【ジュウガツザクラ・十月桜】バラ科サクラ属
秋から冬にかけて咲くサクラがあることは、もうご存知ですよね。
夏の一時期をのぞき、年間を通して何らかのサクラが咲いていると知ったのは、伊豆高原の「さくらの里」に行ったときです。
9ヶ月はサクラが咲くとの知識は、そのとき仕入れました。
25年ほど前の話です。
冬場に咲くサクラを初めてみたのは子供の頃。
ある年の秋、ヤマザクラが狂い咲きして、村中で驚いたものです。
凶事の前兆だとか、これこそ吉事だとか、きっと言ってたんでしょうね。
ただこの現象は、その年限りのもので、そのまま変異とはいきませんでした。
秋と春の二期咲きのサクラを見たのは、ブログを始めてからです。
今や名所となった群馬のフユザクラは、ニュース映像などで見ていましたけどね。
秋に咲き始めるサクラのトップバッターが、ジュウガツザクラです。
十月桜と名乗ってはいますが、今年もすでに9月半ばには咲き出しているのを見かけました。
マイフィールドには数本のジュウガツザクラがあります。
そこそこの樹高があり、花の姿をカメラに収めるのが難しいんですよ。
ここ2年は皇居東御苑のものを紹介してきましたが、今年はちょこっとだけ紹介して以来、諸々事情があって伺えない日々が続いています。
そういえばと思い出して、大橋近くのジュウガツザクラを観てきました。
ご覧の通りまだ若木で、樹高も3m弱といった高さで、一段高い足場もありますので、花をじっくり収めることが出来ました。
色付いた葉っぱも、まだ残っておりました。
「ジュウガツザクラ・十月桜」は、「マメザクラ・豆桜」と「エドヒガン・江戸彼岸」の交雑種と考えられています。
秋3、春7の割合で咲くと言われています。
春咲きに比べると、こじんまりとした大きさです。
秋から冬にかけて咲くサクラの最大の特徴は、花期が長いことです。
春咲きは10日前後で散ってしまいますが、1ヶ月、いえいえ、開花時期に個体差もありますので、年明けしてもまだ咲いているものもあります。
この後、フユザクラやカンザクラなどが続き、カワヅザクラやカンヒザクラなどが引き継ぎ、春本番、ソメイヨシノを中心にしたサクラのシーズンに突入ということになります。
沖縄のカンヒザクラが桜前線のスタートとされていますが、実はその前にすでに先行しているサクラがあるのです。
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本日の男子弁当 レバー塩焼き
寒くなって咲くサクラですからどうしても淋しさが付き纏いますが、せめて青空のもとで撮ると、少しは暖かさが伝わりますかね。
ピンクの色替わりが、なんとも可愛いですよね。
★ロッキーママさん
コメントのこと、気になさらないでくださいね。
暮れに向かって、お仕事忙しいでしょうから。
その上に体調不良だと、気も滅入ってしまいますね。
無理なさらないで、ネット画像でお楽しみください。
ジュウガツザクラ、見に行きたいのですが、忙しいのと体調不良で無理そうです。
綺麗ですよね。品がある花ですよね。
見たいです。
うっすらピンクが映えます♪
23日、快晴でしたので、青空バックで撮れました。
曇天だったら、写真の印象がまったく違ってくるでしょうね。
ここのはまだ葉っぱがたくさん残っていました。
花も咲き始めて間もないんじゃないかと思えるように、蕾もたくさんありましたよ。
同じ日に別の場所でもみましたが、そちらはポージィさんがご覧になったのと同じく、しょぼくれ気味でした(笑)。
咲き進んでいくにつれてピンクから白へと変わっていく色合いが、なんとも可憐です。
ポージィさんはブログを始めてから、秋咲きの桜のことを知りましたか。
私は存在は知ってはいても、実際に見たのはブログを始めてからです。
桜前線が始まっているというのは嘘ですが、桜のシーズンが静かにスタートしているというのは本当ですよね。
ひそやかに始まってますよ~~(笑)
紅葉と一緒の花というのもいい感じです。
10月半ばに出かけた先でジュウガツザクラを見たんですが、
ちょっとしょぼくれた姿でしたから、今日拝見したジュウガツザクラの
可愛さがさらに強調されて感じられます。
私が秋から冬に咲く桜の存在を知ったのはブログを始めた後のことでした。
実際に目にしたのはさらに2年ほどしてから。
確かに… 桜のシーズンは寒緋桜から始まるのじゃなくて、
ジュウガツザクラからひそかに始まっているといえますね。