7月7日(金)
治安維持法犠牲者国家賠償要求同盟三重県本部
の第27回大会が、湯の山温泉で開かれたので初め
て出席した。
安倍内閣によって共謀罪法が強行可決されたところ。
治安維持法の現代版ともいえる法律。お父さんが
何度も連行されたHさん(86歳)も参加されておら
れる。松阪市のNさん(93歳)は、4歳のころ大澤
茂さんが虐殺された。その時、松阪市公会堂に人が
いっぱい集まって、火葬場まで歩いたことを覚えて
いると話された。
※当日配られた三重県大規模「治安維持法」弾圧
事件のなかに大澤茂事件(1928年)との記録あり。
それによると、大澤さんは、事件当時労働農民党三重
県連書記。
1928年10月、昭和天皇が即位後の伊勢神宮
参拝の時に、危険人物として松阪署に予防拘禁。
宇治山田署、津署とたらいまわし、食事も与え
られず津警察署で11月17日に虐殺される。
葬儀は無産団体葬として無産団体旗を先頭に
松阪公会堂から火葬場まで約2キロを3000人
の葬列。とある。
再び暗黒の時代に戻してはならないと参加者
は誓う。
大澤茂事件のことを語るNさん。