酉の市の季節になりましたよ。
5時過ぎに、ちょこっとだけ覗いてきました。
平成20年度の大酉祭は、こんなスケジュールです。
一の酉 11月4日(火)前夜祭・ 5日(水)本祭
二の酉 11月16日(日)前夜祭・ 17日(月)本祭
三の酉 11月28日(金)前夜祭・ 29日(土)本祭
昨年は「二の酉」で終わりでしたが、今年は「三の酉」まであります。
十二支を当てはめる日付け法ですのでね、酉の日は30日のうちに2回か3回巡ってくることになります。
11月最初の酉の日、いわゆる「一の酉」が1~6日までにある年は、「三の酉」まであるんですよね。
「三の酉」がある年は火事が多いとの俗説、聞いたことありますよね。
なぜそういう話になっているのか、根拠は無いんだそうです。
寒くなって暖房器具を使うようになるから、火事を出さないように気を引き締めようって、そんなところじゃないのかな。
早い時間でしたのでね、まだまだ人出はまばらでした。
写真で見てもスカスカですよね。
こんなもんじゃないんですよ。
昨年の二の酉の8時過ぎ、Nくんに誘われて、ほんの出来心で境内を通り抜けようと思ったんですが、何も無ければほんの1~2分で通り抜けられるはずが、カッチリ40分かかりましたのでね。
はぐれるんじゃないかと気を使い、人当たりでクタクタになって、疲れ果てちゃいました。
写真1枚撮る余裕すらなかったもんね。
いやはやまいったまいった、二度と来るもんじゃないとの話で盛り上がり、ゴールデン街の飲み屋で毒づいてきましたよ。
花園神社のHPによると、熊手の露店は60店舗 その他の露店が約200店ほど出店するらしいですよ。
盛大ですね。
三の酉が、29日土曜だからさらに混雑しそうですね。
行くなら「一の酉」だという派と、「三の酉」の最後に行って、値切り倒すのが本道だというかたもいるようですよ。
是非とも「二の酉」派は、きっといないでしょうね(笑)。
N山とA沢、お酉さまに行ったはずですよ~~
酉の市について、どうも未だによく分かっていない私です。
いまからWikipediaでお勉強してきま~す。
鶏を奉納し祭り後に放った…だから鷲神社なのに酉なのか、なるほど。
熊手はもともとは戦勝のお礼参りの際、日本武尊が立てかけた武具
だった、ふぅ~ん。
時代と共に少しずつ形を変えてきた酉の市の歴史が詳しく
書かれていました。熊手が縁起物とされるいわれなども。
斜め読みですが(^^;)大体のところが分かりました~
花園神社は熊手屋さんだけで60店、その他が200店!?
うわぁ…すごい数。ビッシリ並んでいるんですね。
そんな中で熊手を選んだり値切ったりお祝儀あげたりしながら
買うわけですか。皆さんすごいパワーですね!私にはとても無理だヮ。
昨年悟郎さんがクタクタになられたというのもうなずけます。
福徳をかき集め鷲づかんでくれる熊手は、ぜひとも欲しいところですが。
実際そうなんです。
お酉さまがくると、暮れを実感するようになるんですよ。
2ヶ月先のはずが、すぐそこにあるような、そんな気分になってしまいます。
お酉さまの実感、私も新宿にいなかったらほとんど反応しなかったかもしれません。
関西出身者で日の浅いかたは、何それ?感覚ですからね。
東京ローカルネタだと思いますが、新宿に身を置くものとしては、1年で最大のイベントなんですよ。
信仰心のかけらもない人間でも、ついつい煽られてしまいます(笑)。
Wikipediaでお勉強しましたか(笑)。
歴史的な言い伝えなどはわかりますが、何故新宿の花園神社でもやっているのかは、要するに神社の稼ぎ時ってことですよ。
さしずめ、便乗しちゃったってことですよね(笑)。
まあ、派手なお祭りだと思えば、それでよしってところでしょうね。
境内は狭いエリアなんですよ。
そこにビッシリ熊手屋が詰まってますのでね、60店と聞いてもピンときませんけどね。
屋台は境内からはみ出して、歩道にずらっと並んでます。
普段から酔っ払いたちがブラブラしている道ですので、それほど風情のある風景でもありません(笑)。
そうなんです、巻き込まれたら流れに身を任せるしかないのですが、初詣との違いは、みんなが好き勝手な動きをするので、すぐ渋滞してしまうということです。
ひやかしながら通り抜けするには、まずもって不向きな空間と化します。
熱病患者のように身を委ねてこそ、面白さがわかるんでしょうけどね。
私には、無理です(笑)。
福を掻き寄せるには、それなりの努力と忍耐が必要だってことでしょうかね(笑)。