国内生命保険第2位の第一生命保険が4月1日、
相互会社から株式会社に転換し上場する。
相互会社は多くの人たちがお金を出し合い、その中で死亡した人がいれば、
そのお金をその人に渡すいう相互扶助の仕組みから成りなったものだ。
だから、相互会社を所有するのは契約者になる。
今回の株式会社化により、第一生命の契約者820万人のうち、
738万人が株式を受け取る権利が割り当てられた。
このうち株式を受け取るのは120万~130万人という。
1株未満のため株式を受け取る権利がない人と株式保有を希望しない人には、
第一生命が引き取り、市場などで売りに出して現金で配る。
およそ配られる現金は1兆円になり、
割りあてられる株式はは4000億円になるという。
契約者にとっては、お金が天から降ってきたという感覚だ。
昨年の定額給付金でも2兆円だ。
このお金はどういう使い方がされるか。
家計や企業に及ぼす影響は大きい。
ちなみに私は第一生命の契約者でないのでお金はこない。