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「当面する国際情勢と日本外交」と題しての講演会

2006-09-07 20:51:12 | お出かけ
  拓殖大学大学院教授海外事情研究所所長森本 敏氏の題記に関しての講演会が西宮のブレラホールであったので出かけた。
森本氏の経歴は防衛大卒、米での日本大使館勤務、テレビラジオ各地講演会出演等で軍事外交にくわしい。最初に今年米独立記念日前後に打ち上げられた北朝鮮のミサイル発射事件に触れ、その驚異的精度の正確さその後の頻度の可能性等を分析して詳述し、さらに大陸間弾道ミサイルの場合の弾道を図示し、これの防衛の為の北鮮基地の先制攻撃の可能性、米日のイージス艦による邀撃作戦の必要性と可能度、外交方面では当面の6ヶ国会議の行方、国連安保での制裁措置、サンクトペテルブルグの7ヶ国サミット関連と広く説明された。
結論としては日米での情報詳細収集の急務と互換性、安保理決議でのロ、中の反対とロシアの中国説得、中国の北朝鮮説得等を挙げ、こんな複雑な情勢の中の日本、その措かれている立場、備えなければならぬ(国家の安全)について総理大臣の交代時期でもあり、充分に考えていかねばならぬ。