読書など徒然に

歴史、宗教、言語などの随筆を読み、そのなかで発見した事を書き留めておく自分流の読書メモ。

春の到来を科学する─米国で始まった市民観察ネットワーク

2013-03-20 09:12:18 | 自然
By ROBERT LEE HOTZ
wsj日本版から


ウィッチヘーズルの木を観察するボストン大学の植物学者リチャード・プリマック氏

 春の到来をいち早く知るため、数千人ものナチュラリストたちはボランティアで、サクラやライラックの花が最初に咲いた日や、オオカバマダラやハチドリが北へ向けて飛んだ日、また昆虫が動き出し、コマツグミが巣作りをした日米気候データセンターによると、こうした記録を総合すると、春の訪れがこの数十年間で早まっていることがわかった。記録データは、米国のほとんどの地域で1世紀前より約2週間、作物が最もよく育つ季節が長くなっていることを示している。

 アリゾナ州ツーソンに拠点を置く全米フェノロジーネットワークの事務局長で、生態学者のジェイク・ウェルツィング氏は「(最も遅い霜である)終霜の時期がどんどん早まっている。(最も早い霜である)秋の初霜の時期はどんどん遅くなっている」と話した。フェノロジーとは、自然現象の時期を研究する生物季節学のことだ。を記録している。


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