【ヒメヒオウギスイセン・姫檜扇水仙】アヤメ科クロコスミア属
子供の頃、あまり好きな花ではありませんでした。
仏花として供えられているのを見て、何故あんな花を飾っているんだろう、嫌だなと思いました。
何故嫌だったんだろう・・・
当時、理由まで考えたことはありませんでしたが、朱赤の花色に違和感があったんじゃないだろうかと、今になって推測出来ます。
他の花とは違ったケバケバしい花色を、少年の感性は受け入れられなかったのかも知れません。
帰化植物だなんてことは、当時は知る術もありませんでしけどね。
ヒメヒオウギスイセンは、南アフリカ原産のアヤメ科クロコスミア属の種が、フランスで改良された園芸種です。
「ヒオウギスイセン」と「ヒメトウショウブ」とが、交配親だとされています。
日本には観賞用として明治半ばにやってきています。
乾燥にも強く、湿り気のあるところでも大丈夫だし、日向であろうが半日陰であろうが生育場所を選びませんからね、野生化をするために生まれたような品種です。
日本のみならず、世界の各地に帰化しているようですよ。
花の形が、交配親の「ヒオウギスイセン・檜扇水仙」に似て、それよりも小型で優しい感じがするからというのが、「ヒメヒオウギスイセン・姫檜扇水仙」の名前の由来です。
「ヒオウギスイセン」を見てみたいと思っているのですけどね、未だ出会えずじまいです。
もう一方の交配親の「ヒメトウショウブ・姫唐菖蒲」に至りましては、検索しても画像1枚ヒットしません。
「トウショウブ・唐菖蒲」とはグラジオラスの和名ですのでね、小型のグラジオラスなのかなと、勝手に推測しておりますけどね。
いつからでしたかね、多分40歳を過ぎたあたりからだと思うんでが・・・
炎天下のもと咲いているヒメヒオウギスイセンは、決して太陽に負けけていないと、そう見えてきたんです。
かつてはケバケバしいとしか思わなかった(であろう)花色を、力強いと感じるようになり、好きになりました。
正直に言います、今でもこの濃いオレンジの花色は、好みとはいえません。
それでもこの花色が発するメッセージには、パワーを感じることがあります。
数多くの花たちからは、日々惜しみのない癒しを貰っています。
ヒメヒオウギスイセンは、癒しとは違う、ある種の力をもたらす最強の姫だ!
ちと言い過ぎですかね。
うちはまだ葉だけです。
私もお盆の花のイメージが強く嫌いでしたが、年を取ると共に好きになって来ました。
うちの方では、「キンギョソウ」と呼んでいます。
どこの家でもありますよ。
この花を見ると、セミの声、麦藁帽子、夏休み、昆虫採取を思い出します。
懐かしい花って感じですね。
毎日の更新、お疲れ様でした。
進化した、花Diaryを楽しみにしています。
真夏の太陽の下でもヘッチャラな顔して咲いていることといい、
最強の姫です。ぴったりです~(^^)
実家の庭にもありましたって、前に書きましたね、多分。
仏壇とは結びついていませんが、子供の頃は好きでも嫌いでもない、
ただそこに咲いているのをそのまま受け入れているという花でした。
故郷を離れて数年見ることがなく、今の場所に移り住んでから再会。
懐かしかったです。そして、夏の日差しをいっぱい浴びて咲く姿を
逆光で見たとき、心のスイッチが入りました。とても綺麗だったのです。
以来、見かけると微笑みかけてます(^^)
…
出かかった言葉はグッとこらえます。
これからもずっと goro's 花 Diary のかわらぬファンです♪
今時のどんよりグレーな梅雨の日々も、この花のおかげで元気になれます。
>読者のみなさまへ
・・・。
以前に義母が植えたのか・・・・(シュウメイギクは好きです)
でも、私は嫌いでせっせと抜いていました。
どことなく嫌いです~色も姿も名前も。。。
でも、こちらにいらしているロッキーママさんやポージィさんも、そして悟郎さんも好きになってくるとおっしゃるからには、私がまだ、好きになる境地に達していないのではないでしょうか?
この先、好きになるやも~~
毎日、中味の濃い内容を読ませていただくのは、とても楽しみです。
都会の花にあえるのがうれしく、新鮮です!
私は、こちらにこさせてもらうのも間がないので何もいえませんが、無理なさらないでくださいね。
そちらではまだ咲いていませんか。
こちらでは1ヶ月前あたりからちらほらと咲き出して、今ではかなり目立つようになりましたよ。
ヒメヒオウギスイセンについての過去から現在への思い、ロッキーママさんと私は、ほぼ同じですね(笑)。
検索すると、キンギョソウの名前が出てきますね。
花色からきているんでしょうね。
やっぱり夏のイメージが強い花ですよね。
私にとっても、懐かしさを憶える花です。
ありがとうございます。
★ポージィさん
かなり強い花だとは思ってみていましたが、調べれば調べるほど強さが証明されました(笑)。
これだけ強いのに、原種じゃなくて交配種だというのにも驚きです。
最強の姫の称号、あげてもいいですよね。
ご賛同いただき、ありがとうございます~~♪
実家の庭にもありましたか。
書かれたかもしれませんが、忘れていました(笑)。
ポージィさんは、すんなり受け入れていらっしゃったんですね。
私は違和感があって、どうも好きになれませんでした。
唯一、濃い緑の叢で雨に打たれているときは、いいなと思ったことはあるんですけどね(笑)。
今ではそうですね、厳しい日差しをモロに受けても、負けじと咲いている姿を見ると、こちらも頑張らなくちゃとエネルギーを貰っています。
逆光のなかで輝いている姿も、きれいですよね。
何枚も撮ってます~~(笑)
ポージィさんの心にスイッチが入ったのも、判る気がしますよ。
ありがとうございます。
★noodlesさん
今となっては、夏咲く花たちも多様ですから、このくらいの花色でも違和感ないでしょうね。
昔は目立ってたんですよ。
鬱陶しい梅雨時だと、このくらいインパクトのあるほうが、力強くていいこともありますね。
ありがとうございます。
★smoketreeさん
ハハハ、smoketreeさんはまだこちらを受け入れることができませんか。
仰ってることが、なんとなく理解できるものですから、つい笑ってしまいます。
色や姿はともかくとして、名前は受け入れてやってください。
これだけは彼女の責任ではありませんから(笑)。
さあね、年を重ねれば好きになるのかどうか、こればっかりは何とも言えませんね。
私には、この年になっても受け入れられない花がありますから(笑)。
ただ、味の好みと一緒で、自分が変わることは確かだと思います。
そのときは素直に受け入れるようにしてあげてください(笑)。
ありがとうございます。