おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

サブプライムの闇

2007年08月21日 | Weblog
米国発の「サブプライム問題」で世界の相場は大荒れでございます。
だいたいサブプライムローンの残高が1.3兆ドル、というから約150兆円じゃ。
日本の国家予算は約80兆円(特別会計を除くとね)だから、とんでもない額ってことのようだ。
で、このサブプライムローンがあちこちにまぎれ込んでおって、誰も皆目見当がつかない状態なのだそうだ。

豪州や欧州のファンドでも損失が相次いで発覚しておるそうで、これってニセコの豪州バブルにしっかりかかわって来る。
いやはや、困ったもんじゃ。

なんでこんなことになったかというと、米国では銀行がサブプライムの「ローン債権」を証券化して投資家に売却する仕組みになっておるからだそうだ。
つまりは、投資信託に組み込まれていたり、リート(不動産投資信託)に組み込まれたりしておるそうな。

で、一般庶民もわけわからんままに投資信託買ったら、サブプライム債権がまぎれておったってことのようだ。
怖いねぇ、アメリカさんのやることはさ。

そもそもは、米国で作られたこのインチキ・ローンが問題じゃ。
金のない貧乏人でも、高金利のローンで家が買えちゃうなんて、いつかどっかで破たんするじゃろが。
などと思うのは、バブルの記憶が新しいニッポン人だからだろうね。

ニセコのスキー場界隈でも、とっとと豪州人に土地建物を高値で売ったニッポン人の皆々様が、今回の勝ち組って事のようだ。
この春までに売り抜けたお方は、まことに先見の明があったってことじゃね。
羨ましい…

ところで、この先、ニセコでボンボコ建っておったあの建物、一体全体どうなるんじゃろ。
まぁ、実需としての豪州スキー客はこの冬も来るのだろうけど、土地建物バブルは、今回のサブプライム問題を契機に急速にしぼむに違いない。
これから、スキー場界隈で土地建物の叩き売りが始まるのかねぇ?

話は変わるけど、この夏、ニセコスキー場界隈で宿泊する観光客が激減したようじゃ。
というのも、これまで夏の需要を掘り起こしてきたニッポン人経営のペンションやロッジが、豪州人に買われてしまって、宿泊施設がないのじゃ。
つまりはいつも来ておったニッポン人観光客の泊まる場所が消えちゃったのよ。

色々なことが起きるのですねぇ、グローバル化した経済ってさ。




お久しぶりぶり

2007年08月21日 | Weblog


お久しぶりでござります。
いやぁ、いい夏季休暇でござりました。
日ごろの疲れがぶっ飛び状態でござります。
 
この間、世間ではあれやこれや、なんだかんだ、ござりました。
サブプライムローン問題がはじけて、世界経済が大騒ぎ。
おぢも多少影響を受けましたけど、世間の皆様に比べれば、たいしたことではござりませぬ。

金波銀波の波乗り越えて来ましたゆえ、それなりに被害は少ないって事でしょうか。
高い授業料、払ってきたもんねぇ~
どうやらこの先の凍傷、もとへ東証の鉄火場もちょいと怪しい。

アンポンタンの日銀が次の一手をどう打つか、これで目先がどうなるか。
日銀総裁、ここはきっちり記者会見せんでどうするの。
びしっと、利下げしていだだかないと、危ないことになりますです。

中でも流行だったリートとかで、大損こいてビビッておる皆様もごっちゃりおってさ。
まぁ、これはもう自己責任ってことでござりますけど。
なまんだー、なまんだーでござります。

一般庶民がリートなどというわけ分からんもんに手を出してはいけませんね。
そんなこんなではありまするが、おぢは元気でござります。
ちょいと酔っ払いにつき、今夜はごめんなさいでござります。

じゃぁ、またねぇ。
あしたはしっかり書くからねぇ、、、