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サテライトの投資セミナール

2007-07-02 20:36:11 | お出かけ
題記のセミナールがあるので西宮まで出かけた。
M&A等理解に不慣れな環境の話が多かったが大要は次のようであった。
○概況
・円/ドル為替レートの推移
06年は110円後半の動き07年に入って120円を超えた円安が進む。
・米国企業景況感とGDP成長率・・・やや減速感
・主要通貨圏の政策金利
現在、米国5.25%、日本0.50%、EU圏4.00%、英国5.50%、スイス2.50%、豪州6.25%、NZ8.00%(07年3月,4月,6月と3回NZドル売り介入)、カナダ4.25%。

○グローバル投資の視点
・米国実質GDP成長率の推移予想から2008年にかけて緩やかな回復との見方は続く
・企業の景況感指数は製造業55.0%、非製造業59.7%で足元で改善。
・米国の雇用状況(失業率・個人消費)は改善されつつある。
・日本の2007年前期,2008年の実質GDP成長率は高水準(3%台)を維持。
・日本の企業物価指数、企業向けサービス物価指数、消費者物価指数の推移はともに15年振りの上昇カーブ。

○日本株式市場の投資環境(M&A買収時代の日本株投資戦略)
・日本のM&A件数とTOPEX
2000~2007年と急激に件数は増えているがTOPEXポイントは変わらず。
・経済圏別のM&Aの総金額
2006→2007 日本は2000億ドル横ばい、欧州圏、米国圏ともに15000→28000億ドル
日本が関係するM&Aの総額は米欧に比べ少なかった。
M&Aの内容も外資が日本を買収するもの、日本資本が外資を買収するもの、日本国内同士の買収とうあるが、その形態は様々で子会社化、株の持ち合い、合併、吸収とう複雑を極め各会社等夫々生存を賭けて戦略防衛に研鑽して行かねばならない。