読書など徒然に

歴史、宗教、言語などの随筆を読み、そのなかで発見した事を書き留めておく自分流の読書メモ。

「ウサギ小屋」は誤訳だった?

2012-07-20 08:53:58 | 暮らしの中で
「ウサギ小屋」と言う言葉はむかしから良く効く言葉だ。
日本の家屋が狭いと言う意味で外国から指摘されてきた
言葉だと理解してきた。が、そうでもないらしい。
この語は最初はフランス語で書かれていたらしい。
それが英語に訳される時点で誤訳され、それが日本語
になったと言うのだ。
つまり、ウサギ小屋なる言葉はEC(欧州共同体)の
「対日経済戦略報告書」に出てきた。日本が戦後、急激に
成長してきたその秘密を探った記述の中に出てきたのだと
言う。その表現の中で、フランス語で「cage alapins」と有り
それが「rabbit hutches」と英訳された。そこで「cage~」は
「集合住宅」とか「団地」と言う意味なのだが英訳した人物が
それを知らなかった為に「ウサギ小屋」になってしまったと
言うお粗末な話になったと言う訳だ。



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