春分の日も過ぎて、すっかり明るくなった午前6時の気温はマイナス2度。
曇り空ですが、ご当地周辺は無風の穏やかな朝でござる。
室温も18度あって、ストーブに火を入れましたが、なくても過ごせる温かさだ。
そんなことで、北海道はすっかり春の趣ですが、首都圏はきのう雪だったそうで、まことにご愁傷さまでござった。
しかも箱根町なんぞは結構な積雪で、テレビニュース見てビックリ仰天でした。
なんといっても、積雪の坂道を、前輪駆動の車で、しかもノーマルタイヤで登ろうとする暴挙をテレビ中継しておった。
登りも下りもニッチモサッチモいかないわけで、悪いけど、その様子は多くの北海道民が「あ~あ~!!」「ありゃりゃ~」と口開けてみておった。
あそこは「スリップして上がれないクルマが続出するから画になる」と踏んだテレビ局が想定したとおり!!
中継車を出して大正解の大渋滞だった。
当ブログで何度も書いてますけど、雪の坂道は4輪駆動の車でないと、上り下りなどまずムリだ。
申し訳ないけど、テレビの中継の映像見ておって、なんて浅はか、なんて知識がないのかと、口あんぐりだった。
ああいうの、過信というのでしょうか、それとも自然を舐めておるというのでしょうか?
「な、舐めたら、いかんぜよ!!」とのたまった夏目雅子さんの名台詞を、箱根町の雪の坂道で身動き取れなくなった皆さんに捧げたいおぢでござる。
くどいようですが、雪の日に坂道を上るなら、車は4輪駆動車、タイヤはスタッドレスに限るのだと申しておきましょう。
そんなきのうの午後、2019~2020年の冬に暖房として使う薪「追い上げ材」がトラック1台分届いた。
雪が大量に残っておって、少し早すぎなのですが、そこはおぢも了解して持ってきていただいた。
チェンソーで切るには土の上より雪のあった方が、刃が傷む危険が避けられていいわけですけどね。
去年は初夏、6月14日にトラック2台分が届いておるから早くて助かるといえば助かる。
去年は6月半ばから作業が始まって、夏の暑い時季は作業をお休み。
結局、薪をすべて始末したのは秋口にずれ込んでもうたのです。
今年は、早いスタートになりそうですから、夏前に終了しそうで少々ホッしてもいる。
ではありますが、今年は雪のため、この冬使う薪をまだ床下に取り込むことができない。
したがって、切って割った薪を薪小屋に積んで乾燥することもできず、当分、野ざらし状態になる。
薪割り作業の開始は来週になるかなぁ、、、
これも「筋トレ」と思って励むことにいたします。
ところで、
10万年と気の遠くなるような先まで毒性が消えない「放射性廃棄物」の処理問題を扱ったドキュメンタリー映画「チャルカ」の上映会が、この土日にお近くの蘭越町で開かれる。
チャルカとはインドの言葉で糸車。
「めぐる因果は糸車」というそうだ。
蘭越町は町名を冠したブランド米「らんこし米」の産地でござる。
おぢが毎朝いただくのは、このらんこし米の「ゆめぴりか」だ。
悪いけど、コシヒカリなんぞ、なんぼのもんじゃい!! といいたくなるほど旨いコメでござる。
で、この蘭越町内4か所でこの映画の上映会が開かれるのだ。
ご当地もそうですが、蘭越町も北電泊原発の30キロ圏内にある。
一旦原発の過酷事故が起きれば、営々と築き上げてきたこのブランド米も、あっという間にアジャパーだ。
以前、脱原発のパレードで、ニセコ町のある農家の方は「農家は畑を持って逃げれません!!」とプラカードに書いた。
そう、農家は土地が汚染されると、生きるすべを失うのです。
土地がないと生きていけない農家から、土地を奪ってしまうのが原発事故ですわ。
「農家は畑を持って逃げれません!!」は胸に沁みます。
福島の農家はいまも、おいしいコメをつくっていますが、安く買い叩かれるか、場合によっては売れないコメだ。
福島のある農家はこう申しておりました。
「風評被害、風評被害、って言うけど、実際、土地には放射能があんだ」は忘れられません。
一旦原発で過酷事故が起きれば、二度と取り返しがつかないのです。
そんなこんな、トイレのないマンションといわれる原発、そして、そのウ〇チに例えられる放射性廃棄物は10万年も消えないのだという。
我がニッポン国には、すでに広島型原爆120 万発分(小出裕章・元京大助教)の核のゴミがあるそうだ。
「チャルカ」はこの問題に真正面から向き合って、暮らしや社会のありようを問いかけるという。
24日(土)午後2時から蘭越町の町民センターで上映で、入場料は500円だ。
ほかにも町内3か所で上映会が催されるそうだ。
御用とお急ぎでない方は、ぜひご覧くださいな、そこんとこヨロピクね!!
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