・午前中、ウダイカンバ繁殖成功論文のRevision letterの修正。修正原稿と見比べつつ、送ってもらった"指摘に対するコメント"を練り直す。審査者の指摘も再検討しながらの作業なので、それなりに重労働(?)だ。審査者からの指摘で、Bacles et al. (2005) Evolutionでは、全種個体密度が花粉散布パターンに影響していたと書かれていたので、改めて読んでみることに・・・。
・この論文は既に読んでいたが、”全種個体密度が花粉散布に及ぼす影響を調べていた”という記憶が全くない。よく読んでみると、論文中に直接検討しているわけではなく、連続林内で行われたジーンフローの研究(Heurtz et al. 2003)と比べると、断片林ではヨーロッパトネリコの花粉散布距離が明らかに長い(Bacles et al. 2005)ということから、森林やランドスケープの構造が花粉散布に影響を与えることが推測できる・・・ということのようだ。

・11時前に完了。さすがに神経を使ったので、屋外に出る。ミスト室の灌水状態がどうにも悪いのでノズルの掃除などを行う。後で技術スタッフに清掃と修繕をお願いしたところ、見事にミストが出るようになった(さすが!)。チューブ内部でかなりアオミドロみたいなものが溜まっていたようである。
・ふらふらと苗畑に出ると、七夕(7月7日)に剪定したクロマツから既に不定芽が出ている!剪定から1ヶ月もしないで不定芽が発生するというのは驚きだ。ただ、全ての個体に出ているわけではなく、茎の径と関係がありそう(太いものがよく発生している?)。
・午後からヒノキ論文の最終チェック。指摘に対するコメントのページや行がずれていないかを調べる。ひととおり作業して一段落。忘れていた8月末〆の原稿に手をつける。本当は講義準備もしたかったのだが、さすがに手が回らなかった。
・富良野のIさんから、いよいよ再生林で地がき作業に入ったという連絡を頂く。焼松峠でちまちまと実生をカウントしていたのが、このように事業的な規模になると感慨深い(というか責任重大だ!)。今回の試験では、今まで感覚的には想定されていた”ちょうどよい地がき面積”を検証できる(はず!)。とりあえず、今年度中に、プロット設定まではきっちりとやっておきたいところである。
・この論文は既に読んでいたが、”全種個体密度が花粉散布に及ぼす影響を調べていた”という記憶が全くない。よく読んでみると、論文中に直接検討しているわけではなく、連続林内で行われたジーンフローの研究(Heurtz et al. 2003)と比べると、断片林ではヨーロッパトネリコの花粉散布距離が明らかに長い(Bacles et al. 2005)ということから、森林やランドスケープの構造が花粉散布に影響を与えることが推測できる・・・ということのようだ。

・11時前に完了。さすがに神経を使ったので、屋外に出る。ミスト室の灌水状態がどうにも悪いのでノズルの掃除などを行う。後で技術スタッフに清掃と修繕をお願いしたところ、見事にミストが出るようになった(さすが!)。チューブ内部でかなりアオミドロみたいなものが溜まっていたようである。
・ふらふらと苗畑に出ると、七夕(7月7日)に剪定したクロマツから既に不定芽が出ている!剪定から1ヶ月もしないで不定芽が発生するというのは驚きだ。ただ、全ての個体に出ているわけではなく、茎の径と関係がありそう(太いものがよく発生している?)。
・午後からヒノキ論文の最終チェック。指摘に対するコメントのページや行がずれていないかを調べる。ひととおり作業して一段落。忘れていた8月末〆の原稿に手をつける。本当は講義準備もしたかったのだが、さすがに手が回らなかった。
・富良野のIさんから、いよいよ再生林で地がき作業に入ったという連絡を頂く。焼松峠でちまちまと実生をカウントしていたのが、このように事業的な規模になると感慨深い(というか責任重大だ!)。今回の試験では、今まで感覚的には想定されていた”ちょうどよい地がき面積”を検証できる(はず!)。とりあえず、今年度中に、プロット設定まではきっちりとやっておきたいところである。