読書など徒然に

歴史、宗教、言語などの随筆を読み、そのなかで発見した事を書き留めておく自分流の読書メモ。

フクシマは日本のロボット産業の追い風になるか

2013-02-23 10:35:29 | 科学
wsj日本版から
ウォール・ストリート・ジャーナルの開催したカンファレンス「イノベーションの未来」では20日、パネリストらがイノベータ―になるのに必要な能力や世界的に見た中国の役割、創造力の育成、経済減速時に生じる機会について討議した。以下はその抜粋。
福島原発事故は日本のロボット産業にとって追い風となるか?

福島第1原発の事故後に活躍した米国製ロボット(2011年4月17日)
ただ、競争は厳しくなるかもしれない。グリシン氏によると、急激なコスト減や製造の外注化によって、ロボット会社を立ち上げることはかつてないほど容易になったという。5年前には考えられなかったことだが、現在では、技術者5人程度と20~30万ドルの資金があれば会社立ち上げが可能だ。ロシアで最も成功した若手起業家の1人とされるグリシン氏は、自然災害でロボット産業への関心に火がついたことは過去にもあるという。1986年のチェルノブイリ原発事故後にロシアでロボット産業が発展しように、日本でもこの分野でのイノベーションが増えるかもしれない。

同氏は起業家志望に対して、ロボットの機能がどんなに素晴らしくても、見かけをよくすることも怠ってはならないとアドバイスする。醜いロボットは誰も買わないという。


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