【イタドリ・虎杖・痛取・疼取】タデ科
今年のgoro's Diary のテーマだった「野を食す」素材として、イタドリの新芽はいろいろと食してきたのですが、記事はアップしておりません。
写真も整理したし、そのうちにと思っていたら、春先の花攻勢に追われて、結局倉庫に眠ったままになっております。
いつか日の目を見させてあげようとは考えてますが、まあ、早くても来春ということになるんだろうな。
今回は花を紹介します。
【雄花】
【雌花】
雌雄異株だと書かれているサイトがほとんどですが、明確な区分は難しいとの記述もあり。
私が見てきた範囲でも、頭をひねる場面が多々ありました。
目視してわかることは、雌花の花(萼?)のすぐ下に、3枚の花被片が翼状になってます。
花時期から、ふっくらしています。
この中に果実が包まれているんだそうです。
ヤマイモの実と、同じような構造ですかね。
擦り傷や切り傷に、若葉をもんで草汁を患部に貼り付けると痛みが和らぐことから、痛みを取る、「イタドリ・痛取(疼取)」となったのが、名前の由来です。
イタドリの新芽です 4月7日撮影
イタドリに「虎杖」の漢字を当てることが多いのですが、こちらは漢名です。
「虎」は、若い芽にある紅紫色の斑点が虎皮の斑模様に似ていること(上の写真でわかりますかね)から、茎を「杖」に見立てたことが由来になっております。
今回の多摩川行で、いちばん目についたのはイタドリの群生でした。
昆虫たちも、たくさん集まっておりました。
上で紹介した写真はマイリビングで撮ったイタドリの花ですが、これから、多摩川で出会ったイタドリたちをお見せいたします。
前出のイタドリとの違いがわかりますかね。
茎が赤いんですよ。
次はもっと顕著な差があります。
かなりピンクでしょう?
イタドリの亜種だといわれているいるようですが、【ベニイタドリ・紅虎杖】と名付けられています。
ネットの画像では見たことはありましたが、実際に出会ったのは初めてでした。
薄っすらピンクの花色は、なかなか可愛いもんでした。
こんなのもありましたよ。
花というより果実ですけどね、紅色といってもいいくらい、赤かったです。
花色は、変化が多いんだそうです。
ベニイタドリには【メイゲツソウ・名月草】との別名があるのですが、いわれが分からないと書かれておりました。
それってさ、この時期に「名月草」ときたら、どう考えても「中秋の名月」でしょう。
「中秋の名月」の頃花が咲くことが、大いに関係している思いますよ、おじさんは。
じゃなきゃ、「名月草」なんて名前、付かないでしょう。
確認できずにいる野草なんです。
webで写真をたくさん見すぎちゃったかな??(^^)
その点、ベニイタドリは初めてですよ、多分。
ピンクのなんか可愛いですねぇ。赤味の濃いのもまた良し。綺麗な色。
「名月草」なんて風流な別名を持つんですね。この子は。
花や葉を見ても月は連想できません。となったらやっぱり悟郎さんの説が
有力ですね。
次の記事の「九月」桜も拝見しましたよ~
悟郎さんも9月のうちに見つけてしまわれたんですね(^o^)
体調のことご心配ありがとうございます。
古い持病が悪化してきたのかな、と病院行きを考えてます。
こんな書き方ご心配かけますね。でも大丈夫です(^^)
存在感のある植物ですからね、出会ってたらわかると思います。
ひょっとしたら、ポージィさんは、まだ出会えていないのかもしれませんね。
webで見てると、会った気になっているもの、ありますね(笑)。
子供の頃から、馴染みすぎるくらい関わってきたイタオドリに、紅花のものがあるなんて、ネットで見るまで知りませんでした。
検索してわかったのですが、紅花は関東以北に多いんだそうです。
宇和島にはなかったんだと知って、ほっとしました(笑)。
イタドリには悪いですけど、風流過ぎる名前ですよ「名月草」なんて。
どこをどう見ても名月には辿り着きませんから、花時期に落ち着かせていただきました(笑)。
そうなんです、「九月桜」に出会ってしまいました。
やっぱり、ピンときません~~
体調のこと、詮索はやめにしますが、ご自分でおかしいと思われるのなら、是非病院に行って診察を受けてくださいね。
大丈夫との言葉、信じています。