千葉法務大臣は29日のインタビューで、夫婦が別々の姓を名乗ることを認める、
選択的夫婦別姓について「これまで民主党の政策として掲げてきたので、
その立場で進めていきたい」と語った。
夫婦別姓を巡っては、法相の諮問機関である法制審議会が1996年に
導入を答申したが、与党だった自民党が「家族の一体感を損なう」などを理由に
強く反対してきた経緯がある。
千葉氏はこれに関連し、「法制審議会で答申があったのに、
実現できなかったことの方が異常だ」と言っている。
福島瑞穂・男女共同参画担当相も29日の記者会見で、
選択的夫婦別姓を導入する民法改正案を通常国会に提出して、
成立を目指すことを述べた。
現在の法律では、男女が結婚したらどちらかの苗字(姓)を選んで、
夫婦は同じ姓にならなければならないことになっている。
そして現状では結婚に際し、98%の女性が改姓している。
姓が変わることをいやがって事実婚にしているカップルもいる。
また、仕事上の姓が変わるマイナスを防ぐために、
仕事上は通称として旧姓を使っている人もいる。
我々税理士も旧姓で税理士登録をすることができる。
子供の姓をどうするか等解決すべき問題点も多いが、
伝統も時代によって変わるものもある。
多いに議論を進めてほしい。
ちなみに福島瑞穂大臣は弁護士の夫(?)と事実婚らしい。