【アキノウナギツカミ・秋の鰻掴み】タデ科イヌタデ属
この花も出会ってみたい花のひとつでした。
愛してやまない同じタデ科の萌え花ママコノシリヌグイを検索しているとよく見かける名前でしたのでね、是非ともご尊顔を拝したいものだと願っておりました。
ネット画像で長い間お勉強しておりましたので、初めての出会いでしたがすぐに判りましたよ。
北海道から九州の日本各地をはじめ、広く東アジアの沼沢地、湖岸などの湿地で生育する1年草です。
茎にある棘を他の植物に引っかけながら長くのびていきます。
ミゾソバやママコノシリヌグイと似た風情持った植物ではありますが、葉の形の違いで区別するのがいちばん判りやすいかな。
細長い葉が茎を抱えているのが確認できますよね。
ママコノシリヌグイほどではないにしても、アキノウナギツカミもインパクトのある名前ですよね。
おおかた想像はできますが、茎にあるたくさんの棘をを絡ませ(今回の画像ではそのあたりは確認できません)、ヌルヌルの鰻を掴まえることができるというのが名前の由来です。
「アキノウナギズル・秋の鰻蔓」との別名もあります。
ところでですよ、「アキ(秋)ノ~」と名付けらたということはですよ、「ハル(春)ノ~」もあるんでしょうかね。
どれどれ…
「ナツノ(夏)~」はありましたが、春はなかったです。
その他には頭になにも付かない「ウナギツカミ・鰻掴み」「ナガバノウナギツカミ・長葉の鰻掴み」、「ホソバノウナギツカミ・細葉の鰻掴み」などがあるようです。