一昨年初めて出会い、その存在に大感動した花が、今年も咲いてくれました。
「四谷、大木戸の宝」で紹介したあの花です。
カメラの機能の問題もあって、一昨年はたいした画像がアップ出来ませんでした。
昨年は花時期を逸してしまい出会えずじまいだったので、今年こそはと待ちかねておりました。
今回も満足出来る画像というほどのものではありませんが、カメラが変わったことと、この2年間で学んだ写真のテクニックを駆使して、なんとか見られるくらいの写真にしてみました。
【ジャカランダ】ノウゼンカズラ科
過去記事では「ジャガランタ」と表記しておりますが、「ジャカランダ」が正式名のようです。
この木はかなり大木なんですよ。
見上げるようにして撮っておりますから、建物との比較が正確には伝わらないかもしれませんが、2階建ての屋根より高くまで伸びてます。
7~8メートルはあるのかな?
はがゆい画像ではありますが、これが現在私の出来るテクニックの限界です。
でもなんとなくではありますが、花の様子はわかっていただけるでしょう?
2年前の画像のことを考えれば、もう充分です。
花が桐に似ているところから、「キリモドキ・桐擬き」という別名があるようです。
ジャカランダは、世界三大花木といわれています。
因みに他のふたつは、カエンボクとホウオウボクです。どちらも未見の花です。
興味のあるかたは、検索してみてください。
(日本人だからということは差し引いても、どうしてサクラ、そのなかでもソメイヨシノが三大花木にはいらないんでしょうか?カエンボク、ホウオウボクに比べても、遜色ないどころか、存在感は上のように思うけどな。まあ、三大花木という概念そのものが曖昧だとも思うけどさ)
南米が原産のようですが、「熱帯のさくら」ともいわれ、北米、オーストラリア、ヨーロッパ各地で素晴らしい並木を形成し、愛され楽しませているようです。
検索すると、木全体が花で覆われ、あたかも日本のサクラの開花時のような華やかさのある画像が、たくさん見られます。
かの地では、花が咲いた後に葉が出てくるとの記述があり、それもサクラと同じですね。
マイ「ジャカランダ」は、葉に隠れるようにして、ポツポツと花を確認出来る程度ですものね。
でもこれだってかなり凄いことなんですよ。
ジャカランダの花を東京のど真ん中で見られるなんて、奇蹟だって言ってたもん。
実は四谷の奇蹟以外にも、もう1本のジャカランダの木を見つけていたんです。
この春から通っている公園です。
名札がかかっておりましたのでね、公園に伺う度に気にしていたんです。
四谷のジャカランダの開花を確認したあと、訪ねてみました。
ね、奇蹟だって書いてあるでしょう?
おじさんひとりが舞い上がっているわけじゃないんだから。
そのくらい珍しい花だってことです。
どれどれ、こちらのジャカランダの花を拝見してみましょうかね。
まだまだ若い木なんですよ、こちらは。
3メートルほどの高さでしょうか。
そこにたったひとつの固まりですが、ちゃんと咲いておりました。
若いジャカランダの木に初めて咲いた花です。
最初はひとつの花序だけでしたが、来年、再来年と、花序の数を増やしてくれることを期待しましょうよ。
ジャカランダには、白花や斑入りのものもあるそうですよ。
ブログ友だちのちょびママさんが、松山で咲いたジャカランダの花をアップなさってます。
花の様子が仔細にわかるアップ画像もあります。
是非ご覧になってください。
そしてです、こんなものを見せていただきました。
今日(28日)です。
ジャカランダの実です。
どうしても気になっている花が見たくて、蒸し暑いなか、マイカーを飛ばして行ってきたんです(成果ありました)。
公園で花の管理をしているお姉さんが通りかかったので、ジャガランダについて話をしていたら、ご覧になりますかって、見せていただいたのです。
ブリスベン在住のかたから、送っていただいたんだそうです。
長いほうが7~8センチほどある大きさです。
ジャカランダの花は、4~5センチの大きさなんですよ。
それを考えると、とても大きな実です。
それにかなり固いです。
その殻のなかに薄いオブラート状の種子が、たくさん入っています。
発芽はいいほうだそうですよ。
東京で花が見られただけでも奇蹟なのに、種子まで見せていただけるなんて、ワクワクでした。
これって物凄く恵まれているってことですよ。
このシアワセ、みなさまにも届きましたかね。
花もですが、その出会いにもです。
ジャカランダの実を見せて頂けたなんて!
すんごく貴重なものをナイスなタイミングな出会いで見る事ができたのですから。。。
これを奇跡といわずして何と言おう(笑)
思ったより大きな実がなるのですね。
何々、発芽率も良いってか?
って種をゲットする方が苗木をゲットするより難しそうですね。
珍しいもの見させて頂き、その上リンクまで。。。
どうもありがとうございました。
見せていただけたとは。大きな実にびっくりです。
手書きの「奇蹟です!!」の看板から興奮と喜びが伝わってきますね。
悟郎さんも同じ思いだとよぉくわかります。
実はご近所のお宅の庭に、ジャカランダとそっくりな葉をつけた
大きな木が植えられているんですよ。5mくらいかな?
ブロック塀越しに時折見上げるのですが、花は咲いたことがありません。
あれはやっぱりジャカランダなのかしら??
湘南の地といえども、うちの辺りは海の近くより寒いですからね
やっぱりまだ花を咲かせるには至らないのかな…
有難うございます。
でも、名前も姿も知らない花木ばかりです。
このシアワセを私も見つけなければ。
ウウム~ウム・・・。
シャカランダはとても素敵です。
葉っぱも花も涼しそう。
いつも同じルートでなく、
寄り道しないと視野がなかなか広がりません。
自宅の周りでさえも何十年も同じルートを
行き来しています。
散歩は大事ですね。
北海道のポプラ並木はジャカランダ並木にとってかわったり?
ジャガランタは去年、goroさんの写真をみて大~い好きになった花だけど、
あの掲示を読んで、なんだか急に、なんともいえん複雑な気持ちになってしもた……
それにしてもズームでの撮影、ご苦労が忍ばれます。。
三脚で固定しても、肝心の花は風邪で揺れますしねえ。。。
奇蹟ですよね!
こんな展開になるなんて、昨日のその瞬間まで、考えてもおりませんでした。
既に花が終わったジャカランダの木を物欲しげに見上げていたら、たまたま通りかかったお姉さんが、話し掛けてくださったのです。
花を見られなかった人かなって、そう思ってくださったようです。
しばらくジャカランダの話をしていたら、タネをご覧になりますかって、事務所に案内してくださったのです。
はっきり言って、口ポカン状態で付いていったと思います(笑)。
タネ、種、種子のことなんてね、思ってもいませんでしたから。
見てビックリ。
大きさ固さ、想像の埒外レベルの真実が、目の前に並べられてましたからね。
感動というより、腑抜け状態だったと思います。
写真を撮らせていただきますかって、よく言えたなって、後になって思いました。
もちろん、こころよく承知いただいたのですけどね。
狐につままれたっていうのは、あんなことを言うのかなって、今でも思ってます。
そうですね、種を手に入れる方法って、思いつきませんね。
日本で咲いているジャカランダには、種子は実るんでしょうか?
「ジャカランダ 種」で検索すると、そこそこのサイトがヒットしますのでね、日本でも種子は出来るようです。
リンクはこちらがお礼を言う話です。
ありがとうございました。
★ポージィさん
ほんとですね、まだまだラッキーが続いていますね。
全てが受動で手に入れたものなので、自分にやってきたラッキーさを、なかなか消化出来ないでいます。
まあ、欲をかいていたら、きっと手にすることはなかった類の贈り物だと、そう思うことにしましょうかね(笑)。
大きいでしょう?
花からは、想像出来ないものでした。
植物界にはありますよね。
ポージィさんがゲットなさったガガイモの舟なんて、とんでもない大きさですものね(笑)。
この公園でも、ジャガランタの開花は、エポックだったようです。
直植えですのでね、花が咲くなんて考えてもいなかったって、お姉さん話してました。
四谷でも咲いていましたよって教えてあげたら、お姉さんビックリしてました。
ガッカリも入っていたかも(笑)。
ご近所の木、ひょっとしたらひょっとするかもです。
花が咲くには、もちろん温度は重要な要素には違いないんでしょうが、サクラでいうところの、睡眠打破のようなことも必要なようです。
夏から秋にかけて管理が大事だとの述を見かけました。
でも5メートルくらいに成長している木ですからね、条件さえ充たせば、花が見られるかもしれませんね。
信じて待ってみましょう!
★kuroちゃん
シアワセ、ちゃんと受け止めて下さいましたか?
ありがとうございます。
名前は二の次ということにしましょう。
積み重ねることで、いつの間にかわかってくるもんです。
kuroちゃんなりのシアワセを、数多く見つければいいんですよ。
ジャカランダ、最初に出会ったときは、ネムノキと間違えちゃいました。
私が出会った2本は花数少ない株なので、清楚で爽やかな印象ですが、本来は株全体を紫色一色に染め上げるような、華やかなもののようです。
大きく変える必要はさらさらありませんが、少し余裕があるときに、ちょっとだけ遠回りをしてみることは、お薦めしたいです。
実際私には、そんな素敵な遠回りで、文字通り、素敵な出会いがありましたから。
時間とこころに余裕があるときにしてくださいね。
そうじゃないと、会社に遅れてしまいます(笑)。
★こぐまさん
北海道のポプラ並木がジャカランダの並木にとってかわったら、ほとんどの日本人は、マラリア患者になっているでしょうね。
九州では、すぐそこまできているようですからね。
好きな花を見られるシアワセは確かにありますが、手放しでは喜べない真実があることを、花から学ぶことも出来るのですよ。
我々に出来ることは何なのか、身近なところから見直していきましょうかね。
★noodlesさん
まだまだ珍しい木であることは確かなようです。
この先、増えてはいくでしょうね。
もともとのデジカメの機能が、かなり低いですからね。
基本的に、ズーム画像は荒れ荒れです。
そこを騙し騙し、ようやっと撮ったのが、今回の写真です。
でも素人さがあって、それはそれでナルってたりしてます(笑)。