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南方熊楠記念館

2007-07-23 16:40:41 | お出かけ

白浜へドライブした途次に上記記念館に寄った。往時潮ノ岬に遊んだ時、その灯台近くに南方熊楠の太平洋をにらんだ巨大銅像あるのを覚えている。
 ○南方熊楠(みなかたくまぐす)(1867慶応3-1941昭和16)
和歌山が生んだ博物学の巨星。柳田国男と並ぶ民俗学の創始者、19歳から14年間アメリカ・イギリスなどへ海外遊学、10数ヶ国語を自由に使いこなし、国内外に多くの論文を発表、日本にミナカタありと世界の学者を振り向かせた。生涯、在野の学者に徹し、地域の自然保護にも力を注いだエコロニストとしても注目されている。
昭和4年6月昭和天皇南紀行幸に際し、田辺湾神島に御案内、御召艦「長門」にて御進講した。域内にはその時の昭和天皇御製の記念碑が建っていた。
館内は何千と言われる収集品、模写書類を集めその保存の良さを誇っている。

梅雨の終り間近の日程であったが、親戚の墓参、白良浜海水浴場のパラソルの賑わい、千畳敷、三段壁、円月島、平草原からの眺望、どれも往時を回顧するものばかりで懐かしく、帰途に寄った全国から集めた魚の「とれとれ市場の」雑踏に揉まれながら土産片手に白浜を去った。

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