海外への留学生を２０３３年までに
年５０万人にする目標。
文部科学省はこの実現に向け
給付型奨学金の対象者を
２０２４年度に現在に比べ
７割増の３万人にする方針を
固めたという。
高校段階での意欲喚起も重要とみており、
留学情報の発信やプラン策定などを担う
「留学コーディネーター」の
高校への配置も進める。
若いうちに海外を経験することはいいことだ、
人材育成に力を入れたい。
２０２４年春に適用される
時間外労働の上限規制。
日本建設業連合会が加盟各社に出した要請で、
発注者に提出する見積書の作成段階で、
週休２日と労働基準法に定められた
週４０時間労働を前提とした
工期の設定を求めた。
一部の建設大手では週休２日で現場を
運営できる工事の受注を基本に
発注者と交渉する方針を決めた。
これにより受注を絞り込む動きが
強まっているという。
建設業の２０２４年問題も深刻化している。
東京商工リサーチに調べ
「２０２２年度は全国１万９２１７の
企業が社名を変更」
変更後に最も増えた言葉は
持ち株会社を示す
「ホールディングス」で、
持ち株会社に多い。
最も減ったのは「工業」で、
漢字の堅いイメージの払拭。
社名変更した企業の業種では、
「サービス業など」が４１．１％を
占め最大という。
社名変更でイメージを変えるのもいい。
東京都の新興企業「パワーエックス」が
開発に取り組んでいる「電気運搬船」
地方では太陽光や風力など
再生可能エネルギー由来の電気が
余ることが多く、
船に搭載する蓄電池にためて、
都会向けに輸送する計画。
一度に運べる電気は約２４万キロワット時で、
２万４千世帯の一日分の使用量に相当するという。
再生可能エネルギーに向けた開発は
これからの重要施策だ。
アサヒビールは「スーパードライ」で
アルコール度数が３．５％のビールを
１０月に発売する。
既存商品の度数は５％なので１．５％低く、
カロリー量では４割低く、
糖質量も７割少ない。
缶には赤いプルタブを使い
見た目も差異化している。
国内で日常的にお酒を飲む人は２０００万人、
お酒を飲めない人とあえて飲まない人が
合計で５０００万人いるという。
市場のすそのを広げる戦略で、
新たな顧客が増やす。
