読書など徒然に

歴史、宗教、言語などの随筆を読み、そのなかで発見した事を書き留めておく自分流の読書メモ。

中国は野蛮なサイバースパイ国家

2013-02-06 09:06:00 | 事件
wsj日本版から

昨年、ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)のオフィスにやって来た、情報機関の事情に詳しいある議員によると、最近のサイバースパイ行為に関する限り、米国企業には2種類しかないそうだ。ハッキングされた企業とハッキングされたことに気付いていない企業だという。

  具体的には、WSJの編集者、記者、論説委員など20数名の電子メールアカウントが中国政府によって数カ月以上にわたってハッキングされていた。ハッカーたちはWSJのシステムに侵入し、中国に関する報道をモニターしようとしていた。われわれはそうしたハッキングに昨年気付き、その対策を講じてきた。WSJに対する攻撃は、サイバースパイ行為を中国軍のある部隊によるものと考えているニューヨーク・タイムズへの侵入や、昨年起きたブルームバーグ・ニュースに対して試みられたハッキングに類似している。

 抗議されることを覚悟であえて言うが、われわれはこうしたハッキング行為を同じ部隊によるものと考えている。ニューヨーク・タイムズは中国側の動機について、温家宝前首相の一族の莫大な蓄財に関する同紙の調査報道と関係があるとみている。ブルームバーグは、当時国家副主席で現共産党総書記の習近平氏の親族の膨大な資産に関する暴露記事を出したあとにハッキングされたと確信している。


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