ネジバナの開花は11日に確認しました。
「もうひとりのお嬢さま」のタイトルで速報しております。
その後も別の場所で咲いているをみかけましたので、マイ花マップ最大のネジバナの自生地を訪ねることにしました。
花マップ最大の自生地なんて、仰々しく言ってますが、向ったのは青山霊園です。
青山霊園には、ここのところ代々木公園よりも頻繁に顔を出しております。
多いと、週3回ほど行ったりしてます。
代々木公園より青山霊園を選んでしまう最大の要因は、人の少なさです。
それに、後の行動を考えると、何かと都合がいいんだよね。
ただこれだけの頻度で行くのも、そろそろお終いです。
蚊がね、かなりの数出没し始めておりますのでね。
虫刺されには比較的強い体質ではありますが、さすがにね、しつこい吸血鬼の襲来には辟易してしまいます。
墓地には水場がありますので(花立とかも含めてね)、蚊の発生はいかんともし難いのです。
そうなってくると、青山方面へは足が遠のいてしまいます。
行くとしたら、虫対策を充分にしなくてはいけませんね。
おじさんがやれるのは、長袖シャツと軍手着用くらいだけどね。
今回はターゲットをネジバナ一本に絞って一回りしてきました。
右巻き
左右揃い踏み
左巻き
ネジバナの名前はご覧の通りで、花茎の周りの花が、下から螺旋状に咲き進んでいくことに因みます。
「モジズリ・綟摺」(捩じれて絡まったような文様の染め物のこと)、「ネジレバナ・捩じれ花」、「ネジリバナ・捩じり花」、「ネジリソウ・捩じれ草」など、捩じれたことに因んだ別名もあります。
「ヒダリマキ・左巻き」との別名があるのは、先日のネジバナの記事をアップしたとき、machiさんから教わりました。
右巻きと左巻きの比率は、1対1だそうですよ。
そうそう、右巻きと左巻きのことですが、どちらがどっちか、迷いませんか?
こんな記述がありましたよ。
「上から見て、時計と反対回りに巻き付いていく巻き方が右巻きで、その反対が左巻き」
おじさんは上から見て、時計回りにクルクル回っているのが右巻きだと思っていたんですけどね。
気になって調べてみたんだけど、Wikipediaの「右巻き 左巻き」の項目を読んでも、さっぱり理解出来ません。
今回は上記の法則を当てはめています。
花色も濃いピンクから白まで多彩ですし、捩れ方も色々です。
緑色のネジバナがあるらしいのでこの3年間探し続けているのですが、未だ願いは叶わずです。
ネジバナは、何故捩じれているんだろうって、そう思ったことありませんか?
「花がみな一方向に向けば茎が傾くので、花の方で工夫してわざとねじるように花をつけるようになったという説がある」なんて、そんな味も素っ気もないこと言わないで頂戴な。
あまり捩じれていないものだってあるけど、特に傾いているとも思えないしさ。
村娘がどうしたとか、母親がどうだったとか、陳腐な民話風なお話でいいからさ、もう少し夢の持てる説は無いのかよ。
ネジバナ単独で鉢植え栽培をしようとすると、栽培がかなり難しい場合がある。
ネジバナの根は菌根となって菌類と共生しているが、ネジバナに共生する菌根菌として知られるもののひとつは、植物遺体を分解して生活する担子菌の Tulasmella calospora であり、これは不完全菌 Rhizoctonia の完全世代のひとつである。(Wikipediaより)
いかがです? この文章、理解できましたか?
なんだか不親切な表現ですよね。
「これは不完全菌 Rhizoctonia の完全世代のひとつである」なんて閉められても、なんのこっちゃです。
ネジバナの根は「菌根(きんこん)」といって、根の中に菌類が共生しているんだそうです。
根の中にいる菌類は、地中にある枯れた植物などを分解吸収して生きています。
菌類が分解した栄養が、ネジバナにも供給されていると考えられます。
ネジバナは、この菌類と共生しないと生育出来ません。
鉢植えの栽培がうまくいかないのは、枯れた植物など菌類の栄養供給が途絶えてしまい、菌類の消滅とともにネジバナも消えてしまうと、こういうことらしいのですがね。
数株纏めて寄せ植えしたり、他の植物と一緒だと、育てやすいようですよ。
ネジバナの花が天辺まで咲き進むのは、梅雨があける頃だと言われています。
今年の梅雨明けは、いつ頃になるんでしょうか。
というか、梅雨入りが言われて以来、あまり雨が降っていませんよね。
こういうものは、降るときに降ってもらわないと、あとあとが大変なんだよね。
ネジバナは、大人になってから何かの記事で読んで知った名前です。
しかし、ここしばらく見ていません。どこかで咲き始めていると思うのですが、もう少し、あちこち歩かないと見つからないような気がします。
ツルアジサイは、白樺に巻きついているところを、わりにあっさりと見つけました。
6~8月に咲く花も多いので、たくさん見に行こうと思います。
僕も、着々と撮っています。
まだ、撮りたりなく、もう少し更新はおくれそうですが。。
緑色かあ、気をつけてみます♪
この時期だけ強く自己主張することもなく楚々と花を咲かせる
ネジバナたちに、スプリング・エフェメラルに相当するような
呼び方をあげたいものと思います。
青山墓地にはたくさん咲いているんですね。右巻き左巻き、
真っ直ぐ、濃いピンク薄いピンク、白、個性豊かですね。
蚊を追い払いながらネジバナとたっぷり向き合われた時間、
蚊たちにとっても充実の時間になったのでは??ヒェ~
私の散歩コースで1ヶ所見られる場所を、昨日チェックして
きたのですが、1本も!見当たりませんでした。少し前に
草刈がされた形跡がありましたから、そのとき容赦なく一緒に
刈り取られてしまったのかもしれません。今年は会うチャンスが
ないかも…涙
ヒダリマキとの名前、しゅうこさんもそう呼んでいらっしゃったんですね。
モジズリも使ってらっしゃったんだ。
私の田舎にはネジバナは無かったので、出会いは40歳を過ぎてからです。
ネジバナという名前だと教えられて、えらく納得しました。
しばらく見てらっしゃいませんか。
どこかで出会えるといいですがね。
北海道にはツルアジサイは比較的多く生育しているとの記述を見かけましたが、出会われたんですね。
白樺に巻きついているというのも、いかにも北海道らしい風景ですね。
そうですね、まだまだ花たちは登場してきますよね。
たくさん見ましょうね。
★noodlesさん
小花フェチにはたまらない花ですよね。
ラン科だというところも、評価が高かったりしませんか?
いろいろな表情のネジバナたち、見せてくださいね。
緑のネジバナには、是非とも出会ってみたいものです。
気を付けて探してください~~
★ポージィさん
偏愛はネジバナに限ったことでは無いんだけど、この可愛さを前にすると、つい力が入ってしまいます(笑)。
>スプリング・エフェメラルに相当するような呼び方をあげたいものと思います
そうですよね、ネジバナに称号をあげてもいいですね。
かといってサマー・エフェメラルじゃ間が抜けていますし、何かいい呼び方はないもんでしょうか。
青山墓地には、ほんとにたくさん咲いています。
梅雨入り前頃に草刈りされた通路の芝のなかから、次々に顔を出していますよ。
毎年いい時期に雑草たちを刈り取ってくれて、ネジバナたちには恵まれた環境を作ってくれているんでしょうね。
いろいろな個性を見ることができる、ネジバナの宝庫です。
緑のネジバナには出会えていないのが、返す返すも残念です。
こんなにたくさんあるんだから、確率からしても緑のものがあってもいいんじゃないかと、ブツブツ言いながら探してます(笑)。
蚊ですか?
比較的明るいところで撮りましたので、被害は最小限で済みました。
5匹ばかり退治しましたかね(笑)。
あらら、散歩コースにはまだネジバナの姿はありませんでしたか。
草刈りされた形跡がありですか。
根こそぎやられていなければ、これから出てくるものもあるんじゃないでしょうか。
諦めるのはまだ早いんじゃありませんか。
もう少し待ってみてください。