東京は5月半ば以降、鬱陶しい天気が続いています。
空模様と比例するように、気分もいまいち優れません。
優れないのは天気のせいだけではないことは判っていますが、からっとした青空が戻ってくれれば、気分も紛れるんだけどな。
このまま梅雨に突入なんて最悪なこと、考えたくもない。
あの子たち、そろそろ咲いてるかな・・・
萌え花がそろそろ咲き出しているんじゃないかな、咲いていたら力を貰えるんじゃないかと思いましてね、昨日の午後、曇り空のもと、行ってきましたよ。
【ネジバナ・捩花】ラン科ネジバナ属
咲き始めていました。
螺旋状に下から上に向かって咲くその一番花が、まさに開花しておりました。
ネジバナは沖縄を除く日本各地、朝鮮半島、中国など、アジア東北部に分布する多年草です。
ラン科の植物のなかでは珍しく、都会でも自生種が見られます。
都会でもではなく、都会だからこそ、毎年花が見られるのです。
こちらでネジバナが見られるのは、公園の芝生の中や土手の斜面、舗装されていない遊歩道脇などです。
そういった場所は、景観や虫の発生、不安な要素を取り除くため、定期的に草が刈り取られます。
「草が刈られる」ってことが、ネジバナが生き残る上で必要な条件なんです。
ネジバナの草丈は20㎝前後、足元にある葉っぱは5~6cmほどです。
周囲に草丈の高いもの、例えばイネ科やキク科の何かでもあれば、埋もれてしまって姿すら見えなくなってしまいます。
姿が見えないってことは、太陽からのエネルギーも受け取れなくなってしまうということです。
エネルギーを蓄えることが出来ないと、植物は生きていけませんよね。
ネジバナにとっての難敵は、大型の野草たちです。
それを取り除いてくれる場所、すなはち人間の生活圏近くを生育場所に選んだことが、ネジバナの生き残り戦術なのです。
言葉を変えれば、都会のネジバナたちは、人間に依存することでしか生き残れないのです。
因みに、ネジバナの本来の自生地は、背の高い植物が育たない、陽当たりのいい荒地だそうですよ。
その他、ネジバナの詳細につきましては、昨年の記事、「偏愛、捩れた花」をご覧ください。
右巻きに左巻き、捩れの緩いものやきついもの、ピンクの濃淡から白っぽい花色など、1時間足らずの間でしたが、初日にしては色々な様相のネジバナを見ることが出来ました。
人間に依存することでしか生きていけないネジバナに、すっかり頼ってしまいました。
確かにいただきましたよ、あなたたちの力は。
ありがとう。
4時過ぎには、薄日も戻ってきました。
こちらこそご無沙汰です。
時折り報告されるシアワセレポート、拝見していますよ~~
そうでしたか、昨年はネジバナは見かけませんでしたか。
青山墓地には、いたるところにありますよ。
お薦めいたします~~
赤い実たち、目に付くようになりましたね。
私も先日、桑の実を失敬して味見させていただきました。
そうでしたか、「赤い実同盟」が縁で、こちらにいらっしゃったんでしたか。
「赤い実同盟」の活動が少ないので、今年こそはと思っていますが、どうなることやらです(笑)。
ねじり草、ネジバナ。
昨年はとうとう1度も見れませんでした。今年は青山墓地に行ってみようかな。
最近は花よりも実を追いかけてしまいます。
庭梅や夏ぐみ、桑の実なんかも近所に生っています。
そう言えばこちらのブログも『赤い実同盟』を誰かのところからフラフラと辿り着いたのでした(笑)
梅雨といってもおかしくない日が続いていますよね。
実は数日前に梅雨入りしてましたと言われても、そうだろうでお終いです(笑)。
明日も1日中雨の予定だし、せめて日曜日が晴れるという予報にかけてみます!(笑)
シバ畑一面のネジバナですか。
きれいでしょうね。
芝生のなかのネジバナが、いちばんすっきりとした姿を見せてくれると思います。
なんせ、回りにネジバナより背の高い植物はありませんから。
捩れるのは、全体のバランスをとるためとの説もありますが、片側だけで咲いているものも見かけますからね。
右巻き、左巻きの説明は、誰にも出来ないでしょうね。
不思議です。
か弱そうに見える花ほどしたたかな戦略を持っていることは、いろいろ経験したことでわかります。
これって、一部人間にも当てはまりませんか?(笑)
★noodlesさん
例年に比べて、特別早いということでもありませんよ。
ここのは早いかもしれませんが。
青山墓地です。
★ポージィさん
よく降りますね、しとしとと。
明日も一日中傘マークです。
どうせなら梅雨入りしたと宣言されたほうが覚悟が出来るのにと、あちこちでボヤイています(笑)。
咲いてなかったら落胆が大きいので(笑)、ネジバナともうひとつ、2本立てで行ってみましたら、どちらも咲いていました~~
あらら、ポージィさんのネジバナ環境は、新しい家が建って無くなってしまいましたか。
それもしかたないですけどね、どこか他の場所で出会えるといいんですけどね。
ハハハ、足元に青い鳥はいたんですね~~
5月の連休に刈ったのなら、全然OKだと思いますよ。
きっと花茎を立ち上がらせてくれます。
見つけたら、回りの草を整理するくらいはやったほうがいいとは思います(笑)。
いい加減うんざりですね。晴れはたまに1日もしくは半日きりです。
6月ですからねぇ…そろそろその季節かなって、思っていました。
散歩コースの小さな小さな森の脇の原っぱで、3年くらい
楽しんできたのですが、冬の間にその原っぱ、家が建ってなくなって
しまいました。当然ネジバナもさようならです。
今年はこのかわいこちゃんをどこかで見ることができるのかしら。
あ!そういえば昨年はうちの庭にも2本咲いたんでした。
うかつなことに、すっかり忘れていました。またもや。
今年はどうかしら?芝や草を刈らなきゃいけないんですね。
5月連休に一度刈ったのが、いままたぼうぼうしてきてます。
あの中に埋もれているのかしら…
どこですか?(汗)
6時過ぎから雨が降っています。
午後からは強くなる見たいですよ。
すっきりした青空が見たいです。
ネジバナは近所のシバを作っている所で一面に生えています。
父が生きていた頃毎年見に行っていました。
ネジバナと聞くだけで、とても懐かしい感じがします。
不思議な花ですよね。
なぜねじりながら咲くのでしょう。
なぜ右巻きや左巻きがあるのでしょう。
不思議ですよね。
か弱そうな花なのに、人間に頼ってもしっかり根を下ろして毎年咲いている力はすごいですね。
私もその力を分けて貰いましょう。