６月３日（日）
松阪市嬉野ふるさと会館で、第６３回三重県、第５９回
松阪地区母親大会が開かれました。
私は、午後の記念講演を聞きました。
講師は首都圏で生活困窮者支援を行っている聖学院客員
准教授の藤田孝典さん。「広がり続ける格差と貧困～若者
から高齢者まで～」と題するお話しでした。
藤田さんは「下流老人」の著者です。諸外国と比べて
経済大国日本の貧困のひどさがよくわかりました。
経済大国にふさわしい社会保障の充実した日本に変えて
いこうと思いました。
なお、明日（４日）午後１０時からのNHKのクローズアップ
現代に藤田さんが出演するとのことです。
６月３日（日）
アルコール依存症からの回復をめざして活動して
いる三重断酒新生会中勢ブロック結成４１周年記念
大会が津市内で開かれたので来賓として出席しました。
私は初めての参加でした。
体験発表が行われ、依存症の本人と家族がそれぞれ
報告されました。
夫の依存症と暴力のため、自らの命を断とうと線路
に横たわったが、何もこわいと思わなかった。でも
娘さんの呼ぶ声にハッとわれにかえったとの発言に涙。
私は、来賓あいさつで、昨年３月に三重県のアルコ
ール健康障害対策推進計画が策定されたが、「三重方式」
として注目されている。依存症からの最終的な回復は
医療機関だけでは難しい。自助グループを活用する
方向で推進計画を具体化していると、しんぶん赤旗の
記事を紹介した。
