あるメルマガから記事を紹介。
最近の我が国における放射能騒ぎを見ると。
福島県の農家から出荷された肉牛から、「暫定基準値」(1キロ当たり500ベクレル)の6倍の放射性セシウムが検出されたとして、世間を騒がせた。
1キロあたり500ベクレルの放射性セシウムが検出された肉を200グラム食べると、被曝線量は1.6μSvとなるという。広島・長崎の被曝者で、健康に好影響のあったという2万μSvの1万分の1以下のレベルである。
逆に言うと、こういう肉を200グラムの1万倍、すなわち2トンほど食べると、広島・長崎の微量被曝者と同程度の被曝量となる。
2トンといえば、毎日200グラム食べても1万日、すなわち、27年かかるわけで、そんなに食べても放射能としては、健康には問題のない、あるいは好影響のありうる水準なのだ。逆に、こんなに牛肉ばかり食べていたら、肥満、動脈硬化、高血圧で早死にしてしまうだろう。
となると、そもそも、この「暫定基準値」の根拠は何なのか、ということになる。結局、これも半世紀以上前のマラー博士の研究に基づいて、「放射能は少なければ少ないほど良い」という仮説から、根拠もないままに、無理矢理低い水準を設定したものなのではないか。わざわざ「暫定」とつけている所に、そんな逃げ道が感じられる。
こんな「暫定基準値」を何倍か越したからと言って、風評被害にあう農家の方こそ良い迷惑である。無知に基づく放射能ヒステリーが、被災地をさらに苦しめている、という他はない。
最近の我が国における放射能騒ぎを見ると。
福島県の農家から出荷された肉牛から、「暫定基準値」(1キロ当たり500ベクレル)の6倍の放射性セシウムが検出されたとして、世間を騒がせた。
1キロあたり500ベクレルの放射性セシウムが検出された肉を200グラム食べると、被曝線量は1.6μSvとなるという。広島・長崎の被曝者で、健康に好影響のあったという2万μSvの1万分の1以下のレベルである。
逆に言うと、こういう肉を200グラムの1万倍、すなわち2トンほど食べると、広島・長崎の微量被曝者と同程度の被曝量となる。
2トンといえば、毎日200グラム食べても1万日、すなわち、27年かかるわけで、そんなに食べても放射能としては、健康には問題のない、あるいは好影響のありうる水準なのだ。逆に、こんなに牛肉ばかり食べていたら、肥満、動脈硬化、高血圧で早死にしてしまうだろう。
となると、そもそも、この「暫定基準値」の根拠は何なのか、ということになる。結局、これも半世紀以上前のマラー博士の研究に基づいて、「放射能は少なければ少ないほど良い」という仮説から、根拠もないままに、無理矢理低い水準を設定したものなのではないか。わざわざ「暫定」とつけている所に、そんな逃げ道が感じられる。
こんな「暫定基準値」を何倍か越したからと言って、風評被害にあう農家の方こそ良い迷惑である。無知に基づく放射能ヒステリーが、被災地をさらに苦しめている、という他はない。