紳士服店最大手の青山商事は、東京上野に若者用スーツなどの売れ残りを、
30%~90%割引で売るアウトレット店を開く。
原則として発売から1年程度たった旧商品のみを扱い、
中心価格はスーツが3,000円~27,000円、シャツが950円~4,000円という。
衣料品業界ではアウトレットの都心出店が相次いでいる。
東京・お台場の商業施設「ヴィーナスフォート」の3階部分にも、
昨年東京23区初のアウトレット施設がオープンした。
これまでアウトレット施設は都心から遠く離れた郊外に数多く作られてきた。
ただし交通アクセスが難点で、渋滞に悩まされることも多い。
そのネックを解消する立地として都心が脚光をあびているわけだ。
消費者の低価格志向を追い風にアウトレットはこれからも伸びる。
空き店舗がたくさんある浜松の街中にもアウトレットモールがあったら面白い。