5月20日(日)
きょうの午前は三重県で最後に整備された広域防災拠点
(北勢拠点:四日市中村町)の開所式と三重県広域受援計
画にもとづく活動実験が行われたので来賓として参加した。
広域防災拠点は平成13年の中勢拠点(津市)に続いて、
東紀州の紀北と紀南拠点、伊勢志摩拠点、伊賀拠点、そして
最後の北勢拠点が整備されたことで県内5地域6カ所の整備
が終わったことになる。
北勢拠点は、東名阪自動車道四日市東インターチェンジ
の隣にあり、新設された四日市市北消防署北部分署の屋上
のヘリポートと一体的な活用や御在所PAとも協力できる
利便性の良い位置関係にある。総事業費は約13億円。
備蓄機材や物資倉庫、会議室や無線機械室などもあって
活動の拠点となる。
開所式にあわせて三重県受援体制整備に向けた活動
実験が全県的に行われた。
災害時における広域患者搬送SCU実験も行われた
ので見学した。大切な施設であるが、災害が起こらず
実際に使われないことを願いたい。
※SCUとは
大地震などの災害時に、自衛隊の駐屯地や空港な
どの施設に臨時の医療施設を立ち上げ、被災地内では
治療できない患者を被災地域外にドクターヘリや、
自衛隊のヘリなどを使用して運び出す広域患者搬送。