給食・カラオケを手掛けるシダックスの2010年3月期の連結営業利益は、
前期比14%減の約75億円になりそうだという。
個人消費の冷え込みでカラオケ店の客数の減少の影響が大きい。
カラオケ店は競合他社に比べて高価格帯のため、
消費者の節約志向の影響を受けやすく、
既存店売上高が前年を下回っている。
カラオケシダックスは北海道から九州まで店舗を持つ大手だ。
シダックスはレストランチェーンを展開しているため、
料理の評判もいいらしい。
ランチメニューや居酒屋顔負けの宴会コースもあり、
店舗によってはスペシャルルームやGOLDルームといった豪華な部屋もある。
シダックスは高付加価値の戦略だ。
売上減っているといってもまだ黒字だ。
単価を下げると客数は伸びるが、売上が増えるかはわからない。
単価を下げるためには、コストを下げなければならない。
コストを下げず単価を下げたら自殺行為になる。