おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

「機能性表示食品」って役所は、ほぼノーチェック 元凶は安倍さんだった…

2024年04月04日 | Weblog

まもなく午前6時になるところ。

スカッと晴れのお天気、気温はマイナス3度だ。

ですが、きょうも最高気温は二桁、連日プラス10度になる。

春ですなぁ~

昨夜はズンバで汗かいてまいりました。

かつては1時間半、ほぼ踊ってましたけど、昨今は初めに30分連続で階段昇降。

そののち30分の筋トレとストレッチ、そして最後に30分のズンバです。

こっちも高齢化なら、コーチも高齢化ってことですかね。

それでもしんどい1時間半を過ごすと、今朝は心身ともにスッキリするから不思議ですワン。

そんなこんな、

「機能性表示食品」小林製薬の「紅麹」で死者5人、入院114人、800人が体調不良だ。

製薬会社によるとんでもない健康被害ですわ。

その元凶はというと、ときの総理安倍晋三さんだ。

安倍さんが「健康食品の機能性表示を解禁いたします」と高らかに宣言したのは2013年。

その年6月に開催された内外情勢調査会の「成長戦略第3弾スピーチ」のことだと日刊ゲンダイ電子版が伝えております。

このとき安倍さんはこう申したそうだ。

「現在は、国から『トクホ(特定保健用食品)』の認定を受けなければ『強い骨をつくる』といった効果を商品に記載できません。お金も時間もかかります。とりわけ中小企業・小規模事業者には、チャンスが事実上閉ざされていると言ってもよいでしょう」

そこで面倒な手続きのない「機能性表示食品」だった。

ようは「1件ずつ審査して国が許可する」のがトクホ。

一方「機能性表示食品は届け出だけ」で国の審査はナシだ。

つまり、「機能性表示食品」は、ほぼノーチェックってことらしい。

国民より企業を優先したってことになる。

その後、機能性表示食品は急成長、今年3月時点での届け出はトクホの6倍を超えた約6800件だそう。

記事によると「スタート時から全国消費者団体連絡会や日弁連、主婦連合会などが健康被害を危惧し、行き過ぎた規制緩和の見直しを求めてきた」という。

「それみたことか!」ってことらしい。

なんだかんだアベノミクスの成長戦略の一環であり、安倍元首相がトップダウンで決定した規制緩和だった。

制度が開始した2015年、消費者庁の担当者は「こんな制度ありますか!」と怒っていたそうな。

「俺たちも上から押し付けられ迷惑している」感がありありだったとも。

今回のこの問題、結果的には「行き過ぎた規制緩和」ってことで終着するのでしょうか?

そうだとしたら、安倍さんのトンだ置き土産、いやはやです…

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿