところがある。実際,富良野とは,更新の状態がそれなりに違うように思えるところもあった。また,今回は平坦なプロットだったようだが,傾斜があると状況はまた大きく変わるので,あくまで限定的な一例だということはうまく表現した方がいいだろう(とはいえ,その一例をこれだけきちんと調べたのはえらい!)。また,森林管理や施業という観点からすると,結局,どうすればいいのかという側面については必ずしも明確になっていないと思われた。まあ,こうした応用的な方向性については,ぜひ富良野に講義に来てもらって,議論させてもらうとしよう。
・D論発表会が終わり,詰めかけた聴衆とともに会場から廊下にでた途端,「札幌に来たら,“パン吉”に行かなきゃだめじゃないですか!」と当ブログの読者で推定パン・フリーク(?)の方から突然の突っ込みを受け,大変焦る。「すみません,すみません」となぜか平謝りに・・・。パン好きを自称するからには,「こいつをほっとくわけにはいかん!」ということで,頂いた名刺の地図をたよりに早速お店を探す。おっと,東横インの路地を少し入ったところに,こじんまりとしたパン屋が・・・。こうしたたたずまいにも惹かれてしまうわけだけど,並んでいるパンはどれもこれも確かに美味しそうだ。

・売り子のお姉さんから撮影許可を頂く。ハード系が得意そうだと判断し,いくつか見繕って購入。さらに,食パンも買ってみるべきだろう,ということで,5枚切りにカットしてもらう(ちょっと厚めが美味しいよね・・・)。どうでもいいけど,パン屋の香りってどうしてこう人を幸せにさせるんだろうねえ。家族からのリクエストのガーリックパンはなかったので,いつものごとく,小走りにcafé Danmarkにも立ち寄る。なぜか,パン屋のハシゴをすることになる(いったい何しに来ているんだ!?)。こうして,この上もなく幸せになりつつ,帰途につくのであった。

・札幌に着くと,いきなり雨。まさかこの時期に降るとは思っていなかったので,傘の準備もしていなかった。10時半過ぎ,北大に到着。早速,今回のlmer結果についてプレゼンの仕方と解釈をご相談。Burcyzkのモデル論文のように,いくつかのモデル,AIC,パラメータなどを並べて表にすればよかろうということで,ようやく完成の形が見えてくる。
・植栽地標高を低標高と高標高に分けて解析した方がよいのか、まとめた方がよいのかについて迷っていたのだが、これまたやっぱりAICで比較すればよいことが今更ながら分かる(単純に足せばよかったのか・・・)。やっぱり直接お聞きすると,色々と細かいところが分かってとても助かった。
・Rによる作図についても,突然ご相談を持ちかける。倒木の作図については,エクセル上で強引に描く,という滅茶苦茶なことをやっていたのだが、いくらなんでも,このままでは投稿できないだろうということで,Rさんからの宿題になっていたのであった。倒木の測量では,変曲点ごとに幅を測定するということをしていたわけだが,これを元に倒木の図を描くのは案外と面倒である。
・三角関数で2点から構成される直線に直交するベクトルを作り,四隅の点の座標を得た後,polygonなる関数としばらく格闘した(正確には,格闘していただいたのを見ていた)わけだが,最終的に“line”でかなりのqualityが描けるということが分かった。枝分かれしている倒木などはidを別にしてやる必要があるので,忘れないうちに完全な図を描けるようにしておかないといかんな・・・。
・クラーク会館の“きゃら亭”にて,いつものごとく昼食を頂いた後,Iくんの博士論文発表会にKさんと連れ立って出かけることになる。よく考えてみると,北大の農学部の方に正式に(?)入るのは初めてではなかろうか。近年に改装がなされたらしく,防火扉などは妙に新しい。発表会前のIくんに会うと,当方が来るのは事前に分かっていたようだが,まさかKさんまで引き連れてくるとは思っていなかったらしく(I君いわく,「もしそうなったらどうしよう・・・」と,この展開を恐れていたという事実が後で判明),このとき,緊張はピークに達した模様で,顔から湯気が出ていた。
・かなりのプレッシャーを受けていたはずだが,Iくんのプレゼンは,非常にゆっくりとしたペースでしゃべっていたので,とても分かりやすかった。難しい部分はかなり省略したようだけど,当方たちの倒木上のトドマツの種子散布&定着論文に使えそうな様々なヒントがあった。倒木の質を評価するのが難しいと思っていたが,彼の研究を参考にすれば,いくつかポイントを絞って測定することは不可能ではない気がしてきた。春にはちょっと検討してみるとしよう。
・日高のプロットは確かに“良い”プロットといえそうだ。しかし質問にもあったように,それでトドマツとエゾマツの更新の全てを代表したと考えるのは難しいところがある。実際,富良野とは,更新の状態がそれなりに違うように思えるところもあった。また,今回は平坦なプロットだったようだが,傾斜があると状況はまた大きく変わるので,あくまで限定的な一例だということはうまく表現した方がいいだろう(とはいえ,その一例をこれだけきちんと調べたのはえらい!)。また,森林管理や施業という観点からすると,結局,どうすればいいのかという側面については必ずしも明確になっていないと思われた。まあ,こうした応用的な方向性については,ぜひ富良野に講義に来てもらって,議論させてもらうとしよう。
・D論発表会が終わり,詰めかけた聴衆とともに会場から廊下にでた途端,「札幌に来たら,“パン吉”に行かなきゃだめじゃないですか!」と当ブログの読者で推定パン・フリーク(?)の方から突然の突っ込みを受け,大変焦る。「すみません,すみません」となぜか平謝りに・・・。パン好きを自称するからには,「こいつをほっとくわけにはいかん!」ということで,頂いた名刺の地図をたよりに早速お店を探す。おっと,東横インの路地を少し入ったところに,こじんまりとしたパン屋が・・・。こうしたたたずまいにも惹かれてしまうわけだけど,並んでいるパンはどれもこれも確かに美味しそうだ。

・売り子のお姉さんから撮影許可を頂く。ハード系が得意そうだと判断し,いくつか見繕って購入。さらに,食パンも買ってみるべきだろう,ということで,5枚切りにカットしてもらう(ちょっと厚めが美味しいよね・・・)。どうでもいいけど,パン屋の香りってどうしてこう人を幸せにさせるんだろうねえ。家族からのリクエストのガーリックパンはなかったので,いつものごとく,小走りにcafé Danmarkにも立ち寄る。なぜか,パン屋のハシゴをすることになる(いったい何しに来ているんだ!?)。こうして,この上もなく幸せになりつつ,帰途につくのであった。