goro's 花 Diary

東京の街を彩る花たちを追っかけています。

オハギとボタモチ

2006年03月20日 | つぶやき…


週始めなんだけど、明日が春分の日で休日ということで、谷間~~ってとこです。
陽射しはすっかり春ですね。気温もそうだし。
そろそろ、桜の開花宣言、発令じゃないのかな。
早いものは、もう咲いてましたよ、ソメイヨシノも。
東京の開花の標準木、靖国神社のソメイヨシノはどうなんでしょうかね?
外苑の枝垂れ桜は、ピンクの洋服に着替えているもの、かなり目についたなあ。
爛漫の春、すぐそこまできてます。
心して迎えましょうね。

お彼岸に食べるのは、オハギ?それともボタモチ?
そもそもオハギとボタモチの違いは何なんでしょうか。
関東と関西の呼び方がどうの、ツブアンとコシアンがどうの、大きさがどうとか、かまびすしく言う人もいますよね。

答えから先に言いますとね、どちらも同じものです。
拍子抜けしたかた、いませんか?
漢字にしますとね、オハギは「お萩」、ボタモチは「牡丹餅」です。
どちらも花の名前がつけられていますよ。

そろそろ何かが見えてきませんか?

萩と牡丹。秋の花と春の花。
そうです。秋の彼岸に食べるものをお萩、春は牡丹餅というのです。
ここにもまた、日本人の持つ感性が表現されているのですね。

粒餡と漉し餡の話はどうなんだというむきへの答えはね、どちらでもいいんです。
またまた拍子抜けですか。
ただね、小豆の収穫時期の問題で、皮の柔らかい秋に粒餡、春には固くなっている皮を取り除いて漉し餡、という考え方もあるようです。
でもこれは、あくまで好みということでいいんじゃないかな。

みなさんは牡丹餅を食べたのかな?
おじさんは、小さめで粒餡の牡丹餅を、一つだけ食べたいと思ってますが・・・


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6 コメント

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大きいから…… (こぐま)
2006-03-22 09:27:04
わたしも、こっちきて、おはぎとぼたもちの違いを知りました。

国東半島は、そもそもは修行僧が開拓した土地。

「仏の里」と呼ばれるだけあって、今もこのあたりの人は信仰深い。



仏教、こうぼうさん、神さま、先祖、自然…

あらゆる自分より大きなものに対して敬虔な気持ちをもっていて、季節の風習のたぐいはどれも大切にする。

とうぜん、おはぎやらぼたもちもつくる。

でね、ちゃんと春は「ぼたもち」秋は「おはぎ」

と呼び分ける人もけっこう多いのだ。



ところで、GOROさんは、甘いもの苦手だもんなぁ。

こぶりのぼたもちをご所望ですが、

あれって、昔の人にとって、ハレの日のせいいっぱいのふるまいでしょ。

だから、やたらに「デカイ」ことにも意義がある。

こぶりのって、邪道でっせ。

(おちょくってごめんなさい)



ってなわけで、わたしにはとても食べられません。

じつは、まだ手を出したことがない。



そもそも甘いものはどうもだめ。

じつは、ご飯に甘いアンコ!???

ってだけで、なにやら、あの……

味を想像するだけでダメなのです。

非国(東)民?
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おはぎとぼたもち (ポージィ)
2006-03-22 09:53:16
子供の頃、この二つの違いはなんだろうと首をひねったことがあります。

おでんと関東煮にも首ひねってましたが(^^)



私の育った環境では春と秋での呼び分けしてませんでした。

母は「おはぎ」って言ってたかな。祖母(母の母)は「ぼたもち」って

言ってたような… あるいは違う時期に聞いた言葉をごっちゃに

しているだけなのかもしれません。



祖母や伯母たち(母の姉)が作ってくれるぼたもち(おはぎ)には

必ず具沢山の濃い目の赤出汁のお味噌汁がセットになっていました。

甘いものを食べた後のお口直しってとこですね。栄養的にもgood。

実は、母は病気で体が不自由だったので、ぼたもちはいつも

祖母&伯母が作ってくれたものを分けてくれていました。

祖母はもういませんが、伯母はいまでも作るのかしら?

なんだか無性に懐かしい味を食べたくなっちゃいました。

スーパーで買ってくるものは、あれは甘い御菓子です。
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ぼたもち (こぐま」)
2006-03-22 15:43:38
ポージィさま

わたし、ぼたもち、とは、子供のころ

「棚からぼた餅」のいわれのゆえんとなった

もち、のことだと思ってました。

なんでそんな誤解が生まれたかというと、

家はキリスト教だったんで、お彼岸をよく知らなかった。

そもそも、ぼたもちとは、お彼岸にそなえるもちということを知らなかったのです。

よもや、牡丹なんて、風流な名前とは思ってなかった。



だから、イメージもなんだか下卑たというか

あんまりいいイメージもってなかったんだ。

ヘンな名前の和菓子ってイメージでした。

あぁ、なんと恥ずかしい。
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ありがとうございます (悟郎)
2006-03-22 17:52:17
こぐまさん

国東半島は、摩崖仏なんかもあるんだよね。



そうなんだよね、宇和島のボタモチも大きかった。

茶碗一杯分なんてもんじゃなかったな。

二杯とはいわないけどさ。

口の周りに、餡子ベタベタくっ付けて食べたもんです。



「棚からぼた餅」のボタモチも、このボタモチのことですよ。



ポージィさん

宇和島ではボタモチ一本槍でしたよ。

オハギとは言いませんでした。



ボタモチっていう音の響きが敬遠されるのか、オハギのほうで呼ばれることのほうが、こちら関東では多い(ほとんど)ようです。

漢字で牡丹餅と書くと、まだ抵抗は少ないでしょうがね。



へー赤出汁(一発変換できて、びっくり!)のお味噌汁ですか。

そういえば、お汁粉にも、シソの実の塩漬けが付いてきたりしますよね。



懐かしい味、思い出しましたね。

私も今なら、おふくろの作った大きなボタモチ、食べられるかもしれません。

あり得ないから言えるんですが(笑)。
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こぐまさま(^^) (ポージィ)
2006-03-22 21:35:35
うふふ みんな同じならちっとも恥ずかしくなんかありません。(?)

子供のとき、

「棚からぼたっと餅が落ちるって、いったいなんのこっちゃ」と

思ったことを、ここに白状します。

「牡丹餅」ならぬ「ぼた(っ)もち」ではあんまりいいイメージ

ないですよね。

ちなみに、子供時代は「ぼたもち」はお年寄り用語なのかな、と

思ったこともあわせて白状いたします~
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わ~い! (こぐま)
2006-03-23 09:50:24
恥ずかしさかまわず、白状するもんですな。



そうなんだ、ポージィさんもか。

もしかしてポージィさんは同類なのかも。

急に親しみを覚えます。



なんて言ったら、GOROさんに

「なわけない。お前、それ言い過ぎ!」

と、あきれて怒られそうですが。
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